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- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

廃止が決定したジュニアNISA口座を、アラフィフココが今おすすめする理由

廃止が決定したジュニアNISA口座を今さらオススメする理由とは?

ジュニアNISA投資が制度廃止によってメリットしかない!

 

あまりの不人気で利用者が少なかったため⁉、ジュニアNISAの制度は2023年12月31日で廃止されることに決まりました。

不人気だった理由は、子どもが18歳になるまで原則引き出し不可なことが大きなデメリットだったため、と言われています。

でも、廃止が決定されたこのジュニアNISA制度が、今、逆にオススメなのです。

本記事では、制度廃止が決定したジュニアNISAが、なぜ今さらオススメなのかを解説します。

 

なお我が家のジュニアNISAについては、この記事で書いています。

 

従来のジュニアNISA(制度廃止が決まる前)

従来のジュニアNISAをざっくり説明すると、

ジュニアNISAとは

非課税のメリットはあるものの、18歳までの払い出し制限がありました。災害等やむを得ない場合を除いて、原則引き出しすることができませんでした。

 

これは不便、先のことなんてわからないのに!

 

でも、ジュニアNISA制度の廃止に伴い、このデメリットが消えちゃいます。

 

NISAの新制度で、2024年以降ジュニアNISAはどうなる?

結論から書きます。

  • ジュニアNISA制度は2023年で終了
  • 2024年以降は年齢問わずいつでも払い出し可能
  • 非課税期間は5年間。制度終了後も20歳になるまでは非課税で保有可能

ジュニアNISAが2023年末に廃止されるおかげで、一番のデメリットだった「18歳になるまで原則引き出し不可」が無くなるため、かなり使い勝手がよくなります。

  • これまで:18歳まで原則、途中引き出し不可
  • これから:2024年以降、18歳未満でも払い出し可能

しかも、

  • 2023年末までに投資で積み上げた資産は、払い出さなければ、子どもが20歳になるまで非課税で保有できる。
  • それまでにジュニアNISA口座内の資金で、投資をして得た運用益に対して非課税になる期間は5年間のまま

つまり、2024年以降は、18歳未満でも払い出しができるようになります。後3年半経てば、急な出費のために資産を現金化することができます。

2023年に制度が終了した後も、口座開設者が20歳になるまでは、ジュニアNISA口座内で購入した金融商品を非課税で持ち続けることが可能です。

金融庁HP抜粋ジュニアNISA

 ※金融庁HPジュニアNISA抜粋

 

えっ、めっちゃお得じゃん

 

そうなんです。一番のデメリットは、制度廃止にともない無くなります。それなのに、非課税という特典は引き続き受けられるとという、おいしいとこ取りの制度になりました。皮肉にも制度廃止によって。

つまり、子どもが小さければ小さいほど、メリットが大きいです。

今年2020年から始めれば、子ども一人につき、年間最大80万✕4年=最大320万円の投資が可能です。

 例えば、2020年に子どもが0歳だった場合、ジュニアNISA口座を開設し、2023年の制度終了まで投資をしたとします。その後4歳以降は18歳の間まで、いつでも払い出すことが可能です。払い出さずに、20年間非課税の状態で預け続けることも可能というわけです。

残念ながら、ココの子どもは0歳ではないので、ここまで大きなメリットは受けられませんが、 お子さんがまだ小さい家庭では、ジュニアNISAの廃止が決定された今こそ、あえてジュニアNISAを開設するメリットが大きいです。

ただし、あくまでも投資なので、元本割れの可能性もあります。

 

ジュニアNISA改正後に特にオススメな人

・小さいお子さんをお持ちの方

・既に通常NISAやつみたてNISAを枠いっぱいで運用していて、更に資金に余裕がある方。

まだNISAの枠を使い切っていない人は、制度廃止されるジュニアNISAではなく、枠を使い切った方が良いと思います。

 

では、制度廃止が決まったジュニアNISAの投資戦略の一例を挙げてみます

以下は、2020年に枠いっぱいの80万円をジュニアNISAで投資し、利率5%で複利運用ができた場合を想定した、資産の増え方を示したものです。

利率5%で、複利運用できた場合、5年後には、97万円まで資産が増える計算です。この差益が非課税対象です。

ジュニアNISA投資例1

 

5年間非課税、かつ2024年以降は払い出しもキープもどちらも可能!

 

続いて下の図は、2021年も枠いっぱいの80万円をジュニアNISAで投資し、利率5%で複利運用出来た場合の図です。

利率5%で複利運用出来た場合、5年後には、同じく97万円まで資産が増える計算です。もちろんこの差益も非課税対象になります。

ジュニアNISA投資例2

 

2020年、2021年にそれぞれ投資した分の利益に対する税金約7万円がゼロに!

 

以下同様に、2022年も、2023年も枠いっぱいの80万円をジュニアNISAで投資し、利率5%で複利運用ができた場合の図です。

利率5%で複利運用出来た場合、2020年から2023年の4年間に投資して得た利益に対して、税金はかかりません。

ジュニアNISA投資例3

よって、2020年から2023年まで毎年80万円を年率5%で複利運用した場合

単年度あたりで見ると、5年後の資産(97万円)-投資資金(80万円)=運用益(17万円)となりますが、これに通常約20%の税金(約3.5万円)が非課税になるので、

約3.5万円☓4年間=約14万円も節約できちゃいます。しかも2024年以降、資金拘束無しで!

 

もはやデメリットなし!

 

もちろん、これはあくまで利率5%で複利運用ができた場合の試算なので、実際にどうなるかは、購入する投資商品によります。

 

まとめ:ジュニアNISAが終了するのにオススメな理由

  • 2024年以降はいつでも払い出しOK!
  • 払い出さずに子どもが20歳になるまで非課税で保有も可能
  • 今年2020年から始めれば、子ども一人につき、年間最大80万✕4年=最大320万円の投資が可能

 

投資は元本割れリスクが伴うけど、上手に節税したいね!

 

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