マイナポイントをゲットする方法、お得な決済サービスはどこかを解説
2021/3/1 追記
2020年9月から2021年3月までの7カ月間実施予定でしたが、半年延期され、2021年9月末までになりました。
2021年3月末までにマイナンバーカードを申請した方は、マイナポイントゲットの対象になります。
マイナンバーカード受取後、マイナポイントを申込み、2021年9月末までにチャージ、またはお買い物をすることで、上限5,000円分のポイントを受け取ることができます。
まだの方は急いで!
2020/8/29記事
本記事は、マイナポイントの取得ってどうするの?どの決済がお得なの? という方むけです。
簡単な作業です。
1人あたり上限5,000円+αをしっかりゲットしましょう!!
キャッシュレス決済サービス会社は、各社独自に還元上乗せキャンペーン(+α)を実施しています。お得な+αについても本記事で解説します。
ココも、2020年8月にマイナンバーカードを申請しました。
マイナポイントとは
着ぐるみマイナちゃんby舘ひろし
マイナポイント事業は、マイナンバーカード普及に向けた国(総務省)の取り組みの1つです。
2020年9月から2021年3月までの7カ月間2021年9月まで実施されます。(半年延期になりました)
2021年3月末までにマイナンバーカードを申請した方は、マイナポイントゲットの対象になります。
マイナンバーカード受取後、マイナポイントを申込み、2021年9月末までにチャージ、またはお買い物をすることで、上限5,000円分のポイントを受け取ることができます。
つまり、マイナンバーカードを取得し、キャッシュレス決済サービスを選択するだけで、一人あたり最大5,000円相当のポイントがもらえます。
キャッシュレス決済サービスは、VISAやJCBなどのクレジットカードやデビットカード、SuicaやWAONなどの電子マネー、PayPayやLINEPayなどQRコード決済のどれか1つだけ選択できます。
一人あたり5,000円分が上限なので、例えば、20,000円分のチャージやお買い物をすると、5,000ポイント(5,000円相当)がもらえます。
NISA、iDeCo、マイナポイントなど、ビッグウエーブ(国の還元策)には乗っとくべし!
マイナポイント取得までの流れ
マイナポイント取得までの大まかな流れを示します。
- マイナンバーカードを取得する
- マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)をする
- キャッシュレスサービスを選ぶ
- お買い物もしくはチャージする
順を追って説明します。
マイナンバーカードを取得する
まだマイナンバーカードを持っていない方は、まず最初に、マイナンバーカードの交付申請をする必要があります。
通知カードではダメで、顔写真付きのICカードが必要です。
申請はスマートフォンやパソコンからできます
マイナンバーカードは、マイナンバーカード総合サイト (総務省公式サイト)から交付申請できます。
パソコンやスマホで申請する場合、連絡受信用にメールアドレスが必要になります。ご家族分申請する場合でも、メールアドレスは1つでも大丈夫です。
マイナンバーカードの交付申請は、もう始まっているので申請できます。申請して後、約1か月で市区町村から、交付通知書(はがき)が自宅に届きます。
交付通知書(はがき)に書かれている必要な持ち物を持参し、交付通知書に記載された期限までに、市区町村役所へ本人が取りに行く必要があります。
マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)をする
マイナンバーカードを入手したら、次にやることは、マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)です。
マイナンバーカードを取得するだけではマイナポイントをもらうことができず、マイナポイントが付与される権利を獲得するためには、マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)が必要です。
ひと手間かかるのですが、ここはきっちりやっておきましょう。
マイナポイントの予約は、スマートフォン、パソコン、もしくは全国約9万箇所にあるマイナポイント手続スポットでできます。
スマホでマイナポイントの予約申込みをする場合は、専用のアプリのダウンロード(App Store/Google Play)が必要です。
ただし、注意があります。
スマホの場合、対応機種が限られます(NFC対応のおサイフケータイのみ)。
パソコンであれば、「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールし、公的個人認証サービス対応のICカードリーダ-PaSoRi(パソリ)が必要になります。
ココのスマホは、おサイフケータイ対応ではありません・・・パソコンで申請しようと思ったら、手持ちのPaSoRiは古いタイプで、マイナポイントの予約に非対応でした。
ガビーン(溢れ出る昭和感)
でも、大丈夫‼
マイナポイント予約のためだけに、新しいスマホを買ったり、新型PaSoRiを買う必要はありません。全国各地にマイナポイント手続きスポットがあります!
全国各地の市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・Docomoやauなどの携帯ショップに、マイナポイントの予約・申込の手続きスポット(公式) が設置されていています。
近くのイオンにあった手続きスポットです。
マイナポイントの予約時は、以下の3点セットを手元に用意して下さい。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの申請時or受取時にご自身で設定した「数字4桁」
- 決済サービスID/セキュリティコード(決済サービスによっては、事前登録 が必要です。)
キャッシュレスサービスを選ぶ
マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)が済んだら、続いて取得したいキャッシュレスサービスとの紐付け(選択)を行います。
既に、どのキャッシュレスサービスと紐付けるか決めている場合は、マイナポイントの予約の後、引き続き手続きができます。
まだ決めていない場合も、とりあえず、マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)まで終わらせておけばよいかと思います。決まり次第、上述のアプリもしくはマイナポイント手続きスポットで紐付けできます。
マイナポイントおすすめの決済事業者
選べるキャッスレスサービス事業者は以下の通りです。こんなにあるんですよ。
自分の好きなところを選べばよいのですが、ここでは、少しでもお得にポイントをゲットしたいという方向けに、ココのおすすめのキャッシュレスサービスについて解説します。
今回の国のキャンペーンでは、どこのキャッスレスサービス事業者を選んでも、一人あたり最大5,000円相当のポイントをゲットできます。そして、この国のキャンペーンに便乗するかたちで、キャッシュレスサービス事業者各社は、顧客囲い込みのために、独自にポイント上乗せ還元キャンペーンをしているところがあります。
さらに自治体によっては、地域振興政策の一環として、地元で買い物、もしくはチャージをすることで、更にポイント上乗せキャンペーンをしている地域もあります。
緑は確定です。青はどこのキャッスレスサービスを選ぶかによって決まります。赤はお住まいの地域によります。ですので、自分でポイント上乗せをコントロールできるのは青の部分になります。
執筆時点(8/29)の代表的なキャッシュレスサービスの一覧表は以下でした。自治体の独自還元は考慮していません。
執筆時点で、還元率1位はd払いでした。実質還元率は37.5%です!ただし、ポイントの期限や用途が限定されると記載されています。普段からd払いを使っている人にはおすすめです。
(2020/9/11追記)ドコモ口座詐欺の件があるので、d払いに詳しくない人、詐欺にあうか心配な人は、当面は避けた方が無難かもしれません。
2位はWAONです、実質還元率は35%です。還元率はd払いには少し劣りますが、WAONポイントの使用期限が無いので、近くにイオンがある方はお勧めです。
ココはWAONを選びました
ゆうちょPayも実質還元率は35%ですが、ゆうちょPay新規登録の方限定です。ゆうちょPayをこれから新規登録して、今後使っていこうと思っている方なら・・・OK!?
au PayやSuicaは、普段利用している方なら、ポイントが無駄にならないのでお勧めです。ポイント有効期限が無いのもGood!
還元率だけでなく、使いやすさも考慮しよう
異色としては、PayPayやメルPayのように、抽選で大量ポイントが当選するかもしれないキャンペーンをやっているところがあります。
一攫千金!?を夢見てPayPayやメルPayを選ぶのも悪くないでしょう。
どれを選んでも5,000円分は確定なので運試しにいかが?
メルPayの1等は1000万円相当、還元率換算で50,000%!
還元率と、普段使っているお気に入りのキャッシュレスサービスを勘案して決めましょう。
一攫千金系のキャンペーンは8/31締め切りのところが多いので、それ狙いの方はお急ぎ下さい!
お買い物もしくはチャージする
ここまで来たら、最大20,000円分のお買い物、もしくはチャージをすれば、後ほどポイント付与されます。9月以降の利用分がカウントされるので、フライングしないように!
こちらは総務省資料のマイナポイント利用イメージです。
国家政策にも使用される いらすとや、恐るべし!
マイナポイントの注意事項
上述のキャッシュレスサービス業者独自の上乗せキャンペーンは、あくまで執筆時点であり、9月に入ってから、更に上乗せ競争が起こる可能性があります。
ですので、まだどこと紐つけるか決めきれない、という方は、今しばらく様子をみるという手もあります。
ただし、気をつけなければいけないことがあります。ポイント還元の原資は限りがあります。総務省は本政策を2,000億円の予算で組んでいます。1人あたりの還元上限が5,000円相当であることを考慮すると、人数換算で4,000万人が上限となります。
つまり、マイキーIDの発行数が4,000万人に到達した時点(予算上限)で、締め切られてしまう可能性があります。
ですので、キャッシュレスサービスを選ぶのは、じっくり選んでもいいと思いますが、マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)までは、すみやかに進めておいた方が良いと思います。
以上、お得なマイナポイントゲット方法でした。
なお、今回のキャンペーンはあくまでマイナンバーカードの普及です。マイナンバーカードを持っていると、以下のことができます。
- 写真付きの身分証明書として利用できる
- 住民票や戸籍などのの証明証がコンビニで発行できる
- e-TaXで確定申告できる
ポイントゲット後も有効活用しよう