我が家のつみたてNISA、ジュニアNISA、一般NISAの2020年7月度実績を公開!
3つの口座の戦略の違いが、成績の差として明確に現れています!
我が家は、楽天証券で、3つのNISA口座(つみたてNISA、ジュニアNISA、一般NISA)を保有し、運用しています。楽天ポイント投資もやっています。
本記事では、2020年7月度の実績を公開します。
我が家のNISA計画2020年度版
我が家は、2019年までは、セゾン投信でつみたてNISAを活用してきましたが、2020年からNISA口座を楽天証券に移し、投資戦略も大幅にリニューアルしました。
3つのNISA口座なので、名付けてNISA3 !
では早速、各NISA口座の7月度実績を公開します!
2020年7月度 ココ夫の一般NISA口座実績
2020年7月度 一般NISA口座詳細
こちらが7月末時点のココ夫の、一般NISA口座(米国株式)と、おまけのポイント投資の詳細です。
7月のNISA口座は、高配当ETFに分類されるHVDとSPYDを、相場下落時に拾っていく戦略です。5月から7月まで、一度も拾うチャンスはありませんでした。
コロナショック以降、2番底が来る⁉と言われていますが、待てど待てど来ていません。
米国高配当ETF SPYDとHDVの考察
SPYDもHDVも、予め決めていたルール(VIX指数が10上昇する毎に、各10万円定額購入)に従って購入しました。
このツイートは最初の買い仕掛け後のツイートです(2/25)。この時はまさかこの後もVIX指数が80を超えることになるとは・・・
アラフィフBBAですが、VIX指数が20を超えたので、計画通りSPYDとHDVを各10万円分相当ずつ買いました。
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) February 25, 2020
30超えたら買い増し予定です。
保有数
HDV 9口
SPYD 23口
今年のNISA非課税枠残 約100万円#NISA #ETF #楽天証券 pic.twitter.com/cx2K6CoLKe
そのSPYDとHDVですが、それぞれの年初来のチャートに、平均取得価格を書き込んだものです。
このように、HDVの7月末の価格は平均取得価格付近まで回復してきましたが、SPYDの方は平均取得価格まで回復していません。
SPYDとHDVの両者を比較してみれば、一目瞭然です。明らかにSPYDの戻りが弱いです。
SPYDセンパイ・・・
SPYDとHDVの成績が冴えないのは、回復力が弱いだけではありません。マイルールで、VIX指数上昇毎に機械的に買い付けたのですが、コロナショックによる暴落時は、ストップ安の後にストップ高(正確にはアメリカなのでサーキットブレーカ発動)という乱高下しながら暴落していきました。
注文は定額(SPYD、HDVいずれも10万円)を成り行き注文としているため、この乱高下の中で、必ずしもVIX指数の下落に追従した約定価格となっていなかったことも、成績が冴えなかった理由の一つです。
高配当株投資をする場合は、楽天VTIのように、ドルコスト法で積立てるのではなく、下がった時にだけスポット買いしないと、"高"配当にはなりません。チャートが読めないココは、VIX指数をより所としましたが、現時点では冴えない成績となっています。
もっとも、高配当株投資は株価が上がったら売るのではなく、持ち続けるのが前提なので、評価損益そのものはそれほど気にしていません。むしろ今年から開始してまだ仕込みきれていないので、数年は低空飛行してくれる方がありがたいです。
そして、この高配当戦略の一般NISA口座に、高配当とは全く無縁の投資信託である楽天VTIが、2020年6月から毎月500円分の楽天ポイント投資として紛れ込んでいます。
楽天証券では、500円分以上のポイント投資すると、その月のSPUが1倍加算されます。我が家は基本的にお買いものはamazon派なのですが、たまに楽天でも買い物します。その対策のためだけです。ポイント投資なので元手は0円です。
ゆるーいポイ活
そしてこちらが、ココ夫の一般NISA口座の米国高配当ETFの直近6ヶ月の推移です。
今月から、時価評価額に配当金を含みました。
こちらは、SPUアップ狙いのおまけ分のポイント投資結果です。ココ夫の一般NISA口座で保有中です。
本命がマイナスでポイ活分がプラスとは・・・
7月もココ夫の一般NISAの追加投資はゼロです。一般NISA枠120万円のうち、3月末までに既に約93万円の80%の枠を使い切っています。
よほど大きな下落がこない限りは、残り枠は11月の大統領選起因の下落?!のためにキープしておきたいところです。
ということで今月もHDVとSPYDの買い増しはしていません。ただし、今月も楽天ポイントを使って楽天VTIを500円分だけ購入しました。
以上が、ココ夫の一般NISAの7月度実績でした。
続いてココのつみたてNISA口座の実績です。
2020年7月度 ココのつみたてNISA口座実績
ココのつみたてNISA口座の実績です。
2020年度のココのつみたてNISA口座は、ドルコスト法による堅実路線です。
ココが選択したファンド(投資信託)は以下の2つです。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
楽天VTI
この2銘柄を年間NISA枠の40万円になるように、楽天カード払いで毎月自動積立てしています。
つみたてNISAの設定は以下の通りです。
2020年7月度 つみたてNISA口座詳細
こちらが7月末時点のココのつみたてNISA口座の詳細です。
ココのつみたてNISA口座は、文字通り自動つみたてなので、完全ほったらかしですが、いい感じにコツコツと資産が増えています。
一般NISA口座に圧勝!
楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式の考察
まずは楽天VTI。1年チャートにココの平均取得価格を書き込んだものがこちらです。
お次はeMAXIS Slim 先進国株式インデックス。1年チャートにココの平均取得価格を書き込んだものがこちらです。
一般NISA口座で購入した米国ETFのSPYDやHDVと比べて、明らかに回復力が強いです。
もう、NISAの口座は全部これでいいんじゃない、とも思えるほど良好な結果です。しかもこの2本の投資信託、手数料も業界トップクラスの安さです。
そしてこちらが、ココのつみたてNISA口座で保有中の投資信託の直近6ヶ月の推移です。
ほっとくだけで損益率+8.8%の、簡単なお仕事です
このつみたてNISAの特徴は、楽天クレジットカードでつみたてNISAの支払いを行っていることです。楽天クレジットカードを利用すると楽天ポイントが得られるので、そのポイントをつみたてNISAの支払い足しにしています。
ココの選んだ投資信託の信託手数料は、数ある投資信託の中でも比較的低い部類を選んでいて、投資信託の管理費用(含む信託報酬)は、楽天VTIが 0.162%、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが、0.1023%(執筆時点)と、その信託手数料ははるかに1%以下です。
クレジットカードの利用によるポイント還元率は利用額の1%なので、投資信託の管理費用(手数料)は実質的にないようなものです。これが楽天証券でクレジット決済ができる圧倒的な強みです。
お得な楽天ポイント投資の記事はコチラ↓
楽天ポイント併用でお得に投資!
つみたてNISAは良くも悪くも、何もすることがありません。自動つみたてなので当然といえば当然なのですが、それがつみたて投資の魅力でもあります。
簡単にもかかわらず、つみたてNISAの方が、ココ夫の一般NISAでやっている、アクティブファンド(HDVとSPYD)をタイミングを見計らって購入するという、手間のかかる手法と比べて、現時点ではつみたてNISAの方が好成績です。
以下は、つみたてNISAの基本形です。
- 長期右肩上がりの商品を選択
- つみたて設定する
- 放置する
これだけの簡単なお仕事です。
以上が、ココのつみたてNISAの7月度実績でした。
最後はココ子のジュニアNISA口座の実績です。
2020年7月度 ココ子のジュニアNISA口座実績
2020年7月度 ジュニアNISA口座詳細
こちらが7月末時点のココ子のジュニアNISA口座の詳細です。
そしてこちらは、ココ子のジュニアNISA口座で保有中のファンドの、直近6ヶ月の推移です。
7月度は、ジュニアNISAでの枠で、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 先進国リートインデックスを購入しました。
ココのつみたてNISAの口座のセクションでも述べたとおり、楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの両銘柄を定期的に買い付けるのがいいかもしれないと思い、先月は楽天VTIを購入したので、7月は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを購入しました。
一方で、4月に新たにデビューした、eMAXIS Slim 先進国リートインデックスを、今月も買い付けました。こちらは下がった時に買います。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスの考察
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは、日本を除く先進国の不動産投信の値動きに連動する投資信託です。
組み入れ国は、アメリカ、オーストラリア、イギリス、シンガポールなどですが、アメリカが7割以上を占めています。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは、比較的新しく設定された銘柄ですが、eMAXIS Slimの冠を背負っているだけあって、信託報酬はリート銘柄の中では最安水準の0.22%です(執筆時点)。
上述したように、eMAXIS Slim系は純資産が増えるごとに、信託報酬が引き下げられる仕組みですので、今後更に低コスト化が期待できます。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは、配当金を出さずに再投資され運用されます。SPYDやHDVのような配当が出るファンドは、アラフィフ世代以降には有効です。しかし、まだまだ先の長い子どもは、税制的にもeMAXIS Slim 先進国リートインデックスのような、再投資型の方が長期投資向きと思います。
eMAXIS Slim先進国リートインデックスの、設定来のチャートに、ココの平均取得価格を書き込んだものがこちらです。
ココ子は、2019年まではセゾン投信にジュニアNISA口座を持っていましたが、昨年末に解約し、新たに楽天証券にジュニアNISA口座を開設しました。
楽天証券のジュニアNISA口座で注意すべきことは、米国ETFは買えないことです。
SBI証券ならジュニアNISAでも海外ETFに投資できます。
海外ETFをジュニアNISAで運用したいなら、SBI証券をオススメします。
なお、ジュニアNISAは色々と制限があるので、よく調べてから投資することをオススメします。
ジュニアNISAの口座開設と新規投資は2023年12月31日で終了することに決まりました。廃止が決定したジュニアNISA口座を、今あえておすすめする記事はこちら↓
税制優遇があるNISAは、以下の証券会社がオススメ!
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以上が、我が家のNISA3口座の実績でした。
7月度は、ココ夫の一般NISAは苦戦中ですが、つみたてNISAとジュニアNISAはまずまずいい感じでした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(リスクの分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
また、短期目線ではなく、長期投資で複利の力を最大限に活かすことも心がけています。
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