他人の投資実績は蜜の味!?
ココ家のNISA口座、投資信託と米国高配当ETFの収益率を公開!
ココ家は、2019年までは、セゾン投信でつみたてNISAを活用してきました。
2020年からはNISA口座を楽天証券 に移し、投資戦略も大幅にリニューアルしました。
家族で一般NISA口座、つみたてNISA口座、ジュニアNISA口座を開設し、口座ごとに異なる投資戦略としています。
本記事では、ココ家が実際に購入した商品の中で、どれが一番儲かったのか、データーを元に示します。
NISA口座の購入商品
こちらがココ家のNISA戦略表デス
3つのNISA口座なので、名付けてNISA3 !
そもそも、NISAって何?って方は、こちらの記事をどーぞ。
比較するのはこの4つ
投資信託部門からノミネートはこの2つの商品!
楽天VTI(楽天・全米株式インデックスファンド
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
ココがなぜこの商品を選んだのかは、この記事に書いています
この2つの投信は、ココ夫の一般NISA口座、ココのつみたてNISA口座、ココ子のジュニアNISA口座の3つ全ての口座でつみたて設定しています。
つみたて投資は一度設定してしまえば、あとは放置するだけ!
超簡単で誰でもできるよ!
続いて米国高配当ETFからノミネートはこの2つの商品!
HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
どちらのETFも、3,6,9,12月の年4回、配当が貰えるのが特徴です。
この商品は上の2つの投信とは異なり、つみたて設定はしていません。株価が下がった時にだけ購入するという、裁量取引方式を採用しています。
裁量の場合は株式動向のウォッチングが必要
ココはVIX指数を見ているよ
投資実績
4つのノミネート商品が決まったので、早速、これまでの投資実績を見てみましょう!
評価期間は2020/2-2021/12の約2年間です。
投信:楽天VTIの投資実績
ここではココのつみたてNISA口座の実績を示します。毎月16,666円の積み立て設定です。
期間損益率は42.7%でした
投信:eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの投資実績
こちらもココのつみたてNISA口座の実績を示します。毎月16,667円の積み立て設定です。
期間損益率は39.9%でした
高配当ETF:HDVの投資実績
こちらはココ夫の一般NISA口座の実績です。収益は変動差益と配当益の両方を含みます。
期間損益率は34.1%でした
高配当ETF:SPYDの投資実績
こちらもココ夫の一般NISA口座の実績です。収益は変動差益と配当益の両方を含みます。
期間損益率は43.6%でした
4つの商品の損益率比較
さて、この4つの商品の損益率のみを1つのグラフに示したのがこちらです。
僅差だけどSPYDが1位!
この結果はなかなか興味深いです。グラフからは以下のことが言えます。
- SPYDはコロナショックのダメージが4つの商品の中で最も大きく、その後の回復も遅い。
- HDVははコロナショックのダメージが4つの商品の中で最も小さく、その後の回復はマイルド。
- 楽天VTIとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの値動きはほぼ同じ。
順位づけしたけど、どれも好成績だったね
まずSPYDは今回の実績では1位でしたが、裁量で購入しているため、再現性のある数値では無いことに注意が必要です。
購入のタイミングが、ココより上手な方は、もっと好成績だったでしょうし、タイミングが悪いと損していたかもしれません。
同じことはHDVにも言えます。今回は最下位でしたが、購入タイミングがもっと良ければ、1位だったかもしれません。
腕に自信がある人は裁量取引!
投信に関しては、楽天VTIは全米約4000社に分散投資する米国ETF(ティッカー・シンボルVTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)に連動するように運用されているものです。
一方で、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックスという指標に連動する投資信託です。
これは、米国を含む先進国(米、英、仏、瑞、加、独など)に広く投資する商品で、楽天VTIよりも更に広く分散されていることが特徴です。
MSCIコクサイについてもっと詳しく知りたいかたはコチラをどーぞ。
この2年間は、たまたまアメリカ単独の成績が、先進国の平均よりも少しだけ良かったため、楽天VTIの方がわずかに良い成績だったということです。
アメリカ単独と、先進国分散の成績が、ほとんど変わらないということは、世界経済はアメリカを中心に回っているということを、あらためて感じさせられる結果でした。
そして、この2つの投信の結果は、裁量のSPYDとほぼ同等の成績でした。つみたて投資で、何も努力していないにもかかわらずです。
はっきり言って、ほとんどの方は、投信を積み立て設定して放置するだけで十分だと思います。
もっと言えば、いちいち銘柄を調べたり、売買タイミングを考えなければならない個別株や高配当ETFの裁量取引なんてやらなくてもいいです。
つみたてなら、投資の詳しい知識なんて不要だもんね♪
だがしか~し、頭では積み立て投資だけで十分と分かっていても、どうしても裁量取引したくなるのが、投資オタクの性(サガ)。
こればっかりはやめられない~とまらない~。
なので、基本軸を積み立て投資にしつつ、裁量取引は趣味の範囲で余力資金で楽しむのが良いかと思います。
裁量取引は投資オタクの至高の趣味!
今からNISAやiDeCoを始めるなら、以下の2つの証券会社がお薦めです。ココは両方口座開設しています。
口座開設は無料
口座開設は無料
NISAやiDeCoなどのお得な制度、うまく活用したいね!
インデックス投資に興味がある方におすすめできる良書。企業型DC、iDeCo、NISAの初心者にもわかりやすく書かれています。
お金の勉強本。マンガベースで読みやすい。でも、さすが税理士著、ちゃんと詳しい解説の文章ページ付き!