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ココブロ

- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

投資信託と米国高配当ETFどっちが儲かった? NISA実績データを公開!

投資信託と米国高配当ETFどっちが儲かった? NISA実績データを公開!

他人の投資実績は蜜の味!?
ココ家のNISA口座、投資信託と米国高配当ETFの収益率を公開!

ココ家は、2019年までは、セゾン投信でつみたてNISAを活用してきました。
2020年からはNISA口座を楽天証券 に移し、投資戦略も大幅にリニューアルしました。

家族で一般NISA口座、つみたてNISA口座、ジュニアNISA口座を開設し、口座ごとに異なる投資戦略としています。
本記事では、ココ家が実際に購入した商品の中で、どれが一番儲かったのか、データーを元に示します。

 

NISA口座の購入商品

 

こちらがココ家のNISA戦略表デス

 

ココのNISA口座の2021年戦略

 

3つのNISA口座なので、名付けてNISA3 !

 

そもそも、NISAって何?って方は、こちらの記事をどーぞ。

 

 

比較するのはこの4つ

投資信託部門からノミネートはこの2つの商品!

楽天VTI(楽天・全米株式インデックスファンド
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 

ココがなぜこの商品を選んだのかは、この記事に書いています

 

この2つの投信は、ココ夫の一般NISA口座、ココのつみたてNISA口座、ココ子のジュニアNISA口座の3つ全ての口座でつみたて設定しています。

 

つみたて投資は一度設定してしまえば、あとは放置するだけ!
超簡単で誰でもできるよ!

 

続いて米国高配当ETFからノミネートはこの2つの商品!

HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)

 

どちらのETFも、3,6,9,12月の年4回、配当が貰えるのが特徴です。
この商品は上の2つの投信とは異なり、つみたて設定はしていません。株価が下がった時にだけ購入するという、裁量取引方式を採用しています。

 

裁量の場合は株式動向のウォッチングが必要
ココはVIX指数を見ているよ

 

投資実績

投資信託と米国高配当ETFの比較

4つのノミネート商品が決まったので、早速、これまでの投資実績を見てみましょう!
評価期間は2020/2-2021/12の約2年間です。

 

投信:楽天VTIの投資実績

ここではココのつみたてNISA口座の実績を示します。毎月16,666円の積み立て設定です。

楽天VTIの投資実績

 

期間損益率は42.7%でした

 

投信:eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの投資実績

こちらもココのつみたてNISA口座の実績を示します。毎月16,667円の積み立て設定です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

 

期間損益率は39.9%でした

 

高配当ETF:HDVの投資実績

こちらはココ夫の一般NISA口座の実績です。収益は変動差益と配当益の両方を含みます。

HDV:iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF

 

期間損益率は34.1%でした

 

高配当ETF:SPYDの投資実績

こちらもココ夫の一般NISA口座の実績です。収益は変動差益と配当益の両方を含みます。

SPYD:SPDRポートフォリオSP500高配当株式ETF

 

期間損益率は43.6%でした

 

4つの商品の損益率比較

さて、この4つの商品の損益率のみを1つのグラフに示したのがこちらです。

4つの商品の損益率比較グラフ

 

僅差だけどSPYDが1位!

 

この結果はなかなか興味深いです。グラフからは以下のことが言えます。

  • SPYDはコロナショックのダメージが4つの商品の中で最も大きく、その後の回復も遅い。
  • HDVははコロナショックのダメージが4つの商品の中で最も小さく、その後の回復はマイルド。
  • 楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの値動きはほぼ同じ。

 

順位づけしたけど、どれも好成績だったね

 

まずSPYDは今回の実績では1位でしたが、裁量で購入しているため、再現性のある数値では無いことに注意が必要です。
購入のタイミングが、ココより上手な方は、もっと好成績だったでしょうし、タイミングが悪いと損していたかもしれません。

同じことはHDVにも言えます。今回は最下位でしたが、購入タイミングがもっと良ければ、1位だったかもしれません。

 

腕に自信がある人は裁量取引!

 

投信に関しては、楽天VTIは全米約4000社に分散投資する米国ETF(ティッカー・シンボルVTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)に連動するように運用されているものです。
一方で、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックスという指標に連動する投資信託です。
これは、米国を含む先進国(米、英、仏、瑞、加、独など)に広く投資する商品で、楽天VTIよりも更に広く分散されていることが特徴です。

 

MSCIコクサイについてもっと詳しく知りたいかたはコチラをどーぞ。

この2年間は、たまたまアメリカ単独の成績が、先進国の平均よりも少しだけ良かったため、楽天VTIの方がわずかに良い成績だったということです。

アメリカ単独と、先進国分散の成績が、ほとんど変わらないということは、世界経済はアメリカを中心に回っているということを、あらためて感じさせられる結果でした。

そして、この2つの投信の結果は、裁量のSPYDとほぼ同等の成績でした。つみたて投資で、何も努力していないにもかかわらずです。

はっきり言って、ほとんどの方は、投信を積み立て設定して放置するだけで十分だと思います。
もっと言えば、いちいち銘柄を調べたり、売買タイミングを考えなければならない個別株や高配当ETFの裁量取引なんてやらなくてもいいです。

 

つみたてなら、投資の詳しい知識なんて不要だもんね♪

 

 だがしか~し、頭では積み立て投資だけで十分と分かっていても、どうしても裁量取引したくなるのが、投資オタクの性(サガ)。
こればっかりはやめられない~とまらない~。
なので、基本軸を積み立て投資にしつつ、裁量取引は趣味の範囲で余力資金で楽しむのが良いかと思います。

 

裁量取引は投資オタクの至高の趣味!

 

今からNISAやiDeCoを始めるなら、以下の2つの証券会社がお薦めです。ココは両方口座開設しています。

楽天証券

口座開設は無料

 

SBI証券

口座開設は無料

 

NISAやiDeCoなどのお得な制度、うまく活用したいね!

 

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