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ココブロ

- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

夫がスポットコンサルやってみた。 時給$350!

ココの夫がスポットコンサルやってみた。時給がなんと350ドル!

 

 このブログは、投資の記事が主ですが、本記事は関係ありません。

本記事は、ココの旦那(以下、ココ夫)は、時給約37,000円(US$350)のスポットコンサルをやってみた、という話です。

スポットコンサルからの連絡

 ココ夫は、ごく普通のエンジニア(技術者)です。
でも正直なところ、何をやっているのか知りません。
興味もないし、聞いてもわからないし、ココ夫は家で仕事の話をしないので。

ある日、ココ夫にメールが届きました。外資系のスポットコンサルの会社からです。
要約すると、○○の技術について、ココ夫のアドバイスを頂きたい、アドバイザーとしての謝礼金は時給350米ドルとのこと!

ワォ

スポットコンサルとは、ある特定の知識を有する人(アドバイザー)と、その知識を求める人(スポットコンサル会社のクライアント)とを結びつけて、コンサルティングを提供するサービス業のことです。

コンサルティングの方法は色々あるようですが、基本的には、F2Fではなく、電話対応です。
クライアントからインタビューを受ける流れで、アドバイスしたり、知識を提供することでクライアント側に価値提供します。アドバイザーはその対価として報酬を受け取ります。

さて、今回ココ夫に舞い込んできた話、時給350米ドルの提示でした。円に換算すると、約37,000円です。

 

そんなうまい話あるの?

 

ココ夫がそのコンサルティング会社とクライアント(コンサルティング会社からの打診メールに記載してあった)を調べたところ、ちゃんとしたまともな会社だったので、ココ夫は試しに受けてみることにしました。

 

スポットコンサル当日

ココ夫が対応したのは、ど平日の朝です。出勤前の一時間に対応していました。
コンサルティングする日時は、スポットコンサル会社を介して、クライアントとの調整して決まっていきました。

コンサル当日は、コンサルティング会社が予め用意していたweb上の電話会議サイトに接続し(skypeやzoomと同じ感じです)、クライアントと会話していました。
ココは少し興味があったので、はじめは近くで聞き耳を立てていたのですが、残念ながら専門用語の連発で、何を言っているのかさっぱりわからなかったです。
だから、途中でフェードアウトし、隣の部屋で家事に勤しんでました。

電話コンサルは、当初の予定通りちょうど、一時間で終わりました。ココ夫曰く、自分の専門分野に関係する技術について聞かれたとのことです。
差し障りのない一般的なこと(とはいえ高度な専門知識が必要らしい)については回答した、と言ってました。

そして、もっと高度なことを聞かれるのかと思った、あんな回答でよかったのかな? と拍子抜けした様子でしたので、それほど手厳しい内容ではなかったようです。
その後、いつもどおりに出勤していきました。

 

後日、コンサルティング会社から、クライアントが追加でいくつかメールで質問したい、という連絡がありました。ココ夫は快諾し、メールで返答していました。
このメールの返答に対しても、15分間相当の報酬が支払われました。

 

マジですか・・・

 

スポットコンサル報酬の振り込み

ある日、報酬(コンサルの謝礼金)振込みメールがきました!

これは、電話での1時間分の報酬です。

事前の連絡では、一時間あたり350ドルの報酬と言われていました。通話記録を元に、秒単位で管理されているようです。この後で、メールでの追加対応分の報酬の振り込み案内メールも届いていました。

今回は、外資系のコンサルティング会社だったので、報酬の支払いは、Payoneerを通じて海外から送金される形で処理されました。

海外からの送金サービスはPaypalもやっていますが、Payoneerの方が、手数料が安いです。
Payoneerは、アマゾンで海外に出品している方には馴染みのサービスです。

さっそくPayoneerのアカウントを確認しました。443.5USD入金されてるー!!

で、なになに、Exchange rate 1USD=106.5064036077JPYってナニコレ?

Payoneerのサイトにちゃんと以下の説明がありました。ミッドマーケットレートをベースに2%の手数料をチャージしているとのことです。

ミッドマーケットレートって何でしょう?

FXをやってると、為替レートって、AskとBidの2つがあるのが当たり前ですが、本来、為替レートとは1つしか存在しません。

それがミッドマーケットレートです。これをベースに、銀行やFX業者は手数料として、スプレッドを設けて、取引手数料を徴収しているわけです。

ユーザーから見ると、この分が取引コストになります。

 

xe.comでミッドマーケットレートを確認すると、1USD=108.521円でした。

 

 

これを1.02で割ると、106.3931…円。

少し端数が違うけど、どの時点のミッドマーケットレートを参照しているかわからないので、このぐらいのズレは納得の範囲です。

 FXのスプレッドよりは随分と広いですが、それでも銀行の両替に適用されるTTB+両替手数料よりは良心的なんじゃないでしょうか。

会社独自のスプレッドを適用されるよりも、ミッドマーケットレートをベースに一律○%という手数料の方が明朗会計ですね。

実は、これ、まだ円転していません。どうせだったら、できるだけ円安時に処理したいです。

 

1ドル=110円ぐらいで円転したい!

 

さて今回、ココ夫がスポットコンサルでアドバイザーをするのを傍で見ていて、これは、やるメリットが大きいと思いました。一方で気をつけるべきこともあるのでそれについて書きます。

スポットコンサルをおススメする理由

 

副収入となる

 報酬は内容やコンサルティング会社によるかと思いますが、時給換算で数千円~数万円のようです。

あくまでスポットですので、安定した収入源として考えるものではないですが、ちょっとした臨時ボーナスになります。

 

先行投資不要

 スポットコンサルのアドバイザーをやるために、なにか初期投資したり、在庫を抱える必要はありません。

スマホもしくはPCがあればできます。これまでに蓄えた知識や経験が、提供価値となります。

 

プレゼン力が身につく

基本的にクライアントは初対面(といっても電話越しがほとんどですが)です。そのクライアントに、限られた時間で、的確にアドバイスする必要があります。

クライアントが何を望んでいるのか、それに対して何をどこまで開示するのか、をとっさに判断する力が必要です。

逆に言えば、スポットコンサルをこなせば、これらの力が身につきます。

 

市場ニーズがわかる

クライアント側は、決して安くは無い費用を支払ってまでアドバイスを受けようとしています。

すなわち、市場では何が望まれているのか、スポットコンサルを通じて市場ニーズを掴むことができます。

 

自分の市場価値がわかる

クライアント側から指名されるということは、それだけ市場価値があるということです。

これは会社での肩書やポジションとは無関係です。自分の市場価値を把握できるバロメータにもなるかと思います。

 

以上、多くのメリットがあると感じました。一方で注意点といいますか、気をつけたいこともありますので、それを以下に書きます。

 

スポットコンサルで気をつけること

 

本業の機密情報を漏洩しない

サラリーマンの場合、その業務で知り得た機密情報(技術情報、顧客情報、価格情報など)は当然開示NGです。

フリーランスの方でも、顧客との守秘義務がありますし、顧客との信頼関係を考えれば、むやみに顧客情報を開示すべきではないでしょう。

しかし、スポットコンサルのクライアントが知りたい情報というのは、往々にしてそういったものが含まれることがあるので、適宜判断し、開示できないものは、はっきりとそう伝えるのが良いです。

ココ夫の場合も、コストなど機密事項を含む話になった時、「それは企業機密なのでお答えできません」と明確に伝えれば、クライアントは理解してくれたとのことです。

 節度と倫理観を持って対応すれば、それはアドバイザーの信頼度の向上にもつながると思います。

 

なお、スポットコンサルのアドバイザーをやりたい場合は、基本的に、事前にコンサルティング会社に名前や連絡先、専門分野などのプロフィールを登録しておく必要があります。

もしくは、ブログやSNSで専門的な情報を発信している方は、そちらを通じてコンサルティング会社からアプローチがあるケースもあります。

実際ココ夫は、コンサルティング会社に登録していませんでしたが、Linkedinを通して連絡がありました。

 

スポットコンサル一覧

最後に、スポットコンサルを提供している会社の一例を示しておきます。ググったら沢山でてきますが、外資系の企業が多いです。

・ビザスク

・ミーミル

・Guidepoint

・Atheneum

・GLG

・Third Bridge

・LYNK Global

・Capvision

 

以上、本記事は、投資の話ではなく、スポットコンサルによるココ夫の小銭稼ぎの話でした。

小銭と言っても時給換算で3万7千円ってすごくないですか?知識や経験に自信のある方は、やってみたら面白いかと思います。

 

三菱電機→コンサル大手のボストン・コンサルティング・グループ(BCG)への転職をきっかけにコンサル業務で頭角を現した遠藤 功氏の本。コンサル業務に興味がある人だけでなく、遠藤氏のビジネスマインドは多くの人に参考になるはず。

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