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【はじめての投資】難しくない投資のはなし 投資の第一歩 第3話

【はじめての投資】難しくない投資のはなしブログタイトル

投資の始めの第一歩を踏み出したい方に、わかりやすく説明するシリーズ 第3話

 

当記事はシリーズものです。本シリーズ(投資の第一歩)の全体像はコチラ 

この第3話は、「お得な税制優遇制度、NISA」 について解説します。

これから投資を始める投資初心者にとって、NISAは協力な武器になってくれます。

 

「NISAって何?」

「どうやって始めたらいいの?」

 

こういった疑問に答えていきます。

本シリーズの対象者

  • 資産運用(投資)をしたことが無い方
  • 資産運用(投資)に興味があるけど、何から手を付けたら良いのかわからない方

シリーズの一番最初の記事 から順に読んでもらえれば、投資を始めるのに必要な知識が身につくと思います。

 

 

NISAのこれだけはおさえておきたい

本記事のテーマは、ずばり、NISAのこれだけはおさえておきたい、です。

第1話 第2話 では、投資をする消極的理由と積極的理由を説明しました。

 

忘れてしまったら戻って復習してね

 

この第3話では、第2話で少しだけ触れた、NISAについて詳しく解説します。

 

NISAって何?

NISA(「ニーサ」と呼びます)は、日本語で、少額投資非課税制度といいます。日本語名は覚えなくてOKです。

年間あたりに投資できる額が決まっていますが、儲かっても、本来利益に対してかかる税金がゼロになるという優遇制度です。

 

超絶オトクな税制優遇制度です

 

NISA口座って何?

NISAでオトクな特典を受けるためには、最初にNISA口座というものを作らないといけません。

 

例えば銀行に貯金するためには、最初に銀行し口座開設しますね?

それと同じイメージです。NISAで投資するためには、最初にNISA口座なるものを開設する必要があります。

NISA口座で儲けた分は、税金がゼロになるという優遇を受けることができます。
NISA口座の外で儲けた分は、バッチリ税金がかかります。

 

NISA口座はどこで作れるの?

 

NISA口座は、ほとんどの金融機関、例えば銀行や証券会社で作ることができます。

注意しないといけないのは、NISA口座は、一人1口座のみしかつくることができません。

 

銀行口座や証券口座は、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、楽天証券、SBI証券・・・といった感じで、一人いくつでも作ることができます。

でもNISA口座は、非課税という特別な特典なので、一人1口座だけなのです。

 

だから、よーく考えて作ってね

 

口座開設の図

 

NISA口座は、後から別の金融機関に変更することが可能です。でも、、、

 

変更経験者は語る、
手続きはチョー面倒!

税制優遇を受けるために、税務署の審査が入るためだよ

 

なので、最初にどこの金融機関でNISA口座を作るのかは、とても重要です。

これから投資を始めるとなったら、「どんな株を買ったらいいの?」「いつ買ったらいいの」「いくらぐらい用意したらいいの?」、、、こういったことを真っ先に考えますよね?

でも、こういったことよりも、どこの金融機関でNISA口座を持つのかの方が、ココは重要だと思っています。

 

ココのオススメは断然、楽天証券 SBI証券 です。

 

楽天証券とSBI証券をオススメする理由(メリット)や、口座開設方法は後ほどの記事でしっかりと解説します

 

注意! NISA口座以外で投資した場合は税金がかかる

NISA口座の中で投資した場合だけ、税金がゼロになる優遇が受けられると説明しました。

もちろん、NISA口座以外でも投資することができます(税制優遇は無し)。

NISAという制度ができる前は、証券会社では、「一般口座」と「特定口座」という2つの口座がありました。

そして、新たに加わったNISA口座も含め、投資ができる口座は3つあるということです。

 

ナニソレ、、ややこしい

 

3つもあってややこしいですが、覚えておくべきことは1つだけです。

非課税の優遇を受けられるのは、NISA口座だけということです。

一般口座でも特定口座でも投資をすることは可能ですが、非課税の優遇を受けることはできません。

NISA口座、一般口座、特定口座の違い

また、上の表にあるように、NISA口座は、非課税の優遇を受けられますが、1年間に投資できる金額には上限があります。

逆に一般口座、特定口座は、非課税の優遇は受けられませんが、投資金額に上限はありません。

 

一般口座と特定口座は、一人いくつでも、複数の証券会社で口座開設できます

ココは、NISA口座は楽天証券で作っていますが、楽天証券には特定口座もあります。また、マネックス証券、SBI証券にも特定口座を持っています。

NISA口座には、つみたてNISAのと一般NISAがある。違いは何?

さて、ここまで読んで頂いた方は、NISAについてだいぶ知識がついてきたと自信を持って大丈夫です。

最後に、もう一つ知っておきたいことがあります。

実はNISA口座には、「一般NISA口座」「つみたてNISA口座」「ジュニアNISA口座」の3つがあります。

NISA3兄弟!

このうち、「ジュニアNISA口座」は、子どものためのNISA口座なので、今回は説明を省略します。

興味がある方は、こちらの記事をどーぞ!

 

NISA口座の理解は難しく感じるけど、慣れてしまえば簡単!

 

冒頭でNISA口座は一人1口座だけと説明しました。「一般NISA口座」と「つみたてNISA口座」のどちらか一つしか選べません。

どっちがいいんだろう?

 

ココは、初心者はつみたてNISAの方がいいと思っています。理由は後述します。

まずは、違いはこちらです。

NISA口座、一般口座、特定口座の違い

 

なるほど、ワカラン!

 

一番の違いは、1年に投資できる額です。「一般NISA」は1年に最大120万円まで、「つみたてNISA」は最大40万円までです。

非課税が適用される期間は、「一般NISA」が5年間、「つみたてNISA」が20年間です。

よって、非課税で保有できる投資総額は、

「一般NISA」が最大120万円☓5年=600万円、

「つみたてNISA」が40万円☓20年=800万円

となります。

 

つみたてNISAの方が、長期でじっくり資産形成するのに向いていると解釈してOK

 

また、つみたてNISAの対象となる商品は、金融庁が定めた一定の条件を満たす商品に限定されています。

NISAで選べる金融商品のイメージ

 

投資初心者が無防備で選んだら、カモになっちゃうアルヨー

 

つみたてNISA口座は、投資初心者が変な商品を選んでしまい、資産形成に失敗しないように配慮されたものと思われます。

つみたてNISA口座の金融商品は厳選されているとは言うものの、それでも執筆時点で、対象商品は約180本もあり、とても初心者がそこから選別するのは難しいです。

 

本シリーズの別記事で、ココも実際に投資している、初心者にもオススメできる商品を紹介します

 

そして、つみたてNISA口座は、文字通り定期的に投資商品を購入する、積み立て方式でしか、投資できません。

この定期的とは、例えば、「毎日」「毎週」「毎月」のことです。

投資商品を毎月積み立てるということは、積み立て貯金と同じイメージです。

例えば下図のように、毎月1万円をつみたて貯金する場合、「毎月」「1万円のお金」を「積み立てる」ということですよね。

つみたて投資のイメージ

つみたて投資とは、この「1万円のお金」の変わりに「1万円分の投資商品」を積み立てるということです。

 

お金を積み立てる代わりに、投資商品を積み立てるのね

 

ただし上述のとおり、つみたてNISAは、年間上限が40万円と決まっています。毎月積み立てるとしたら、40万÷12=3万3333円/月が最大の積立て可能額となります。

あくまで最大なので、ご自身の無理のない範囲で、始めるのが良いでしょう。

 

ココは初めてのつみたて投資は5千円/月でした

 

以上が、つみたてNISAを始める前に、是非とも知っておきたいことです。

ココは、コツコツじっくりと、無理なくお金を増やしていきたいと思っている人には、まずは「つみたてNISA」から始めてみることをオススメします。

ちなみに、一般NISA口座でも、つみたて投資自体はできます。

自分で商品を選定できる自信があり、年間40万円以上の投資資金があるなら、一般NISA口座の方がマッチするでしょう。

なお、初めに「つみたてNISA口座」を選んでも、後から「一般NISA」口座に変更することは可能です(逆も可能)。

ご自身の投資スキルと投資資金に応じて、つみたてNISAに口座と一般NISA口座をうまく活用できるようになりたいですね。

 

今回の記事が理解できれば、もう立派なNISA博士!

 

少し長くなりましたが、今回はここまでです。

次回は、投資を始める前の心構えについてお話したいと思います。

実は投資そのものよりも、投資を始める前の準備(心構え)の方が大事です。

どんな心構えが必要なのか、またその理由について解説します。

 

おたのしみに~

 

本記事のポイント

最後に本記事のポイントのまとめです。

 

第3話のポイント

・非課税の優遇を受けられるのはNISA口座だけ。

・NISA口座は、一人1口座のみ

・投資初心者は、つみたてNISAがおすすめ。

・一般NISA⇔つみたてNISAは、後から変更可能

 

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