アラフィフ主婦ココファミリーの楽天証券の3つのNISA口座(つみたてNISA、ジュニアNISA、一般NISA)
2020年5月度実績を公開!
本記事では、我が家の楽天証券の3つのNISA口座(つみたてNISA、ジュニアNISA、一般NISA)の、2020年5月度の実績を公開します。
我が家のNISA計画2020年度版
我が家は、昨年まではセゾン投信でつみたてNISAを活用してきましたが、2020年からNISA口座を楽天証券に鞍替えし、投資戦略も大幅にリニューアルしました。
3つのNISA口座なので、名付けてNISA3 。名付けの批判は受け付けません。
では早速、各NISA口座の5月度実績を公開します!
2020年5月度 ココ夫の一般NISA口座実績
2020年5月度 一般NISA口座詳細
こちらが5月末時点のココ夫の、一般NISA口座の詳細です。高配当ETFに分類されるHVDとSPYDを、相場下落時に拾っていく戦略です。今月は一度も拾うチャンスはありませんでした。
HDVはプラスに転換!
そして、こちらはココ夫の一般NISA口座で保有中の高配当ETFの直近4ヶ月の推移です。
今月も追加投資ゼロです。一般NISA枠120万円のうち、3月末までに既に約93万円の80%の枠を使い切っています。
今年はまだ残り半分以上もあるのに・・・
保有銘柄の特徴として、HDVの戻りに対して、SPYDの戻りが悪いです。
SPYDがHDVに比べ、暴落後の戻りが悪いのは、主に保有セクターの違いによるものです。
下図に示すように、SPYDは不動産セクターの比率が高く、不動産セクターは他に比べて下落幅が大きく戻りも弱いのでこのような差が生じていると考えられます。
そんなちょっと冴えないSPYDですが、SPYDは時価総額に関係なくほぼ均等に80銘柄に分散するという、均等加重平均方式を採用しています。つまり単純計算で1銘柄1.25%、実際には1-2%で推移し、年2回リバランスされます。
次の図は、SPYDの組入れ銘柄トップ3です。組入銘柄の1位は、米ギリアド・サイエンシズ社です。
米ギリアド社と言えば、コロナの特効薬として期待されている今話題の「レムデシビル」の医薬大手会社です。
しかし、Bloomberg記事によると、レムデジビルの効果に有意差は見られなかったという報告があり、その日の株価は下がりました。にもかかわらず、その後アナリストが投資判断を引き上げ、また株価は上がっています。
株の値動き、さっぱりワカラン
ところで、ココ夫の一般NISAは、VIX指数に連動して買うというルールを決めていました。
VIX指数20を超えたところから、買い下がっていったので平均取得単価が30を超えています。平均取得単価を下げるためにもうひと押ししたら購入したいと考えていました。
2番底が来た時に、そこで買い増しだ!と、ずーっとスタンバイしているんですが、待てど暮らせど2番底さんは来てくれません。
以上が、ココ夫の一般NISAの5月度実績でした。
続いてココのつみたてNISA口座の実績です。
2020年5月度 ココのつみたてNISA口座実績
ココのつみたてNISA口座の実績です。
2020年度のココのつみたてNISA口座は、ドルコスト法による堅実路線です。
ココが選択したファンド(投資信託)は以下の2つです。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
楽天VTI
この2銘柄を年間NISA枠の40万円になるように、楽天カード払いで毎月自動積立てしています。
つみたてNISAの設定は以下の通りです。
2020年5月度 つみたてNISA口座詳細
こちらが5月末時点のココのつみたてNISA口座の詳細です。
そして、こちらはココのつみたてNISA口座で保有中の投資信託の直近4ヶ月の推移です。
2銘柄合計で、今月末時点で+5%まで回復しました。
まさかのプラ転!
株式市場の驚異の回復力のおかげで、保有銘柄が上がってくれるのは嬉しいです。でもまだ積立て始めたばかりなので、もうしばらくは低迷してくれた方が、たくさん仕込めるので微妙なところです。
下の図は、楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの比較チャートです。
両銘柄はほぼ同じ動きです。コロナショックによる急落のあと、驚くことにコロナショック前の水準近くまで戻しています。
2番底さんはいつ来ますか?
このつみたてNISAの特徴は、楽天クレジットカードでつみたてNISAの支払いを行っていることです。楽天クレジットカードを利用すると楽天ポイントが得られるので、そのポイントをつみたてNISAの支払い足しにしています。
ココの選んだ投資信託の信託手数料は、数ある投資信託の中でも比較的低い部類を選んでいて、その信託手数料は1%以下です。クレジットカードの利用によるポイント還元は利用額の1%なので、信託手数料は実質的にないようなものです。
楽天ポイント併用でお得に投資!
つみたてNISAは良くも悪くも、何もすることがありません。自動つみたてなので当然といえば当然なのですが、それがつみたて投資の魅力でもあります。
簡単にもかかわらず、つみたてNISAの方が、ココ夫の一般NISAでやっている、アクティブファンド(HDVとSPYD)をタイミングを見計らって購入するという、手間のかかる手法と比べて、現時点ではつみたてNISAの方が好成績です。
放置した方が儲かる!?
もちろん、あくまで現時点であり、ココ夫の一般NISA口座はインカムゲイン狙い(配当ねらい)で、ココのつみたてNISAはキャピタルゲイン狙い(基準価格の値上がり狙い)と、目的が違うので単純比較するべきではありません。
でも、同じ時期に異なる投資戦略でやってみたら、事実としてこういう結果になった、というのは興味深いです。
ココは、どちらの戦略も一長一短あるので両方をやっていますが、チャート見て購入タイミングを見計らったりするなんでできない!という方は、断然つみたてNISAが向いています。
- 長期右肩上がりの商品を選ぶ
- 積立て設定する
- 放置する
これだけの簡単なお仕事です。
ところで、ココも積立てている、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、いいニュースがありました。「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の純資産残高が6/2時点で1,000億円を突破しました。
eMAXIS Slim シリーズは、純資産残高の増加に応じて信託報酬率が低くなるという、利益を受益者にも還元するという方針を採用しています。つまり、現時点でも安い信託手数料が、更に低い手数料が適用されることになります。
以上が、ココのつみたてNISAの5月度実績でした。
最後はココ子のジュニアNISA口座の実績です。
2020年5月度 ココ子のジュニアNISA口座実績
2020年5月度 ジュニアNISA口座詳細
こちらが5月末時点のココ子のジュニアNISA口座の詳細です。
そしてこちらは、ココ子のジュニアNISA口座で保有中のファンドの、直近4ヶ月の推移です。
5月度は、ジュニアNISAでの枠では楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの両銘柄は追加購入しませんでした。
押し目を狙って購入しようと企んでいたのですが、2番底さんが来てくれなかったので、、。この両銘柄は定期的に買い付ける方がいいかもしれません。
一方で、4月に新たにデビューした、「eMaxis Slim 先進国リートインデックス」を1万円ずつ2回に分けて購入しました。株式と比較して出遅れ気味のREITを、今のうちにもっと仕込みたかったのですが、こちらもスルスルっと上昇中です。
やっぱり買い時を自分で探るのは、難しいです。長期で持つのだから、目先の値動きは気にせず、決められた日に決められた額を積み立てる方が、性に合っているのかもしれません。
ちなみに、「eMaxis Slim 先進国リートインデックス」は、日本を除く先進国の不動産投信の値動きに連動する投資信託です。
組み入れ国は、アメリカ、オーストラリア、イギリス、シンガポールなどですが、アメリカが7割以上を占めています。
eMaxis Slim 先進国リートインデックスは、比較的新しく設定された銘柄ですが、eMAXIS Slimの冠を背負っているだけあって、信託報酬はリート銘柄の中では最安水準の0.22%です。
上述したように、eMAXIS Slim系は純資産が増えるごとに、信託報酬が引き下げられる仕組みですので、今後にも期待できます。
配当金は、再投資され運用されます。アラフィフと違いまだまだ先の長い子どもにとっては、SPYDのような配当型よりも、このような再投資型の方が長期投資向きです。
まだ十分仕込めていない、上がるの待って~
ココ子は、2019年まではセゾン投信にジュニアNISA口座を持っていましたが、昨年末に解約し、新たに楽天証券にジュニアNISA口座を開設しました。
楽天証券のジュニアNISA口座で注意すべきことは、米国ETFは買えないことです。
SBI証券ならジュニアNISAでも海外ETFに投資できます。
海外ETFをジュニアNISAで運用したいなら、SBI証券をオススメします。
なお、ジュニアNISAは色々と制限があるので、よく調べてから投資することをオススメします。
※ジュニアNISAの口座開設と新規投資は2023年12月31日で終了することに決まりました。ジュニアNISAの詳細については金融庁HPでの確認をお願いします。
税制優遇があるNISAは、以下の証券会社がオススメ!
以上が、我が家のNISA3口座の実績でした。
5月は大幅に回復しました。このまま回復してもヨシ、下がったら買い増ししたいと思います。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(リスクの分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
また、短期目線ではなく、長期投資で複利の力を最大限に活かすことも心がけています。