利回り+10.08%、評価益+1,246,204円!!
ココ夫は、2015年から企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)で資産運用、マッチング拠出もしています。
本記事では、アラフィフココの夫の、2020年12月度の企業型DCの実績を公開します。
投資はあくまで自己判断でお願いします。
- 2020年12月度 企業型確定拠出年金実績
- なぜ、みずほ信託外株インデックスSを100%にしたのか
- 確定給付年金(DB)、確定拠出年金(DC)って何?
- 外国型株式 みずほ信託外株インデックスS
- MSCI KOKUSAI指数
- MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品の選び方
2020年12月度 企業型確定拠出年金実績
こちらがココ夫の2020年12月末時点の企業型確定拠出年金の実績です。
利回り+10.08%とは、加入来の年利換算利回りのことです。以下で詳しく説明します。
外国株式型100%!
2020年企業型確定拠出年金運用実績
こちらが2020年2月から12月までの推移です。
そして、上の表をグラフにすると以下のようになります。
加入来利回りは+10%まで回復!
ほぼコロナショック前に戻ってきたね!
2020年3月のコロナショックで、急降下したものの、それからV字回復してきました。
でも、確定拠出年金は長い目で見ないとね
外国株式型は良くも悪くもリスクが大きいです。ここでいう、「リスク」は「危険」という意味ではなく、「価格の振れ幅」のことです。
リスクとリターンは表裏一体の関係です
なぜ、みずほ信託外株インデックスSを100%にしたのか
なぜリスクの大きい外国株型を100%にしているのでしょうか。
それは、ココ夫の会社の年金制度が関係しています。
企業年金制度は、会社によって様々であり、DCを100%採用している会社もあれば、DBをメインとしている会社もあります。
下図はその例を示したものです。(a)~(e)のように、企業年金のDBとDCの割合は様々です。
DBは給付額が確定している、つまり将来貰える額が保証されています。逆に、DCの割合が大きいほど、将来貰える額は不確定になります。
DCの割合が高い場合は、リスクが比較的大きな株式型の商品と、リスクの比較的小さな債券型の商品や、元本保証型の商品を組み合わせることで、リスクを許容範囲にコントロールする手法が一般的には用いられます。
なお、ココ夫の会社は、(d)に相当します。
DBの割合がかなり大きいので、企業型DCの商品を、外国株式型100%にしたとしても、リスクの取り過ぎはならないと判断しました。
しばらくは、みずほ信託外株インデックスS 100%で行く予定です。
企業型確定拠出年金で選ぶことのできる商品は、
- 元本保証型の定期預金&保険
- 国内債券型
- 外国債券型
- 国内株式型
- 外国株式型
- バランス型
があります。
ご自身の会社のDBとDCの割合を把握した上で、商品を選ぶことをオススメします。
DBとDCの違いが良くわからない
という方は次の説明をドーゾ
確定給付年金(DB)、確定拠出年金(DC)って何?
企業年金のDBとDCの違いを以下の図で説明します。
ざっくり説明すると、確定給付年金(DB)は、投資資金の用意も投資運用も会社がぜーんぶやってくれます。
一方、確定拠出年金(DC)は、投資資金は会社が出してくれますが、運用は従業員(あなた)がおこないます。
なので、運用成績の悪い人と良い人では、貰える年金に差がつきます。
退職金はあなたの投資力にかかっている!
まず、企業型年金に加入している人は、自分の会社の企業年金のDB、DCの割合を確認してみましょう。
次に、自分にあった投資商品を選んでいるか、チェックしてみましょう。
例えば、ココ夫の外国株式型は、これ以外に新興国が対象の、DIAM新興国株式インデックスがあります。
でも、信託手数料が高い上に、ボラティリティが大きいので、現時点では、みずほ信託外株インデックスS以外に、魅力的な商品がありません。
野村のマイバランスは、株/債権、国内/海外の攻守のバランスが取れていて、この中では悪くない商品だと思います。
ココ夫の退職が見えてきた時には、少しづつ、この商品の割合を増やしていくのは、出口戦略の1つとして検討の余地はありそうです((アセットアロケーションといいます)。
でもしばらくの間は、ココ夫の起業DCは、みずほ信託外株インデックスS 100%で行く予定です。
外国型株式 みずほ信託外株インデックスS
ココ夫の企業型確定拠出年金の保有商品の、みずほ信託外株インデックスS とはどんな商品でしょうか。
このファンドは、MSCI-KOKUSAI指数との連動を目指すものです。
MSCI KOKUSAI指数って??
MSCI KOKUSAI指数
MSCI KOKUSAIの株価指数を作っている会社は、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(Morgan Stanley Capital International)で、アメリカのニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業です。
この会社は、株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供しています。
MSCI Inc.が作ったMSCI-KOKUSAI指数は、日本を除いた先進国株式の動向を表す、代表的な株価指数のことです。
KOKUSAI(コクサイ)ってローマ字になっていますが、この指数は日本の投資家のための指数です。
漢字だと"国債"ではなく"国際"だね。紛らわしい。
MSCI-KOKUSAI指数は、日本を除く先進国22カ国に上場する大・中型株を対象にしたインデックスで、市場の約85%をカバーしています。
つまり、MSCIをベンチマークとしている商品を買っていれば、それなりに分散投資をしていることになります。
MSCIが算出したこの指数をベンチマークとしているETFや投資信託はいくつかあります。
ココ夫の企業型確定拠出年金の保有商品である、みずほ信託外株インデックスSもその一つです。
なので企業DCはこれ1本にしました
MSCI-KOKUSAI指数の国別の構成比は、市場規模の大きい米国がダントツトップの約72%を占め、英国、フランス、スイスが続きます。
セクターは、IT、ヘルスケア、金融でほぼ半分を占めます。
このように、MSCI KOKUSAI指数は適度に分散されているとはいえ、7割以上アメリカに偏重していることは知っておいた方が良いかと思います。
それだけ世界の経済はアメリカが握っているということね
そして、今回、新たに今回S&P500に採用されたテスラが7番目に採用されています。
GAFAMと呼ばれるアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグルの親会社)を筆頭に、最近ではジョンソン&ジョンソン、そして、JPモルガンが構成比率のトップ10入りをしています。
名だたる企業が組み入れしているね
下のチャートは、MSCI社のサイトから抜粋したものです。
コロナショックの影響はあったけど、長期で右肩上がりの傾向です(濃い青色がMSCI-KOKUSAI)。
MSCI-KOKUSAI指数は、いまのところ右肩上がりの指数なので、長期保有が前提のNISA、企業型DCやiDeCoとの相性が良いと言えます。
MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品の選び方
MSCI KOKUSAI指数が、あまりに優秀な指数のため? 銀行や証券会社などの多くの金融機関が、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする商品を販売しています。
もしiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAで、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品を選びたい場合は、どこの金融機関を選ぶかをよく吟味した方がいいです。
ココ的におすすめなのは、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする商品の中で一番良いと思っている、eMAXIS Slim先進国株式インデックスを取り扱っている金融機関です。
特に、iDeCoやNISAなどの税制優遇を受ける場合、良い商品を選ぶのと同じぐらい、金融機関の選択は重要です。
なぜなら、、、
あとから金融機関を変更するのはチョーめんどくさい(実体験あり)
金融機関を選んでしまえば、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする以上、基本的な成績はどれも同じになります(厳密には、為替ヘッジの有無などによって成績は全く同じにはなりませんが)。
成績が同じになるなら、信託手数料が安く、純資産が多い商品を選ぶのが良いでしょう。
この点で、eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、現時点でピカイチです。信託手数料はなんと0.1023%です(執筆時点)。
これと肩を並べるのは、ニッセイ外国株式インデックスです。信託手数料はeMAXIS Slim先進国株式インデックスと同じ0.1023%です(執筆時点)。
純資産はどちらも1,000億円超えのモンスター級の人気商品なので、繰り上げ償還される心配はまずないでしょう。
これは甲乙つけがたい
これらと同じMSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする、ココ夫が選択したみずほ信託外株インデックスSの信託手数料は、0.143%です(これでも企業型DCとして安く設定されている)。
いかにeMAXIS Slim先進国株式インデックスが、良心的な手数料を設定しているかわかるかと思います。
ココ夫の企業型確定拠出年金でも、このeMAXIS Slim先進国株式インデックスが選択できればよいのですが、残念ながらラインナップにありません。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
ココはつみたてNISAで毎月買ってるよ
個人型のiDeCoやNISA口座の金融機関で、ココのオススメは、楽天証券もしくはSBI証券です。
ココは両方の証券口座を持っています。いずれも、口座のコストが最安で、商品の量・質ともに充実しています。
もちろん、上述のeMAXIS Slim先進国株式インデックスも選べます。
口座開設は無料
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iDeCoやNISAの税制優遇制度を活用しまくるのが金持ちになる近道!