利回り+10.54%、評価益+1,356,705円!!
ココ夫は、2015年から企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)で資産運用、マッチング拠出もしています。
本記事では、アラフィフココの夫の、2021年1月度の企業型DCの実績を公開します。
投資はあくまで自己判断でお願いします。
- 2021年1月度 企業型確定拠出年金実績
- なぜ、外国株式型100%にしているのか
- 外国型株式 みずほ信託外株インデックスS
- MSCI KOKUSAI指数
- MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品の選び方
2021年1月度 企業型確定拠出年金実績
こちらがココ夫の2021年1月末時点の企業型確定拠出年金の実績です。
利回り+10.54%とは、加入来の年利換算利回りのことです。以下で詳しく説明します。
外国株式型100%!
企業型確定拠出年金運用実績
こちらが2020年2月から2021年1月までの推移です。
加入来利回りは+10%まで回復!
2020年3月のコロナショックで、急降下したものの、それからV字回復してきました。
でも、確定拠出年金は長い目で見ないとね
外国株式型は良くも悪くもリスクが大きいです。ここでいう、「リスク」は「危険」という意味ではなく、「価格の振れ幅」のことです。
リスクとリターンは表裏一体の関係です
なぜ、外国株式型100%にしているのか
なぜリスクの大きい外国株型を100%にしているのでしょうか。
それは、ココ夫の会社の企業年金制度が関係しています。
確定拠出年金やiDeCoについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
企業年金制度は、会社によって様々で、DC(確定拠出)を100%採用している会社もあれば、DB(確定給付)をメインとしている会社、DB:DC=50:50など、本当に様々です。
DBとDCについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
ココの夫の企業DCの場合は、DBの割合がかなり大きいので、DC部分はリスクを取れると判断し、今のところ、外国株式型 100%にしています。
退職金はあなたの運用しだい!
外国型株式 みずほ信託外株インデックスS
ココ夫の企業型確定拠出年金の保有商品の、みずほ信託外株インデックスS とはどんな商品でしょうか。
このファンドは、MSCI-KOKUSAI指数との連動を目指すものです。
MSCI KOKUSAI指数って??
MSCI KOKUSAI指数
MSCI KOKUSAIの株価指数を作っている会社は、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(Morgan Stanley Capital International)で、アメリカのニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業です。
この会社は、株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供しています。
MSCI Inc.が作ったMSCI-KOKUSAI指数は、日本を除いた先進国株式の動向を表す、代表的な株価指数のことです。
KOKUSAI(コクサイ)ってローマ字になっていますが、この指数は日本の投資家のための指数です。
漢字だと"国債"ではなく"国際"だね。紛らわしい。
MSCI-KOKUSAI指数は、日本を除く先進国22カ国に上場する大・中型株を対象にしたインデックスで、市場の約85%をカバーしています。
つまり、MSCIをベンチマークとしている商品を買っていれば、それなりに分散投資をしていることになります。
MSCIが算出したこの指数をベンチマークとしているETFや投資信託はいくつかあります。
ココ夫の企業型確定拠出年金の保有商品である、みずほ信託外株インデックスSもその一つです。
なので企業DCはこれ1本にしました
MSCI-KOKUSAI指数の国別の構成比は、市場規模の大きい米国がダントツトップの約72%を占め、英国、フランス、スイスが続きます。
セクターは、IT、ヘルスケア、金融でほぼ半分を占めます。
このように、MSCI KOKUSAI指数は適度に分散されているとはいえ、7割以上アメリカに偏重していることは知っておいた方が良いかと思います。
それだけ世界の経済はアメリカが握っているということね
GAFAMと呼ばれるアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグルの親会社)を筆頭に、最近ではジョンソン&ジョンソン、そして、JPモルガンが構成比率のトップ10入りをしています。
前回7位だったテスラが、5位に躍進しています。
名だたる企業が組み入れされてます
下のチャートは、MSCI社のサイトから抜粋したものです。
コロナショックの影響はあったけど、長期で右肩上がりの傾向です(濃い青色がMSCI-KOKUSAI)。
MSCI-KOKUSAI指数は、いまのところ右肩上がりの指数なので、長期保有が前提のNISA、企業型DCやiDeCoとの相性が良いと言えます。
MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品の選び方
MSCI KOKUSAI指数が、あまりに優秀な指数のため? 銀行や証券会社などの多くの金融機関が、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする商品を販売しています。
もしiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAで、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする金融商品を選びたい場合は、どこの金融機関を選ぶかをよく吟味した方がいいです。
ココ的におすすめなのは、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする商品の中で一番良いと思っている、eMAXIS Slim先進国株式インデックスを取り扱っている金融機関です。
特に、iDeCoやNISAなどの税制優遇を受ける場合、良い商品を選ぶのと同じぐらい、金融機関の選択は重要です。
なぜなら、、、
あとから金融機関を変更するのはチョーめんどくさい(実体験あり)
金融機関を選んでしまえば、MSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする以上、基本的な成績はどれも同じになります(厳密には、為替ヘッジの有無などによって成績は全く同じにはなりませんが)。
成績が同じになるなら、信託手数料が安く、純資産が多い商品を選ぶのが良いでしょう。
この点で、eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、現時点でピカイチです。信託手数料はなんと0.1023%です(執筆時点)。
これと肩を並べるのは、ニッセイ外国株式インデックスです。信託手数料はeMAXIS Slim先進国株式インデックスと同じ0.1023%です(執筆時点)。
純資産はどちらも1,000億円超えのモンスター級の人気商品なので、繰り上げ償還される心配はまずないでしょう。
これは甲乙つけがたい
これらと同じMSCI KOKUSAI指数をベンチマークとする、ココ夫が選択したみずほ信託外株インデックスSの信託手数料は、0.143%です(これでも企業型DCとして安く設定されている)。
いかにeMAXIS Slim先進国株式インデックスが、良心的な手数料を設定しているかわかるかと思います。
ココ夫の企業型確定拠出年金でも、このeMAXIS Slim先進国株式インデックスが選択できればよいのですが、残念ながらラインナップにありません。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
ココはつみたてNISAで毎月買ってるよ
個人型のiDeCoやNISA口座の金融機関で、ココのオススメは、楽天証券もしくはSBI証券です。
ココは両方の証券口座を持っています。いずれも、口座のコストが最安で、商品の量・質ともに充実しています。
もちろん、上述のeMAXIS Slim先進国株式インデックスも選べます。
口座開設は無料
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iDeCoやNISAの税制優遇制度を活用しまくろう!
インデックス投資に興味がある方におすすめできる良書。企業型DC、iDeCo、NISAの初心者にもわかりやすく書かれています。