ココのトラリピ2019年9月度実績を公開!
確定利益: 21,526円(先月比3,716円)
累計確定利益:135,012円(2019/1/26~)
評価損益: -216,109円(先月比42,025円)
ココはトラリピの週次実績を毎週日曜日にTweetしています。
現時点で570万円の資金を元手に、5通貨のペアをマネースクエアのトラリピで運用しています。
マネースクエアのトラリピは、FXの自動売買手法です。一度取引ルールを設定してしまえば、そのルールに従って24時間・自動でココの代わりにトレードしてくれます。
ココは基本的に毎週日曜日しかトラリピ口座をチェックしません。9月度の集計期間は、2019/9/1~2019/9/29です。
2019年9月度のトラリピ運用実績
ココが運用している5通貨ペアの、9月度のトラリピ実績です。
ココがトラリピを始めてから37週目が過ぎました。
今月の確定利益は21,526円でした。これは先月の17,810円より増えました。
評価損益(含み損)は、先月末が-258,134円だったのに対し、今月末は、-216,109円と、こちらは先月に比べて42,025円減りました。
9月度末時点では、
累計確定利益 < 含み損
でした。
次に、9月度末の口座状況です。
当初5通貨ペアを470万円の資金で稼働させ、その後、予備資金として2019年のGW前に100万円入金したので、合計570万円の資金で運用しています。実効(実質)レバレッジは1.00倍、証拠金維持率は2,519%です。
もし仮に全ての通貨ペアの設定が約定した場合でも、その時の実効レバレッジは3.69倍、証拠金維持率は677%となるような低リスク設計にしていることが売りです。
このように、かなりリスクを抑えた設定にしているため、利益率が低いのがネックです。稼働後の、含み損を含まない実効年利は3.67%です。
レバレッジや証拠金維持率の数値を示しましたが、レバレッジや証拠金維持率の値そのものでは資金管理してません。各通貨ペアのロスカットラインで資金管理しています。
ココが思う、トラリピのようなレンジ固定型のリピート系FXが、レート追従型のリピート系FXと比較して良いところの一つは、ロスカットラインが明確にわかるために、稼働前からリスクが明確であるということです。
トラリピは、リスクを管理することはできますが、利益は為替の値動き次第なので、ココは管理することはできません(トランプ大統領ならできるかも?)。よって今月のように利益の少ない月があるのも仕方がないです。
かなりリスクを抑えた設定にしているため、利益率が低いのがネックです。
各通貨ペアの状況
以下のグラフは、稼働開始後から9月末までの各通貨ペアの月間推移です。
8月度は5通貨すべての含み損が増えましたが、9月はNZD/USDペアのみ含み損が増え、残りの通貨ペアは含み損が減りました。
トラリピCAD/JPY
CAD/JPYは順調に利益確定してくれる優等生ペアです。
以下のグラフは、CAD/JPYペアのトラリピ稼働後の推移です。稼働後からずっと安定した値動きで、トラリピ向きの通貨ペアだと思います。
チャートで見ると、現時点のレートは買いレンジの中央付近です。設定時のロスカットラインは62.17円なので、まったく心配ないです。稼働後は何度かの利確を繰り返しているので更にロスカットラインは下がっているはずです。
ココのCAD/JPYの設定の詳細です
トラリピNZD/USD
今月はNZD/USDのみ含み損が増えました。
以下のグラフは、NZD/USDペアのトラリピ稼働後の推移です。お世辞にも順調とは言えない問題児ペアです。地味にマイナススワップも痛いです。
チャートで見ると、NZD/USDのレートは9月末時点で0.626付近をウロウロしています。設定時のロスカットラインは0.494USDなので、現在のレート付近では全く心配ありません。
現時点での問題児通貨ペアなのですが、ココのトラリピポートフォリオ上では、貴重なドルストレートペアですので、長い目で見ていきます。
NZD/USDの設定の詳細です。
トラリピEUR/JPY
EUR/JPYペアはココのトラリピにおける超優等生ペアです。
以下のグラフは、EUR/JPYペアのトラリピ稼働後の推移です。ちょうどハーフ&ハーフ付近にいることからほぼ含み損なしに利益を出してくれるありがたい通貨ペアです。
先々月からは買いトラリピゾーンに入っていて、スワップポイントがマイナスなのが玉にキズですが、為替差損益に比べてスワップ損は小さいので我慢することにします。マネースクエアさん、もう一度「マイナス側のスワップポイント半減キャンペーン」をやってくれないかな。
EUR/JPYの設定の詳細です。
トラリピAUD/JPY
AUD/JPYペアは、NZD/USDペアほどではないのですが、あまり成績がよくない通貨ペアです。
以下のグラフは、AUD/JPYペアのトラリピ稼働後の推移です。AUD/JPYは下降トレンド中なので利確されにくいです。
下降トレンド中でも元気よく変動しながら下降してくれたらトラップに引っかかるのですが、ココの設定ではトラップに引っかからないようです。
AUD/JPYをのチャートを見ると、8月末には70円割れギリギリの水準まで下がり、その後は少し戻して9月末時点では73円付近をウロウロしています。
今後70円割れすることも十分ありえるかと思います。
ココのトラリピ設定では買いレンジの下限が69.8円、ロスカットレートが57円です。
よってロスカットされるにはまだまだ遠いものの、買いレンジを外れる可能性は高いです。
ココは他の通貨ペアは約100万円の資金を割り当てていますが、実はこのAUD/JPYだけ50万円と、半分の資金しか投入していません。
理由は、AUD/JPYは他の通貨ペアよりも下げ余地が大きいと思っていたので、追加投入資金を温存しておきたかったからです。
ロスカットラインは57円なのでロスカットの心配はしていませんが、70円を切る場合はレンジを広げるかどうか考えたいです。
AUD/JPYの設定の詳細です。
トラリピAUD/USD
AUD/USDはなんというか、よくも悪くもココのトラリピに利益も損失にもほとんど影響の無い、通貨ペアです。先月も今月も利確1回だけ…
以下のグラフは、AUD/USDペアのトラリピ稼働後の推移です。AUD/USDペアは、過去19年の為替変動を元にレンジを決めたので、直近の値動きだとココの設定したトラップにはほとんど引っかからないようです。
AUD/USDのチャートで見ると、為替レートは先月末の0.69から0.67にだらだらと下落しています。
ただ、ココの設定の想定ロスカットラインは0.408USDなので、まだまだ耐えられそうです。
AUD/USDの設定の詳細はコチラです。
トラリピ各通貨ペアの設定と今後の戦略
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
トラリピ今後の戦略
今後の戦略は、正直なところ手を加えるところがないので、このまま様子を見ることにします。
決して、サボってるんじゃないんだから!
以上、ココのトラリピ9月度の実績でした。
動かざること山の如し