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ココブロ

- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

【企業型確定拠出年金+マッチング拠出】2022年2月度実績を公開

企業型確定拠出年金+マッチング拠出タイトル図

利回り+11.56%、評価損益 +2,191,637円(先月比-86,135円)でした。

ココ夫は、2015年から企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)で資産運用中。マッチング拠出もしています。

本記事では、ココの夫の、2022年2月度の企業型DCの実績を公開します。
投資はあくまで自己判断でお願いします。

 

確定拠出年金やiDeCoについては、こちらの記事で詳しく解説しています!

 

2022年2月度 企業型確定拠出年金実績

こちらが2022年2月末時点の企業型確定拠出年金の資産状況です。

ココ夫の企業型確定拠出年金2022年2月実績

利回り+11.56%とは、加入来の年利換算利回りのことです。

 

保有商品は現在外国株式型100%です

 

企業型確定拠出年金運用実績

こちらは2020年2月から2022年2月までの月次推移グラフです。

ココ夫の企業型確定拠出年金推移グラフ

 

加入来利回り(右軸)が絶賛低下中!

 

以下のグラフは、月次別損益増減グラフです。

ココ夫の企業型確定拠出年金の月次別損益増減グラフ

 

1月は-51.8万円、2月は-8.6万円と2ヶ月連続のマイナス!!

 

以下のグラフは、月次別損益を変動率(パーセント)で示したグラフです。

ココ夫の企業型確定拠出年金の月次別損益変動率増減グラフ

 

下落率は先月よりはマシになったね

 

株式投資をしている人の多くの方は、今年に入って、下げ相場にやきもきしているかと思います。ココもそのうちの1人です。

 

投資なので変動リスクはあります。
プラスの月があれば、マイナスの月もあります。

 

ここでいう「リスク」は、「危険」という意味ではなく、「価格の振れ幅」のことです。
選択した商品の外国株式型は、良くも悪くもリスクが大きいです。
これまでの期間別利回りを見ると、加入来利回りは+11.56%、直近1年間では+18.28%、直近3ヶ月は-6.38%と、それなりに大きな振れ幅(=リスク)があることがわかります。

ココ夫の企業型確定拠出年金の利回り

 

大きなリターンを追求すると、リスクは大きくなります

 

企業型確定拠出年金 年度末推移

企業型DC開始後の年度末推移をグラフにしたものがコチラです。

ココ夫の企業型確定拠出年金年度末推移

開始後から19年度末までは順調に資産を伸ばしてきました。しかしその間にはコロナショックがあり、20年度末時点の評価益は大きく減ってしまいました。

しかし、その後脅威の回復を見せてくれました。その回復力のすごさはこのグラフを見れば一目瞭然です。

もし、コロナショックで投資を一時的にでも中断してしまっていたら、この回復による利益は享受できませんでした。
投資は途中退場せずに継続することがいかに大切か、わかるグラフです。

今月も比較的大きな下落がありましたし、今後もこのような下落はあるでしょう。その時もコロナショックの時と同様に、あわてず淡々と継続することが大事です。

 

そんなこと言っても、この1月や2月みたいに株価が下落したら、心配でいてもたってもいられないんだけど!?

 

たしかにその通りですね。
ココ夫のDCで保有している商品は、MSCIコクサイ指標(後述)に連動します。
こちらのチャートは、MSCIコクサイ指標に連動するETFの日足チャートです。棒1本が一日の変動を示します。

MSCIコクサイ日足チャート

12月末からだらだらと下がっています。こうなってくると、もうこれからもとめどなく下落してしまうような不安に駆られることがあります。

 

一方で、こちらのチャートは、同じETFで期間をもっと長いスパンで見たものです。先ほどは棒1本がいち日の変動を示していました。
一方このチャートでは、棒1本がひと月の変動を示します(月足チャート)。

MSCIコクサイ月足チャート

この月足チャートを見て、直近数カ月は下がっているけど、長期で見たら右肩上がりだろう、と思える人は、直近の下落はあまり気にせず今まで通りの方針で投資を続けるのが良いでしょう。
逆に、どうも最近潮目が変わってきた、このまま右肩上がりなんて考えにくい、と思う人は、自分の信じる方向に投資方針を変更するタイミングでしょう。

 

ココは先進国の成長を信じて現在の方針を継続します

 

この考えが変わらない限り、一喜一憂せずに淡々と積み立てるのみ

 

ところで、MSCI-Kokusaiってなに?

 

MSCI-Kokusaiを詳しく解説した記事はこちら!

 

投資商品基本は外国株式型100%

ココ夫の企業型DCは基本的に外国株式型を100%の割合で運用しています。なぜ比較的リスクの高い外国株式型にしているのでしょうか?

 

ココがギャンブラーだから!?

 

じゃなくて(笑)、
その理由は、ココ夫の会社の企業年金制度が関係しています

 

DBとDCの割合図

以下は企業年金制度のイメージ図です。

企業年金制度は、会社によって様々で、DC(確定拠出)を100%採用している会社もあれば、DB(確定給付)をメインとしている会社、DB:DC=50:50など、本当に様々です。

ココの夫の企業DCの場合は、DBの割合がかなり大きいのです。なので、DC部分はそれなりのリスクを許容できると考え、外国株式型100%でもOKと判断しました。

 

給付額が確保されるDBの割合がかなり高いので、企業年金全体としてのリスクは決して高くないです

 

なお、DBとDCについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

 

 

外国型株式 みずほ信託外株インデックスS

ココ夫の企業型DCの保有商品は、みずほ信託外株インデックスS です。

企業型DCで保有しているみずほ信託外株インデックスS

 

5年の累計リターンが92.6%ってことは
5年でほぼ倍になったってことね!!

 

なお、このファンドは、先ほど上で説明した、MSCI-Kokusai指標との連動を目指すものです。

みずほ信託外株インデックスSの信託手数料は、0.143%です(決して安くはないけど、まともな商品がほとんど無い企業型DCとしてはまだマシな方です)。

MSCI-Kokusai指標に連動する有名な投信として、eMAXIS Slim先進国株式インデックス(信託手数料0.1023%)がありますが、こちらの方がよほど良心的なファンドです。
ココ夫の企業型確定拠出年金でも、このeMAXIS Slim先進国株式インデックスが選択できればよいのですが、残念ながらラインナップにありません。

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックス、
NISA口座で毎月積み立てています

 

MSCI-Kokusai指標とロシアの関係

 

ロシアとウクライナが戦争しているけど、MSCI-Kokusaiには影響ないの?

 

残念ながら、ロシアとウクライナの間で、戦争が勃発してしまいましたが、MSCI-Kokusai指標にロシアが含まれているか、復習してみましょう。

MSCI KOKUSAI説明図

「MSCI-Kokusai」は、全世界の株式を対象とした「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)」から「MSCI新興国インデックス(MSCI-EM)」と日本を除外したものです。

 

ACWIから、新興国と日本を除いたのが、Kokusaiだね

 

そして、ロシアは、中国やブラジルなどと同じくMSCI-EMの構成国です。より正確には「構成国でした」です。

なぜ、「でした」なのかに興味のある方はMSCIのこちらのプレスリリースをどーぞ。
https://www.msci.com/eqb/pressreleases/archive/PR_Russia_Classification.pdf

1行で意訳すると、「戦争勃発してロシアの株式市場は、現時点でまともに投資できない環境なんだから、ロシアはMSCI-EMから除外するよ」、ってことです。

ということで、元々MSCI-Kokusaiは、ロシアは含まれていませんでした。
そして、これまではロシアが含まれていたMSCI-ACWIやMSCI-EMからも、ロシア指標は外されてしまいます。

 

ロシアが指標外されたら、これから株価は下げ止まるの?

 

残念ながら、そんなに単純な話ではありません。ロシアが指標から外さるとは言っても、世界各国の実経済への影響は避けられません。
これから株価が上がるか下がるかどうかは、戦争の状況に加え、各国の経済テコ入れ策も強く影響を受けるでしょう。

 

最後に、これまでのスイッチング履歴はこちら

 

iDeCoや企業型DCの配分変更とスイッチングについては、こちらの記事で詳しく解説しています!

 

ついでに、ドルコスト平均法について詳しく解説した記事はこちら!

 

以上、2022年2月度の企業DCの実績でした。

下落相場は残念ですが、企業型DCやiDeCo、NISAは長期投資が基本です。一喜一憂せずに、良いと思う商品を選んでひたすら積み立てていきます。

 

なお、iDeCoやNISAのオススメ口座は、楽天証券もしくはSBI証券です。
こちらの記事では証券口座の選び方を解説しています。

 

なお、ココは楽天証券とSBI証券の両方の口座を開設済です。

NISA口座は楽天証券の方に紐付けていますが、どちらもコストが安く、金融商品の量も充実しています。
どちらの証券会社も、上述のMSCI-Kokusai指標に連動する、eMAXIS Slim先進国株式インデックスをはじめとする、良質な投資信託を購入可能です。

ただ、直近では楽天はポイント制度の改悪がありました。

今から口座開設する場合は、楽天への強いこだわりがないなら、SBI証券の方がお得になるケースの方が多いでしょう。

 

SBI証券

口座開設は無料

 

楽天証券

口座開設は無料

 

iDeCoやNISAの税制優遇制度を活用しまくろう!

 

iDeCoとNISAが同時に学べる本。図解多し!

 

なぜインデックス投資なの、と思ったら読んでみるとよい本。
ミスで負けることのないように試合を進めることが、実は勝利への近道。

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