アラフィフだけど、楽天証券でつみたてNISAはじめるよ!
本記事は、アラフィフ専業主婦が、つみたてNISAをはじめます!という内容です。
つみたてNISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)は、税制優遇が受けられるのでお得です。
本記事では、なぜiDeCoでなく、つみたてNISAを選択したのかを書きます。
ココはSBI証券とマネックス証券の口座を持っていますが、今回、つみたてNISA用に、新たに楽天証券の口座を開設しました。
なぜ新たに、楽天証券の口座を開設したのかについても合わせて書きます。
iDeCo vs. つみたてNISA
ココ家は、夫名義でつみたてNISAをしています。
セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。
超絶ほったらかしで、積み立てていることすら忘れるレベルでした。最近、このファンドを見直してみたところ、当時はコストが低いバランス型として選んだファンドでしたが、もっと低コストなファンドが沢山あることに驚きました。
ココ夫のつみたてNISAを、信託財産留保額(0.1%)を支払い解約して、類似商品でもっと低コストなファンドに引っ越すことも考えたのですが、引っ越すことが得なのか損なのか、ココには分かりません。
その代わりに、新たにココ名義で、つみたてNISAをすることにしました。
つみたてNISAを選ぶにあたっては、同様の税制優遇が受けられるiDeCoとどちらがココにとって良いのか迷ったので調べてみました。
あくまでココ目線の調査結果です。
つみたて投資の期間
まず、つみたて期間は、iDeCoは60歳までです。
一方つみたてNISAは、運用益が非課税となる期間は最大20年です。
ココのつみたて投資の主目的は老後資金なので、基本的にはどちらでもOKです。
投資で増やしたお金の受け取り方法
次に受け取り方法です。つみたて投資でお金を貯めるのも大事ですが、溜まったお金の受け取り方も大事です。
iDeCoは、退職金のように一時金で受け取る方法と、毎年○万年ずつ、というような年金方式を選ぶことができます。そして、その受け取り期間は60歳以降であれば、後ろ倒しすることも可能です。
後ろ倒しした場合は、新たなつみたて(拠出)はできませんが、運用自体は可能です。その代わりに60歳より前倒しで受け取ることができないので、注意が必要です。
一方、つみたてNISAは、基本的にいつでも、必要な分だけ解約し、現金化することが可能です。
これはなかなか甲乙つけがたいですが、ココ家は夫の収入のみなので、何かあった際に60歳まで引き出しできないのはリスクです。その点、NISAはいつでも引き出せるので安心です。
つみたて投資の税制優遇
つみたて投資の税制優遇についてはしっかり把握しておきたいです。
一番大事なポイントだね
まず、年間いくらまで非課税枠として運用できるかについてです。
iDeCoは職業によって変わりますが、専業主婦のココの場合、年間27.6万円までが非課税対象です。
それに対し、つみたてNISAは、職業に関係なく一人年間40万円までが非課税対象です。
毎月、いくらまでつみたて投資に資金を回すことができるのかは、今後の夫の収入と我が家の出費次第です。でも、枠は大きいに越したことはないですよね。
非課税枠の観点からは、つみたててNISAの方が有利です。
つみたて投資拠出時の所得控除
拠出時の所得控除ですが、これは、iDeCoのみのメリットです。所得のある方には絶大なメリットです。
しかしながら、ココは現時点では収入ゼロなので、この恩恵には授かることができません。
一方つみたてNISAは、所得控除はありません。所得の無いココ視点では、両方とも同じですね。
積立投資で得た利益に対する課税
次に、積立て投資で得た利益に対する課税ですが、これはiDeCoもつみたてNISAも、両方とも非課税です。
なお、つみたてNISAの積み立て期間はMAX20年ですが、20年を超えると、急に課税されるわけではありません。
20年経過して非課税期間が終わったら、その時の時価で課税口座に移されます。別の言い方をすると、非課税期間終了時の時価で、新たにその投資信託を買い直したのと同じ状態になります。
20年間保有していた間の値上がり分に対して課税されることはないので、20年経つ前に売らなきゃって、慌てる必要はありません。
必要な時に、必要な分だけ解約し現金化すれば良いです。
つみたて投資で得た資産の払い出し(現金化)時の控除
次に、払い出し(現金化)時の控除についてですが、これはiDeCoのみ適用されます。
退職金や年金のように控除対象になるということです。iDeCoは60歳まで出せないというデメリットに納得できるのであれば、税制優遇に関しては、つみたてNISAよりも優れています。
しかしiDeCoは、初回に加入時の事務手数料が2,777円必要であったり、運用中は毎月数百円の手数料が掛かるのがネックです。また口座管理手数料を取る金融機関も多いので、注意が必要です。なお、口座管理手数料は無料のところもあるので、そちらを選んだ方が絶対にお得です。ココが調べた時は、SBI証券、楽天証券などが無料となっています。
なぜつみたてNISAを選んだのか?
iDeCo、つみたてNISAどちらも、税制優遇のメリットが大きなつみたて系の投資手法ですが、ココはつみたてNISAを選びました。
iDeCoの一番の売りである、拠出時の所得控除が、年収ゼロのココにとってはメリットにはなりません。また、運用目的は老後資金なので、60歳までに払い出すつもりは今のところありません。そうはいっても今後何が起こるかわからないので、不測の事態が起こった時にいつでも引き出せる、つみたてNISAの方に魅力を感じました。
また、年間の非課税枠が、専業主婦の場合、iDeCoは27.6万円しかないのも残念な点です。つみたてNISAは上限が年間40万円なので、上限の40万円/年で運用していこうと思います。もし、お金が必要なイベントがあったときは、減額もできるし。
ココは、つみたてNISAを選びましたが、iDeCoもかなり良い選択肢です。
つみたてNISAを満額運用しても、更に余裕資金があるなら、iDeCoに回すというのは十分ありだと思います。
楽天証券でつみたてNISA口座を開設した理由
ココは、既にSBI証券とマネックス証券の口座を持っています。
しかし今回、つみたてNISA用に、新たに楽天証券の口座を開設しました。
楽天証券のつみたてNISAの口座を選んだ理由は、楽天カードで積み立て投信を購入できるからです。楽天カードは、支払金額に対して1%のポイントが付きます。つまり投資信託の費用を1%コストダウンできるということです。これは長期運用では決して無視できないレベルです。
ところが、、、
楽天カード持ってなかった!
仕方がないので、初月度は銀行引き落としとし、楽天カードの申込みをして(無料)、翌月度からカード払いにしようと思います。
私みたいにドジを踏まないようにしましょうね
楽天カード払いにすると、1%相当のポイントが付きます!
つみたてNISAで選択したファンド
ココが選択したファンドは、以下の2つです。
① eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
② 楽天VTI
王道中の王道です。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
①eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの売りは、なんといっても業界でも屈指の低さの信託報酬率です(0.118%)。
2019年7月には純資産残高が500億円を突破し、信託報酬率が更に低くなりました。MSCIコクサイすなわち、海外先進国の市場平均と連動する投資成果をめざした運用が行われるファンドです。為替ヘッジされないのもポイントです。
楽天VTI
②楽天VTIも優良投信として有名です。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスよりは信託報酬率は高いですが、それでもかなり低めです(実質報酬0.15%)。
楽天VTIは、米国のバンガードが運用するETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」を買い付けるファンドです。
世界に分散投資するeMAXIS Slim 先進国株式インデックスと違って、楽天VTIは、アメリカ限定です。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも、アメリカの割合が高いし、アメリカがコケたら世界がコケると思うので、アメリカを軸とした投信を2本目に選びました。
アメリカを投資先として選ぶのであれば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も有望な投資信託です。これは、名前が示すとおり、米国大型株500社で構成される指数で、米国株式市場の上位約80%をカバーしていますが、小型株は含まれません。
ココ的には、アメリカのベンチャー企業の成長も含めたいと考えているので、今回は楽天VTIの方を選びました。
ココのつみたてNISAの設定@楽天証券
ココは年間非課税枠上限の40万円積み立てる予定です。
月当たりに換算すると約33,000円の投資額となります。楽天証券はこのあたりの設定がとても簡単でした。
こちらが、ココのつみたてNISAの設定です。
結局2019年は8月からの投資スタートとなり、つみたてNISAは年末締めなので、2019年は、8~12ヶ月の5ヶ月だけです。せっかくなので、今年も40万円の枠を使い切りたいので、毎月8万円となるように、投資額に設定しました。
楽天証券の口座開設はこちらからできます。
楽天証券では、つみたて投資に楽天カード払いができます。1%相当のポイントが付きます!
今後どう育っていくのか楽しみです。
その後、、、、
夫のNISA口座、やっぱり見直しすることにしたよ
見直した記事はこちら