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ココブロ

- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

【企業型確定拠出年金+マッチング拠出】2021年10月度実績を公開

企業型確定拠出年金+マッチング拠出2021年9月

利回り+14.07%、評価損益 +2,568,666円。外国株型100%に戻したよ!

ココ夫は、2015年から企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)で資産運用中。マッチング拠出もしています。

本記事では、アラフィフココの夫の、2021年10月度の企業型DCの実績を公開します。
投資はあくまで自己判断でお願いします。

 

2021年10月度 企業型確定拠出年金実績

こちらが2021年10月末時点の企業型確定拠出年金の実績です。

ココ夫の企業型確定拠出年金2021年10月実績

利回り+14.07%とは、加入来の年利換算利回りのことです。

 

2015年から始めてずっと外国株式型100%でした。
この9月に初のスイッチングを行い、外国株式型50%:預金(元本確保型)50%に変更していました。
でも10月に、再びスイッチングして外国株式型100%に戻しました。

 

なぜそんなことをしたかは後述するね

 

企業型確定拠出年金運用実績

こちらは2020年2月から2021年10月までの月次推移グラフです。

ココ夫の企業型確定拠出年金推移グラフ

 

加入来利回りは約+14%
評価利益は+256万円

 

2020年3月のコロナショックで評価損益は急降下したものの、それからV字回復し、順調に資産が増えてきました。
9月度は先月比マイナス約10万円でしたが、10月度は先月比プラス約20万円でした。

 

以下のグラフは、月次別損益増減グラフです。

ココ夫の企業型確定拠出年金の月次別損益増減グラフ

2020/3の大きなマイナスは、コロナショックです。2020/9と2020/10もマイナスでした。
そして、先月の2021/9も1年ぶりにマイナスでした。

 

このように投資はリスクがあります
マイナスなしで、ずっとプラスなんてありえないです。

 

ここでいう「リスク」は、「危険」という意味ではなく、「価格の振れ幅」のことです。
選択した商品の外国株式型は、良くも悪くもリスクが大きく、これまでの期間別利回りを見ると、例えば過去1年間では約+44%と、それなりに大きなリスクであったことがわかります。

ココ夫の企業型確定拠出年金の利回り

 

リスクとリターンは表裏一体の関係です

 

企業型確定拠出年金年次実績

企業型DCの報告が、毎年4月頃、紙ベースで届きます。紙資料を元に、ココ夫の企業確定拠出年金年次実績を、グラフにしたものがコチラです(上に示したのは、2020年からの月次グラフ、下のグラフは、2016年からの年次グラフ)。
ココ夫の勤める会社では、2015年4月から企業DC制度が採用されました。

ココ夫の企業型確定拠出年金年次実績グラフ

初年度の2016年は、評価損がマイナスからのスタートでした。
その後、少しずつ資産が増えましたが、コロナショックで、一時は資産を大きく減らしてしまいました。

 

しかし、その後脅威の回復を見せてくれました。その回復力のすごさはこのグラフを見れば一目瞭然です。
もし、コロナショックで投資を一時的にでも中断してしまっていたら、この回復による利益は享受できませんでした。
投資は途中退場せずに継続することがいかに大切か、あらためて思い知らされました。

 

好調時も暴落時も淡々と積み立てるのみ

 

投資商品の変遷

基本は外国株式型100%

2015年から外国株式型を100%で運用してきました。なぜリスクの高い外国株式型にしているのでしょうか?

 

ココがギャンブラーだから!?

 

じゃなくて(笑)、
その理由は、ココ夫の会社の企業年金制度が関係しています

 

DBとDCの割合図

以下は企業年金制度のイメージ図です。

企業年金制度は、会社によって様々で、DC(確定拠出)を100%採用している会社もあれば、DB(確定給付)をメインとしている会社、DB:DC=50:50など、本当に様々です。

ココの夫の企業DCの場合は、DBの割合がかなり大きいのです。なので、DC部分はそれなりのリスクを許容できると考え、外国株式型100%でもOKと判断しました。

 

給付額が確保されるDBの割合がかなり高いので、企業年金全体としてのリスクは決して高くないです

 

 

なお、DBとDCについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

 

これまでのスイッチング履歴

2021/8/31までは、外国株式型100%で運用してきました。開始から一度もスイッチングをしたことはありませんでした。
でも、スイッチングのタイミングは以前より見計らっていました。

 

こちらは、twitterで仲良くして頂いている、ガオライガさん(@GAOLaiGe2020)とのやり取りです。6/19のココのツイートでは、最短だと8月末のジャクソンホール会議が一つの節目になると考えていました。

 

そして、これは9/8のツイートです。
これまで外国株式型100%でしたが、その内の30%を、9/1に預金型(元本確保型)にスイッチング注文を出しました。
売却の約定は翌日の9/2でしたが、スイッチングが完了するのは約1週間後の9/8でした。

 

9/1時点で防御力を30%アップさせたのね

 

 

9/1時点では、株式の見通しが悪くなってきた時でした。まだまだ株価は上がり続けるかもしれない?!、そろそろ反転するかるかもしれない?!、どっちだろう?! という感じでした。
ただ、コロナショック後から1本調子で上がり続けてきたので、そろそろ調整が入るだろうという思いから、少し(30%)だけスイッチングし、一部の利益を確定させました。

 

その後、株式相場はどうなったかというと、、、こちらは9/21のツイートです。トレ転とは「トレンド転換」のことです

 

株式投資をしない人には、マニアックなグラフです。これは、アメリカの代表的な株価指数の1つである、S&P500に連動するETF(投資商品)の値動きです。
アメリカの株式市場を見る上で、多くの人が着目する指標です。そしてグラフ中の線は、50日移動平均線といって、株式トレンド分析をする時によく使われます。

細かいことはすっとばしますが、このチャートを見ると、どうやら9/21に上昇相場が途切れる、つまりトレンド転換したかも? というシグナルが読み取れます。

 

かなりはしょったね・・・

 

もちろん、ココがそう読み取っただけで、将来のことなんて誰もわかりませんし、シグナルだって外れることもあります。

でも、ココは自分の直観を信じ、トレンドは転換したと判断し、9/21にすぐさま追加のスイッチング注文をしました。

 

こちらは、9/28に追加のスイッチングが完了した時のツイートです。今回も注文の翌日に売却分は約定していますが、スイッチングが完了するのは、注文から1週間ほどかかっています。

 

トレンド転換して株式は下がると判断したんだよね?
それならなぜ50%といわず100%預金型にしないの?

 

確かにココは、これから株式相場は下がると判断しました。でもそれは、ココの予想にすぎません。
予想が外れて、株式相場は上昇するかもしれません。
チャートからはトレンド転換したと判断したものの、正直なところ、この時点で今後の株式相場を見通すのは難しかったです。

 

コロナ後からここまでは、とても簡単な相場だったのにね

 

もし、全部預金型にしてしまうとどうなるでしょう。予想通り株式相場が下がった場合は、そのダメージを回避できます。
でも予想が外れてしまった場合は、株式相場上昇の恩恵を全く受けることができません。

株式投資をする上で、損しないようにすることは大事ですが、もっと大事なことは、退場、もしくは全降りといって、株式相場に全く参加しないこと、と言われています。

 

相場を見通すのが難しいなら、無理して100%参加せずに、50%を株式相場に参加し、50%を預金型にスイッチングすることで、半分だけ参加することにしました。

そうすることで、株式相場が上昇した場合はその恩恵の50%を享受できるし、株式相場が下落した場合は、そのダメージを半減できることになります。

 

しかし、株式相場はココが思うよりも強かったです。たしかに少しは相場の調整はあったものの、あっというまに切り替えして、50日移動平均線を超えるまで上昇してきました。

これがその時(10/17)のツイートです。

 

ということで、外国株式型100%に戻すことにしました

 

10/19に早速スイッチングして、再び外国株式100%にした時のツイートです。

 

バタバタしただけ、無駄だったってことね

 

結果だけを見たら、確かにその通りです。結果論にはなりますが、9月にスイッチングして預金型の割合を増やさずに、そのまま外国株式型100%を維持していても良かったのです。

でも、それはたまたま9月のトレンド転換サイン後の調整が小さかっただけです。
もしその後大きな調整が入った場合は、損失を半分に減らせていたはずです。

なのでココ的には、無駄なスイッチングでは無かったと、思ってます。
スイッチング注文から完了までの期間も把握できたので良しと、自分に言い聞かせてます。

 

以上をまとめると、9月に入ってからのスイッチング履歴をまとめたのが、下図になります。

ココ夫の企業型DCのスイッチング履歴

 

定常状態(外国株式型100%)に早く戻ってヨカッタ

 

なお、iDeCoや企業型DCの配分変更とスイッチングについては、こちらの記事で詳しく解説しています!

 

 

保有商品

外国型株式 みずほ信託外株インデックスS

ココ夫の企業型確定拠出年金の保有商品の、みずほ信託外株インデックスS とはどんな商品でしょうか。

企業型DCで保有しているみずほ信託外株インデックスS

 

5年の累計リターンが+118%
5年で2倍以上になったってことね!!

 

スイッチングを行って、手持ちの外国株式型の比率は50%に下げたものの、毎月購入する商品は、これまでどおりこのみずほ信託外株インデックスSを100%購入し続けます。

ドルコスト平均法では、むしろ下がった時に沢山購入できるので、下げ相場だからといって購入商品を変更する必要はありません。

 

なお、このファンドは、MSCI-Kokusai指標との連動を目指すものです。

 

MSCI-Kokusaiって?

 

MSCI-Kokusaiを詳しく解説した記事はこちら!

 

MSCI-Kokusai指数をベンチマークとする、ココ夫が選択したみずほ信託外株インデックスSの信託手数料は、0.143%です(決して安くはないけど、まともな商品がほとんど無い企業型DCとしてはまだマシな方かな)。
いかにeMAXIS Slim先進国株式インデックス(信託手数料0.1023%)が、良心的なファンドであるかわかるかと思います。
ココ夫の企業型確定拠出年金でも、このeMAXIS Slim先進国株式インデックスが選択できればよいのですが、残念ながらラインナップにありません。

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックス
ココはつみたてNISAで毎月買ってるよ

 

ドルコスト平均法について詳しく解説した記事はこちら!

 

みずほDC定期預金(1年)

なお、相場下落時に資産の守備力を上げるためのスイッチング先に選んだ商品は、預金型(元本確保型)商品の、みずほDC定期預金(1年)です。

企業型DCで保有していみずほDC定期預金(1年)

 

1年定期で利率0.002%(笑)
100万円預けると1年後の利子は20円!

 

普通なら絶対に利用しないレベルの定期預金利率ですね。
でもココにとってのスイッチングは、外国株式比率を一時的に下げて守備力を上げることが目的で、利益を上げることが目的ではないので、利率なんて気にしていません。そもそも長期にわたって保有するつもりもないので、なんなら0%でも構いません。

企業型DCやiDeCoは制度上、原則途中で出金できません。現金化するかわりに、現金(キャッシュ)と同等の預金型商品にスイッチングして一時避難させた、ということです。

 

今回は50%をキャッシュ化した、ということね

 

今後の株価がどうなるかわかりませんが、株式相場が順調な限りは外国株式型100%で運用します。
そしてまた相場が不安定になってきたら、今回のように一ぼを預金型商品にスイッチングする予定です。

 

以上、2021年10月度の企業DCの実績でした。

個人型のiDeCoやNISA口座の金融機関のオススメは、楽天証券もしくはSBI証券です。
こちらの記事では証券口座の選び方を解説しています。

 

なお、ココは楽天証券とSBI証券の両方の口座を開設済です。

NISA口座は楽天証券の方に紐付けていますが、どちらもコストが安く、金融商品の量も充実しています。
どちらの証券会社も、上述のeMAXIS Slim先進国株式インデックスをはじめとする、良質な投資信託を購入可能です。

 

SBI証券

口座開設は無料

 

楽天証券

口座開設は無料

 

確定拠出年金やiDeCoについては、こちらの記事で詳しく解説しています!

 

 

iDeCoやNISAの税制優遇制度を活用しまくろう!

 

 

iDeCoとNISAが同時に学べる本。図解多し!

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