アラフィフ主婦のFXトラリピ 2022年1月度実績を公開!
1月の確定利益は58,037円、開始後の累積確定利益は、1,248,129円となりました。
本記事では、ココの2022年1月度のトラリピ実績を公開します。
ココのトラリピ設定は、低リスク設定がウリです。
2020年3月のコロナショック時も、追加資金の投入なしで余裕で乗りることができました。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY:100万円
NZD/USD:100万円
EUR/JPY:120万円
AUD/JPY: 50万円
AUD/USD:0円(100万円→AUD/NZDへ)
AUD/NZD:310万円
EUR/GBP:160万円
現在、上記合計の840万円に加え+100万円※の合計940万円をトラリピ口座に投入し、複数ペアで稼働中です。
いずれの通貨ペアでも、簡単にはロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
※平均預託証拠金1,000万円以上でトリプルスターのステイタスを維持できる。
・通貨ペア分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは、普段、毎週日曜日だけトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に ツイートしています。本記事はそれを月次でまとめたものです。
それでは、2022年1月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2022/1/3~2022/2/6です。
2022年1月度のトラリピ運用実績
トラリピの月度実績は以下の通りでした。
※各通貨ペアをクリックすると、設定に飛びます。
ココがトラリピを始めてから、3年が過ぎました。途中コロナショックがありましたが、まったくロスカットされる心配はありませんでした。
その後も地味に、コツコツ利益を積み重ねてきました。
そして、今月の実績は以下の通りでした。
今月の確定利益:58,037円
今月末時点の含み損:-274,356円
累計確定利益:1,248,129円
今年最初の月の利益は普段通りでした!
含み損は、先月末の約19万円から約8万円増えて、約-27万円となりました。
時価評価額(累計確定利益から評価損(含み損)を引いた損益は、1月末時点で約+97万円でした。
時価評価額とは、もし仮に今トラリピの保有ポジションを全て解除、つまり、トラリピをやめて、含み損益をすべて現実の損益として確定させた場合の損益のことです。
トラリピは、ほぼ常に含み損を抱えながら、小さな利益を積み重ねていく手法です。
ですので、含み損があること自体は問題ではありません。
問題は、その含み損とどう向き合えるかです。具体的に抑えておきたいポイントは以下の2つです。
- 含み損(金額)がどれぐらいになると不安になりだすか
- 維持率がどれぐらいまで下がると不安になりだすか
やっかいなのは、これらは個人差が大きいので、含み損(額)や維持率がこれぐらいだったら大丈夫、といった全員に共通する指標のようなものはありません。
自分がどのあたりのラインで不安になりだすかを知る方法として、以下2点を事前に見積もってみることをおすすめします。
①〇〇ショック級の暴落が起こった時にどれだけの含み損をかかえうるか。
②もしその含み損をかかえた時、自分は不安になりそうか。
〇〇ショックは、例えばコロナショック級、より安全に取引したければリーマンショック級を想定しておいた方がいいでしょう。
ココはリーマンショック級を想定した設定にしています。
これでだいたいの目安は分かると思いますが、暴落経験が少ない方は、実際に暴落が来たら思った以上に焦ってしまうこともお忘れなく。
安全第一
ところで、なぜ、めったに起こらない〇〇ショックのことを想定した方がいいのでしょう。
それは、強制ロスカットされるレート(証拠金維持率が100%未満になるレート)をいくら把握していても、実際にほとんどの人は、その手前の段階で耐えられなくなるからです。
そして、自ら損切りしたり、追加資産を投入することになります。
緊急時に損切りや入金することは、資産を守るための立派な手段です。決して悪いことではありません。
むしろ、暴落時に損切や入金をを的確に落ち着いてできればいいのです。でも、実際暴落はいつ起こるか分かりません。
ましてや暴落してパニック状態の時に、タイムリーに適切な行動がとれるかどうかはわかりません。
百戦錬磨の投資家はできるかもしれません。でも、普通の人はなかなか難しいのではないでしょうか。
ココはこのように考えているので、リーマンショック級の暴落がきた時に証拠金維持率が100%になるようには設定していません。
毎週日曜しか口座チェックしないココは、急な暴落に対応できないのでなおさらです
トラリピで大事なのはリスク管理
トラリピは、いろんな手法が適用できるのが面白いところです。
積極的にリスクを取ってハイリターンを狙うこともできるし、手間暇かけて資金効率を上げることもできるし、ココのように、ほぼ放置できる低リスク設定にもできます。
自分に合ったトラリピをみつけよう!
次の図は稼働開始後から2022/1月度末までの月間推移グラフです。
コロナショックのような暴落時を除けば、基本的に収益は安定しています。
評価損の増減をともないながら、利益が積みあがっていくのがトラリピの醍醐味!
FXって、ギャンブルみたいなもので危険だ!と思われる方もいるかと思います。ココも昔はそう思っていました。
実際、レバレッジを掛けることができるので、やり方によっては、とてもハイリスクな投機になり得ます。
でも、低リスクで稼働するトラリピは、FXの中ではむしろ地味な投資手法です。コツコツと小さな利益を積み重ねていく手法です。
このことは、トラリピをはじめる前の私のFXのイメージとは大きな違いでした。
またココは、為替相場を分析したり予測することはできません。普段はチャートすらチェックしません。
それでも、このように実際に利益が積み上がっていくのが、トラリピのいいところです。
こちらは、2022/2/6のトラリピの口座状況状況のツイートです。
日曜恒例、低リスク設定トラリピチェック📊
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) February 6, 2022
利確:今週17,003円、稼働来1,248,129円(含み損未考慮)
EUR/JPYとEUR/GBPは種まき🌱⁉️
含み損 証拠金維持率(レバ)
先週末 -193,321円 2,724%(0.92倍)
今週末 -274,356円 2,117%(1.19倍)#トラリピ #トラクラ pic.twitter.com/2mIUVVnbhk
2/6時点の実質レバレッジは1.19倍、証拠金維持率は2,117%でした。
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や証拠金維持率の数字で、トラリピ設定のリスク管理を行っていません。
あくまで実績値データとして観測・公開しているだけです。
上にも書いていますが、ココは、トラリピ稼働開始前に、為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きや証拠金維持率に一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、かなりリスク管理のしやすい手法だと思います。
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
トラリピで負けない方法
・レンジ形成されている通貨ペアを選ぶ
・絶対にロスカットされないように設定する
口座開設は無料
各通貨ペアの状況
ここからは、各通貨ペア毎の状況です。
まずは、全通貨ペアの週次実績グラフです。
トラリピCAD/JPY
まずは、こちらがココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
ココのトラリピCAD/JPYは、売りレンジと買いレンジの境界(ハーフ位置)付近をうろうろしています。
ハーフ位置は含み損がほとんどなくなります。
CAD/JPYは、稼働後からコンスタントに利益を出してくれています。とてもトラリピ向きの通貨ペアです。
1月の確定利益は6,258円でした。来月も期待してます。
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ちょうどハーフの付近に位置していますが最近は売りレンジにいます。
CAD/JPYのスワップは、ここのところ売りポジションがマイナス6円、買いポジションがプラス0円です。
買いポジションが理想だけど、売りポジのマイナススワップは小さめ
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
続いて、NZD/USDです。こちらがココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
1月の確定利益4,633円でした。NZD/USDは、売りポジのマイナススワップが大きいので、現在は買いトラリピのみ稼働中です。
今のところ買いレンジで動いています
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートと、ココのトラリピ設定です。
当初はハーフ&ハーフで運用していましたが、マイナススワップの大きい売りレンジは今は停止中。
マイナススワップが大きいポジションは極力避けます
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
続いてEUR/JPYです。こちらはココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
1月の確定利益は2,398円でした。
1月は円安傾向だったので、決済は少な目でした。
円高時に稼いでくれる子です!
こちらが、EUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
当初はハーフ&ハーフで稼働させていましたが、買いポジションのマイナススワップがきついので、今は売りトラリピのみ稼働させています。
売りトラリピだけにすることで、マイナススワップを回避できるだけでなく、為替ショック時のショックを緩和できるというメリットがあります(リスクオフで通常は円高に振れる傾向がある)。
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はこちら↓
トラリピAUD/JPY
続いてAUD/JPYです。こちらはココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
1月の確定利益は4,800円でした。投入資金が50万円であることを考えるとまずまずの結果でした。
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
AUD/JPYは、売りポジションのマイナススワップを嫌って、買いトラリピだけを稼動中です。
ですので、売りレンジにいる時は機会損失状態になります。
ココのAUD/JPYのトラリピの初期設定はコチラ↓
AUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
次はAUD/USDです。
AUD/USDは、現在稼働停止中です。現在のレートだと、マイナススワップの大きな買いレンジだからです。
AUD/USDの機会損失状態がもったいないので、稼働停止後にAUD/USDに投入した資金100万円を、AUD/NZDの増資に割り当て中です。
稼働停止中なのでもちろん1月の確定利益も含み損も0円でした。
貴重なドルストレートペア
でもNZD/USDと相関が強いので分散効果が低いのが難点
こちらが、AUD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
過去20年の値動きをばっちりカバー
レンジ形成しているのでトラリピ向きのペアではあります
AUDUSDの初期設定記事はコチラ↓
トラリピAUD/NZD
次はAUD/NZDです。ココのトラリピAUD/NZDペアの稼働後の推移です。
1月の確定利益は、33,109円でした。
AUD/NZDは稼ぎ頭の通貨ペアです
AUD/NZDはリスクの異なる2つのトラリピを稼働中です。まず2020年9月に110万円で稼働させたのがこちらの設定です。
一般的なハーフ&ハーフではなく、レンジ中央のコア領域を一部両建てし、更に、重み付けもしています。
それでいてロスカットラインのマージンを確保した安全設定です。
コアレンジ内で利確が加速される設定です
もう一つの設定が、一般的なハーフ&ハーフです。
こちらは守りのハーフ&ハーフ設定です
なお、AUD/NZDのチャートは、7年スパンと18年スパンでは景色が全く違うので、注意が必要です。
欲張りすぎないようにね
AUD/NZDについては、こちらの記事で、設定の考え方を詳しく解説しています↓
トラリピAUD/NZDは人気の通貨ペアですが、マネスクのスワップやスプレッドは他社より大きいのがネックです。
ツイッターを眺めていると、最近は、条件のよい業者で手動でトラリピ風トレードをしている方も増えてきているようです。
手間を惜しまず自分でしっかりと管理できる人にはおススメです。
手動トラリピについてもっと知りたい方は めがねこさん(@meganekofx)のブログがお勧めです。
トラリピEUR/GBP
最後はEUR/GBPです。稼働後9ヶ月が経ちました。
1月の確定利益は、5,841円でした
当初の期待に及ばず。
もっとできる子なはず!
こちらが、EUR/GBPの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ハーフ位置にいるのはOKね
もっとボラティリティが大きくなって欲しい
ココのEUR/GBPのトラリピの初期設定の記事はこちら↓
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
ドルスト、クロス円、他のクロス通貨をバランスよく組み込んでいきたい
トラリピ今後の戦略
安定稼働できているので大きくいじるつもりはありません。
最後に、いつもの自戒を込めたツイート↓
元ネタ古いですが、☔️でヒマなので作ってみた✨ pic.twitter.com/1o6uEYNqGa
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) March 21, 2021
以上、ココのトラリピ1月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
口座開設は無料
口座開設方法は、こちらの記事→トラリピ口座開設方法 で詳しく解説しています。