2020年5月度 企業型確定拠出年金を公開!
米国企業の株価が思いのほか強かった!
ココ夫は、2015年から企業型確定拠出年金とマッチング拠出で資産運用をしています。
本記事では、アラフィフココ夫の2020年5月度の、企業型確定拠出年金実績を公開します。
企業年金または個人型確定拠出年金(iDeCo)の検討されている方の参考になれば幸いです。なお、投資はあくまでも自己判断でお願いします。
2020年5月度 企業型確定拠出年金実績
こちらがココ夫の2020年5月時点の企業型確定拠出年金の実績です。
外国型株式100%!! ポートフォリオ!? なにそれ美味しいの?
利回り+5.86%とは、加入来の年利換算利回りのことです。以下で詳しく説明します。
2020年企業型確定拠出年金運用実績
こちらが2020年2月からの推移です。
2020年2月までは、加入来の年率換算利回りは約10%の超好成績で運用されていました。
それがコロナショックにより3月末時点では1.87%まで激減しました。しかし5月末時点では半分まで戻りました。
企業年金なので、今すぐ現金化できるわけではなく、あくまで現時点のみなし利回りですが、嬉しいです。
驚異の回復力!
加入来の利回りはプラスですが、3ヶ月、6ヶ月、1年の短期で見た場合の利回りはマイナスとなっています。このことからも、投資は長期目線でみることが大事ということがわかります。
長期投資は個人投資家が装備できる強力な武器!
企業型確定拠出年金の保有銘柄
ココ夫の保有銘柄は、みずほ信託外株インデックスSです。
このファンドは、MSCI-KOKUSAI指数との連動を目指すものです。
信託手数料は、0.143%です。
MSCI KOKUSAI指数?
MSCI-KOKUSAI指数とは、日本を除いた先進国株式の動向を表す、代表的な株価指数のことです。
MSCIは、Morgan Stanley Capital International=モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社の略です。
MSCIが算出したこの指数をベンチマークとしているETFや投資信託はいくつかあります。このみずほ信託外株インデックスSもその一つです。
以下の図は、楽天証券HPにあるMSCI-KOKUSAI指数の説明です。
国別の構成比では、市場規模の大きい米国がダントツトップの約66%を占め、英国、スイス、フランスが続きます。
セクターは、IT、ヘルスケア、金融でほぼ半分を占めます。
先月の記事と比較してもあまり変わりませんね。
そして、マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグルの親会社)と、名だたる企業が投資先上位に組み入れられています。
下のチャートはMSCI KOKUSAIに連動するETFの1つである日興アセットマネジメントのETF(1680)の年初来チャートです。
コロナショックて急激に下げたあと、コロナの収束がまだ不明確な状況にもかかわらず、既に半値戻し状態になっています。
MSCI-KOKUSAI指数に連動するETFなどの投資商品は、10年、20年といった長期スパンでは右肩上がりなので、長期保有が前提のNISA、企業型DCやiDeCoとの相性が良いと言えます。
なお、現在は外国型株式の割合を100%にしていますが、退職の数年前になったら、リスク(収益率の振れ幅の大きさ)のより小さな債権などの割合を増やしていくつもりです。
みずほ信託外株インデックスSとeMAXIS Slim先進国株式インデックスの比較
みずほ信託外株インデックスSは、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとするファンドですが、同じくMSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする人気ファンドに、eMAXIS Slim先進国株式インデックスがあります。
ココもつみたてNISAで買ってるよ
eMAXIS Slim先進国株式インデックスが人気な理由の一つは、当記事執筆時点で、信託手数料がなんと0.10615%と超低コストであることです。
みずほ信託外株インデックスSの信託手数料も0.143%と、決して高くはないです。
しかしeMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託手数料はそれを下回る驚異的な安さです。
ココ夫の企業型確定拠出年金でも、このeMAXIS Slim先進国株式インデックスが選択できればよいのですが、残念ながらラインナップにありません。
その点、個人型のiDeCoの場合は、自分で金融機関を自由に選べるので、eMAXIS Slim先進国株式インデックスを取り扱っている金融機関を選ぶことができます。
個人型(iDeCo)は自由度の高さが魅力です
個人型のiDeCoの金融機関のココのオススメは、楽天証券もしくはSBI証券です。
iDeCo口座のコストが最安で、商品の量・質ともに充実しています。もちろん、人気のeMAXIS Slim先進国株式インデックスも選べます。
コロナショックで株価は急激に下がりましたが、米国企業の株価が思いのほか強く驚きました。今後の世界経済の成長を信じるなら、直近の高値よりはまだまだ安値の状況なので、これから投資を始めようかなと思っている方には、いい機会なのではないでしょうか。
iDeCoやNISAは税制優遇があるので、オススメ!
iDeCoに興味があるけどNISAをまだやっていない人は、まずはNISAからやってみるのも良いかと思います。
両方とも税制優遇のメリットがありますが、NISAはいつでも売却して出金して現金化することが可能です。一方でiDeCoは原則60歳以降に到達するまで引き出しできません。