アラフィフ主婦のFXトラリピ 2020年6月度実績を公開!
コロナショックに次ぐ月間利益でした!
本記事では、ココの6月度のトラリピ実績を公開します。
3月度はコロナショックで含み損がワースト記録を更新しましたが、ココのトラリピ設定は低リスク設定なので、追加資金を投入無しでも余裕で乗り切れました。
含み損、時価損益もコロナショックの3ヶ月後はV字回復しています。時価損益は6月末時点でプラスに戻ってきました。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY 資金100万円
NZD/USD 資金100万円
EUR/JPY 資金120万円
AUD/JPY 資金50万円
AUD/USD 資金100万円
ココはこの5通貨ペアを口座に570万円投入し運用しています。ロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
・通貨分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは基本的に毎週日曜日にトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。
それでは、2020年6月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2020/6/1~2020/7/5です。
2020年6月度のトラリピ運用実績
全通貨ペアのトータル6月度の実績は以下の通りでした。
確定利益: 52,177円
累計確定利益:364,776円
評価損益: -176,785円
時価評価額(累計確定利益から評価損を引いた損益)は+187,991円でした。
時価評価額とは、もし仮に今トラリピの設定を全て解除して現金化した場合の損益です。
評価損はあくまで含み損なので、ロスカットされてしまって現実の損失にならない限りは心配無用です。トラリピは仕組み上、含み損が将来の利益に変わることを期待した投資手法だからです。
現に、3月19日時点には、含み損は113万円を超えていました。金額は大きいのですが、その時でも証拠金維持率は1,589%と、まったくロスカットされる心配はありませんでした。もちろん、追加の資金投入はしていません。
もちろん含み損は気持ちのいいものではありませんが、ロスカットされないように低リスクな設定にしておけば、◯◯ショックが来ても、アタフタする必要はありません。
トラリピはロスカットされないようにすることが重要
さて、それではココが運用しているトラリピ6月度分の実績表は以下の通りでした。
ココがトラリピを始めてから76週目になりました。
今月の確定利益は52,177円
これは、3月の61,384円に次ぐ利益でした。今年は昨年とは違いボラティリティが大きいようです。これぐらい動いてくれるとトラリピもやりがいがありますね。
時価評価額も、+187,991円と、プラス圏に戻ってきました。
ちょっと出来すぎです
下図は稼働開始後から6月度末までの各通貨ペアの月間推移グラフです。
V字回復のお手本のようなグラフ!
でも楽観は禁物です。
調子に乗って、資金追加無しでトラップを増やすと痛い目を見るかもしれませんので。
とはいえ、過度の心配も不要です。大事なことは、いつ◯◯ショックが来ても、ロスカットされない設定にしておくことです。ロスカットさえされなければ、◯◯ショックの後には、確定利益が大幅に伸びます。今回のコロナショックもそうでした。
ココのトラリピ設定はかなり低リスク設定にしています。リーマンショック旧でも耐えられるような設定にしていたので、コロナショック程度ではビクともしませんでした。
ということで、ココは今後も、
- レンジ形成している通貨ペアを選ぶ
- 絶対にロスカットされないように設定する
を肝に銘じて、欲張らずにトラリピを継続していきます。
続いて、6月度末時点のトラリピの口座状況です。
6月度末時点の実質レバレッジは0.87倍、証拠金維持率は2,895%でした。341%若干改善しました。また、実質レバレッジは、0.87倍でした。
3/19のコロナによる為替ショック時にでも証拠金維持率は1,589%だったので、かなり暴落耐性が高い設定だと思っています。
シートベルト3重巻きぐらいの安全運転
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や証拠金維持率の数字でトラリピ設定のリスク管理を行っていません。あくまで実績値データとして公開しているだけです。
トラリピ稼働開始前に、各通貨ペアの為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きに一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、比較的リスク管理のしやすい手法だと思います。詳しくは以下の記事で書いています。
トラリピは、
レンジ形成している通貨ペアを選ぶ
絶対にロスカットされないように設定する
口座開設は無料
各通貨ペアの状況
次に各通貨ペア毎の状況です。まずは、全通貨ペアの週次実績グラフを示します。直近の含み損は、-18万円付近です。これは投入資金570万円の約3%に相当します。
ココ的には含み損は10~20%ぐらい抱えてもいいから、もっとガンガン利確してくれると嬉しいのですが、思ったようにはいかないものですね。
トラリピCAD/JPY
ココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
CAD/JPYペアのトラリピは、稼働後から順調に安定して利益を出してくれて、トラリピ向きの通貨ペアだと思います。
6月も16,938円の利確があり、一番の稼ぎ頭でした。コツコツと確定利益を積み上げてくれているのはさすがトラリピ学園の優等生です。
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピCAD/JPYは、ハーフ&ハーフ設定ではなく、買いトラリピのみ稼働させています。
CAD/JPYは、6月末時点では78円台です。ココのCAD/JPYトラリピの買いレンジ下限は69.8円です。さらに稼働開始時の想定ロスカットラインは、62.17円なので、強制ロスカットされてしまう心配は全くないでしょう。
なお、マネースクエアでは、CAD/JPYのスワップ00(ゼロゼロ)キャンペーン中です。
これは顧客志向の良キャンペーン✨
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) June 2, 2020
ぜひCAD/JPY以外にも広げて欲しい‼️
プラス側のスワップなくてもいいので、マイナス側もゼロ付近にしてくれたら、ヒデキ、カンゲキ!
ハーフゾーンでの両建て戦略でも考えておこうっと🥰#ポジションしこたまかかえる~キャンペーン終了~スワップ損祭り #トラリピ pic.twitter.com/ewBbdijcuz
2020年6月1日 ~ 2020年8月1日
期間中、CAD/JPYの買い・売りのスワップが「ゼロ」
CAD/JPYの買いポジションに対して、最近は1万通貨あたり-30円/日のスワップがついていたので、これがゼロになるのはお得です。
ただ、直近のレートでは、ココを含めほとんどの人が買いレンジなのではないでしょうか?スワップのために、買いレンジにもかかわらず、売り注文を建てる気にはならないです。
気になるのは、キャンペーンが期間限定で、かつ2ヶ月と短いことです。
トラリピは通常長期でするものだという考えなので、ココの考え方とはマッチしにくいです。くれぐれも、キャンペーンに目がくらんで、売りポジションを沢山保有して、キャンペーン終了とともにスワップが元に戻って、泣きをみることのないように注意しましょう。キャンペーンは残り1ヶ月を切りましたが、キャンペーン後どう対応するのかしっかり確認しておきたいです。
ということで、今回のキャンペーンは、ココには関係の無いものになりそうですが、トラリピの弱点の一つである、マイナススワップに着目したキャンペーンを実施してくれた、ということはとても評価できます。できればこのキャンペーンを、ゼロでなくてもよいので、他の通貨ペアにも、そして長期間で展開して欲しいです。
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
ココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
驚きの回復力!
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
コロナショックでは、一気にレンジアウトしてしまったNZD/USD。しかしその後、怒号の勢いで買いレンジ内まで戻ってきました。
その後も、トラリピらしくレンジ内で上げ下げしながら稼いでくれています。
6月末時点のNZD/USDは0.69USD付近です。稼働時に見積もった強制ロスカットラインは、0.494USDなので、ロスカットされる心配は不要のようです。
ココは、各通貨ペア毎に強制ロスカットされるレートを見積もり、十分低いロスカットレートになるように低リスク設定しています。
その上で、更に、もし仮に1つの通貨ペアがロスカットレートに達しても、即ロスカットされてしまわないように、複数の通貨ペアをそれぞれ低リスク設定で稼働させています。
各々を低リスク設定にしている通貨ペアが、同時にロスカットされてしまうような状況になる可能性は低いとみていて、どれか1通貨ペアが仮にロスカットレートに達しても、それ以外の通貨ペアの証拠金がサポートとして機能することを狙った、セーフティネットです。
特に、NZD/USDは、ドルストレートペアなので、クロス円ペアと合わせて稼働させることで、通貨ペア分散による、同時ロスカットリスク低減をねらったものです。
マネースクエアのトラリピは、クロス円の通貨ペアに偏重しているので、ドルストレートペアは通貨分散として貴重な位置づけです。
トラリピNZD/USDの課題のひとつは、マイナススワップです。
NZD/USDの買いトラリピのマイナススワップは、6月末時点で1万通貨あたり-65円/日でした。
トータルでプラスでもマイナススワップは精神上良くない
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
ココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
そしてこちらがEUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
EUR/JPYは1月から買いレンジに突入しましたが、ココは売りレンジでのトラリピしか稼働させていたないので、利益ゼロ、損失もゼロ。状態でした。
しかしとうとう、6月度は売りレンジに戻ってきて、早速13,991円を稼いでくれました。
グラフに示す通り、ココがトラリピをはじめてから1年間の間、為替レートが、ちょうどココが設定したハーフ&ハーフ付近でウロウロしているので、ほぼ含み損なしに利益を出してくれるという、ありがたい通貨ペアです。4ヶ間も買いレンジにいて空白時間があったのに、これまでの確定利益はCAD/JPYとほぼ同じという素晴らしさ。
せっかくなので、ハーフ&ハーフで運用したら、もっと利益はだせそうなのですが、マイナススワップが嫌いなので、ハーフ&ハーフでは稼働させていません。
6月末時点で、トラリピでのEUR/JPYの買いポジションのスワップポイントは、-66円/日/1万通貨でした。これではさすがに、買いトラリピを稼働させるのは躊躇してしまいます。
ちなみに、マネーパートナーズ(nano)のスワップポイントは、-17円とトラリピの約1/4です。これなら許容範囲内です。だから、ココはトラリピと同設定で、EUR/JPYをマネーパートナーズの連続予約注文を使ってハーフ&ハーフで稼働させています。
トラリピの記事だけど、マネパの低コストは優秀!
マネパの記事はこちら↓
トラリピとの比較記事はこちら↓
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はコチラ↓
トラリピAUD/JPY
ココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
こちらも見事なV字回復!
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピAUD/JPYは、売りレンジと買いレンジの間にポジションを持たない空白地帯がある、変則的な設定です。これは先月、追加資金なしで、かつ強制ロスカットレートを上げることなく、買いレンジ下限を広げるという設定変更を行ったためです。あくまで一時できな処置で、空白地帯に為替レートが到達する際には、再設定が必要です。
6月末時点のAUD/JPYは74円付近です。強制ロスカットラインは、51.7円なので、ロスカットされる心配はしなくてよさそうです。
ココのAUD/JPYのトラリピ最新設定詳細はコチラ
ココのAUD/JPYのトラリピの初期設定詳細はコチラ
そしてAUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
ココのトラリピAUD/USDペアの稼働後の推移です。
稼働開始後から約1年間、長らく眠っていたAUD/USDが、コロナショックを機に、起き上がってめっちゃ仕事してます。
これがトラリピの面白いところ
そしてこちらがAUD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
6月末時点のAUD/USDは0.69USDと、買いレンジの中央付近に位置しているので、当面ロスカットされる心配はなさそうです。
トラリピAUD/USDの課題は、NZD/USDと同じくマイナススワップです。為替変動差益を上回るマイナススワップで決済されるとゲンナリします。
トラリピはもう少しクロス円以外の通貨ペアを扱ってくれるといいね
ココのAUD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
AUD/USDの利益幅変更の記事です。
トラリピ各通貨ペアの設定と今後の戦略
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
トラリピ今後の戦略
コロナショックにも耐え、その後も順調に利益を伸ばしてくれているトラリピ、ホント優秀です。
チャートを読む必要もなく、注文を入れなくても、ほったらかしでこの安定感、これぞトラリピって感じです。
調子がいい時は、ついついポジションを増やしてしまいがちですが、トラリピらしくほったらかしにしておきます。
ところでココは、FX以外にも、NISA口座で投資信託やETFの投資運用をしています。
以上、ココのトラリピ6月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
口座開設は無料