アラフィフ主婦のFXトラリピ 2020年12月度実績を公開!
今月の確定利益は32,442円、開始後の累積確定利益は547,554円となりました。
本記事では、ココの2020年12月度のトラリピ実績を公開します。
ココのトラリピ設定は低リスク設定がウリです。
2020年3月のコロナショックも、追加資金の投入無しで余裕で乗り切ることができた設定です。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY:100万円
NZD/USD:100万円
EUR/JPY:120万円
AUD/JPY: 50万円
AUD/USD:100万円(中止→予備資金化)
AUD/NZD:110万円
現在、580万円をトラリピ口座に投入し、複数ペアで稼働中です。AUD/NZDは、2020/9/26から稼働開始しました。
いずれの通貨ペアでも、ロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
・通貨ペア分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは基本的に毎週日曜日にトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。
それでは、2020年12月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2020/12/7~2021/1/3です。
2020年12月度のトラリピ運用実績
トラリピの12月度実績は以下の通りでした。
※各通貨ペアをクリックすると、設定に飛びます。
ココがトラリピを始めてから2年が経ちました。途中コロナショックがありましたが、まったくロスカットされる心配はありませんでした。
その後も地味に、コツコツ利益を積み重ねてきました。
そして、今月の実績は以下の通りでした。
今月の確定利益:32,442円
今月末時点の含み損:-114,781円
累計確定利益:547,554円
AUDNZDが頑張りました
時価評価額(累計確定利益から評価損(含み損)を引いた損益は、+432,773円でした。
時価評価額とは、もし仮に今トラリピの保有ポジションを全て解除、つまり、含み損をすべて現実の損失として確定させた場合の損益のことです。
でも、評価損はあくまで一時的な含み損です。強制ロスカットされてしまって、現実の損失にならない限りは心配無用です。
なぜなら、トラリピは仕組み上、含み損が将来の利益に変わることを期待した投資手法だからです。
現に、コロナショックさなかの2020年3月19日時点では、ココの含み損は113万円を超えました。
113万円という金額は大きいのですが、その時でも、証拠金維持率は1,589%と、まったくロスカットされる心配はありませんでした。
もちろん、あわてて追加資金を投入したりはしていません。
その後、相場の回復と共に、含み損はだんだん減っていき、確定利益として積み上がっていきました。
このように、予めロスカットされないように低リスクな設定にしておけば、◯◯ショックを恐れる必要はありません。
トラリピは、ロスカットされなければ勝ち組!
下図は稼働開始後から12月度末までの各通貨ペアの月間推移グラフです。
評価損の折れ線グラフはジグザグしながら上がったり下ったりしながらも、棒グラフの確定利益は、着実に増えていることが分かります。
ココのトラリピは地味だけど安定
FXって、ギャンブルのように危ない投資だ!と思われる方が多いと思います。ココも昔はそう思っていました
実際、レバレッジを掛けることができるので、やり方によっては、とてもハイリスクな投資(投機)になり得ます。
しかし、低リスクで稼働するトラリピは、むしろ地味な投資手法です。コツコツと小さな利益を積み重ねていく手法です。
このことは、トラリピをする前のFXのイメージと大きな違いでした。
またココは、為替相場を分析したり予測することはできません。普段はチャートすらチェックしません。
それでも、このように実際に利益が積み上がっていくのが、トラリピの気に入っているところです。
こちらは、12月度末時点のトラリピの口座状況です。
12月度末時点の実質レバレッジは1.04倍、証拠金維持率は2,404%でした。
12月末に100万円入金しました。それを含みます。
入金の理由は後述しますが、1月からAUD/NZDで、新たに100万円分を追加稼働させるためです。
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や、証拠金維持率の数字で、トラリピ設定のリスク管理を行っていません。あくまで実績値データとして公開しているだけです。
ココは、トラリピ稼働開始前に、為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きに一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、比較的リスク管理のしやすい手法だと思います。詳しくは以下の記事で書いています。
トラリピで負けない方法
・レンジ形成されている通貨ペアを選ぶ
・絶対にロスカットされないように設定する
口座開設は無料
各通貨ペアの状況
続いて、各通貨ペア毎の状況です。
まずは、全通貨ペアの週次実績グラフです。
今月は、先月に比べて、含み損(評価損益)は13,089円減っていました。
含み損が減ると嬉しく感じますが、含み損はあくまで一時的な損失で、確定損失ではないです。
トラリピは仕組み上、ある程度ポジションを持っている状態、つまり含み損を抱えている状態でないと、将来の利益につながりません。
なので、適度に含み損を抱えた状態が、健全な状態ということです。現状は証拠金に対して含み損が少なすぎるので、もっと増えて欲しいぐらいです。
グラフを見れば、含み損(破線の折れ線グラフ)が増えたり減ったりしながらも、確定利益(棒グラフ)が確実に積み上がっていることがわかります。
ここから先は、各通貨ペアについての詳細です。
トラリピCAD/JPY
まずは、こちらがココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
CAD/JPYペアのトラリピは、稼働後から順調に安定して利益を出してくれています。とてもトラリピ向きの通貨ペアです。
12月の確定利益は2,412円と、少し寂しい結果でした。
そんな時もあるよね
今月はイマイチでしたが、それでもCAD/JPYは、ほぼ毎月安定して稼いでくれる、優等生通貨ペアです。個人的には、トラリピといえばまずは、CAD/JPYって感じです。
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピCAD/JPYは、ハーフ&ハーフ設定ではなく、買いトラリピのみ稼働させています。
買いレンジは69.8円~89円と広くとっています。現在の為替レートは、買いレンジの中央付近にいるのでロスカットは心配ないでしょう。
買いトラリピだけを設定していたのは、理由が2つあります。稼働時には、買いレンジでだったので、売りトラリピの設定を急いで行う必要性がなかったこと、また売りポジションのマイナススワップが大きかったので(例えば、2019/12月は、1万通貨あたり-53円/日でした)、様子見していたことです。
しかし執筆時点では、売りポジションのスワップは-5円と、当時の1/10となりました。(その分、買いポジションのスワップは目減りしています)。これぐらいなら、トラリピの変動差益でカバーできる可能性が高いです。
これなら許容範囲!
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
続いて、NZD/USDです。こちらがココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
12月の確定利益は5,391円でした。
グラフがいびつなのは、12月頭に、マイナススワップポイントが溜まっていた買いポジションを手動精算したからです。
変動差益がプラスとなっているポジションとマイナスのスワップ損を相殺するように精算しました。
なので、緑上凸(確定変動益)と橙下凸(確定スワップ損)が同じぐらいになってます
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートと、ココのトラリピ設定です。
コロナショック時には買いレンジをレンジアウトしてしまったのですが、なんと今は売りレンジです。
売りポジションは、プラススワップなので精神的に穏やかになれるのがいいですね。
NZD/USDは、トラリピでは貴重なドルストレートペアです。
クロス円ペアと一緒に稼働させることで、通貨ペア分散効果が高まることを期待しています。
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
続いてEUR/JPYです。こちらはココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
ココのEUR/JPYは、稼働当初はハーフ&ハーフでしたが、現在は売りトラリピだけを稼働中です。
12月の確定利益は0円でした!
まさかのゼロ円!?
EUR/JPYはココのトラリピの稼ぎ頭でしたが、そういった月もあるでしょう。
そしてこちらが、EUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
なお、トラリピで資金効率の良い手法とされるハーフ&ハーフでの稼働を途中でやめて、売りトラリピだけにした理由は、買いポジションのマイナススワップが大きいからです。
EUR/JPYは、マネパの方がマイナススワップが小さいので、そちらでハーフ&ハーフで稼働させています。
マネパの関連記事はこちら↓
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はコチラ↓
トラリピAUD/JPY
続いてAUD/JPYです。こちらはココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
12月の確定利益は5,608円でした。AUD/JPYは、他の通貨ペアの半分しか資金投入していなことを考慮すると、善戦してくれました。
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
先月までは、ゾーンスワップ法 を適用していましたが、AUD/JPYのレートが上がってきたので、普通のハーフ&ハーフ設定に戻しました。
ココのAUD/JPYのトラリピ最新設定詳細はコチラ↓
ココのAUD/JPYのトラリピの初期設定詳細版はコチラ↓
そしてAUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
次はAUD/USDです。ココは7月末に、トラリピAUD/USDの全ての買いトラリピの建玉(ポジション)を強制決済し、買いトラリピの設定を解除しました。
先進国同士の通貨ペアだし、長期でレンジ形成しているし、なんと言ってもAUD/USDはドルストレートペアなので、クロス円の多いトラリピにおいては、貴重な存在です。
そんな、トラリピ向けの通貨ペアのAUD/USDですが、ココがやめようと思ったのは、買いポジションを保有した時のマイナススワップの大きさです。
AUD/USDの月足チャートと設定解除前のココのトラリピ設定はコチラです。
最近AUD/USDはジワジワ上昇し、ハーフ&ハーフの位置にだいぶ近づいてきました。売りレンジ突入までもう一息です。
売りレンジに入ったらまた稼働させるかも
ココのトラリピAUD/USDペアの稼働後の推移です。
グラフで80週目あたりから、時価損益(黒線)が横横になっていて、評価損益(破線)がゼロになっているのは、上述の通り、全てのポジションを清算したためです。
含み損が少なくなったタイミングを見計らって清算したので、グラフに示すように微益で手仕舞いすることができました。
なお、稼働当初の設定はコチラです↓
トラリピAUD/NZD
最後はAUD/NZDです。この通貨ペアは2020年9月末に、トラリピに新たに追加されました。
新規通貨ペア特典として、2021年4/1まで、売り買いともにスワップゼロが発表されていたのですが、この度、2021年7/1まで3ヶ月延長されることが決定しました!
期間延長!!
— トラリピ|マネースクエア公式 (@MONEYSQUARE_inc) December 24, 2020
2021年7月1日まで「豪ドル/NZドル(オージー・キウイ)」のスワップが売り・買いともにゼロになったがぅ🇦🇺🇳🇿
スワップを気にしないで、トラリピでのお取引を体験してみてほしいがぅ‼️
▼詳しくはこちら▼https://t.co/hCqTq6NKqk#トラリピ #オージーキウイ pic.twitter.com/k4AzR75BbJ
マイナススワップの呪縛から開放!
これは嬉しい!
この発表を受けて、ココは、AUD/NZDを更に手厚く稼働させるために、100万円入金しました。1月から稼働させます。
今稼働中のAUD/NZDは、ハーフ&ハーフ、コアレンジ重み付け、コアレンジ両建てのすべてを盛り込んだ、「いろいろやろうぜ」プランです。
追加発動させるAUD/NZDは、シンプルにハーフ&ハーフで仕掛ける予定です。
スワップゼロのうちにしっかり稼ぎ、
キャンペーン終了後の撤退も視野に入れます
ココのトラリピAUD/NZDペアの稼働後の推移です。
最近の稼ぎ頭!
ココのAUD/NZDのトラリピ設定の詳細はコチラです。一般的なハーフ&ハーフではなく、コア領域を一部両建てし、更に、重み付けをしています。
ココのAUD/NZDの設定は他の通貨ペアに比べると、少し攻めた設定です。それでも、簡単にはロスカットされないように、設定しています。
上の図では、上側の強制ロスカットラインは1.16NZDですが、AUD/USDのトラリピ解除にともなう資金100万円が予備資金として口座に残ったままです。
それも勘案すると、強制ロスカットラインは下図のように1.265NZDです。
なお、AUD/NZDのチャートは、5年スパンと20年スパンでは景色が全く違うので、注意が必要です。
稼働開始後から今のところは、狙い通りコアレンジ内の値動きとなっています。
出典:DEATH NOTE コミックス第7巻
と、調子に乗ると痛い目にあうので、
気をつけます
AUD/NZDについては、こちらの記事で、設定の考え方を詳しく解説しています↓
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
トラリピ今後の戦略
AUD/NZDは、現在110万円の予算で稼働させていますが、上述の通り、来月から210万円に拡大します。
ココは、通貨分散の観点から、1通貨ペアに偏ることを避けていますが、分散させるのは、〇〇ショック時の暴落対策です。
AUD/NZDは、暴落耐性が高いので、比率を上げても暴落時のリスクは上がらない(むしろ下がる)と判断しました。
あとは、EUR/GBP(ゆろぽん)がトラリピに加わってくれて、更に通貨分散できることを期待しています。
以上、ココのトラリピ12月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
口座開設は無料
口座開設方法は、こちらの記事→トラリピ口座開設方法 で詳しく解説しています。