ココのトラリピ2019年6月度実績を公開!
確定利益: 13,858円(先月比-1,492円)
累計確定利益:73,766円(2019/1/26~)
評価損益: -48,055円(先月比+48,055円)
管理人のココは、現時点で570万円の資金を元に、5通貨のペアをトラリピで運用しています。
マネースクエアのトラリピは、FXの自動売買手法です。一度取引ルールを設定してしまえば、そのルールに従って24時間・自動でココの代わりにトレードしてくれます。
本記事では、2019/6月度のトラリピ運用実績を紹介します。
2019年6月度のトラリピ運用実績
ココが運用している5通貨ペアの、6月度のトラリピ実績は以下のとおりです。
ココがトラリピを始めてから23週目、5ヶ月目に入りました。
今月は確定利益は13,858円で、これは先月よりも1,492円少なかったです。年率換算にすると約2.9%です。ほったらかしでこの年率は悪くないです。
これはあくまで6月度の結果であり、今後どうなるかも分からないし、FXはリスクのある投資なので、マイナスになる可能性もあります。
ただ、ココの場合は、自分なりにかなりリスクを下げた設定にしています。
6月度は、利益よりも含み損に着目したいです。先月度は-108,754円の含み損を抱えていましたが、6月末の含み損は-48,055円と、約6万円も含み損が改善していました。
トラリピは、含み損を抱え、それが利益に変わることを期待した投資手法なので、仕組み的に含み損を抱えることはあたりまえとはいえ、含み損が減るとなんだか嬉しいです。
ということで、先月は、累計確定利益<含み損でしたが、今月は、 累計確定利益>含み損となりました。
6月度末の口座状況です。
5通貨ペアを470万円の資金で稼働させ、その後に予備資金としてGW前に100万円入金したので、合計570万円を投入しています。実効レバレッジは0.68倍、証拠金維持率は3,705%でした。
もし仮に全ての通貨ペアの設定が約定した場合でも、その時の実効レバレッジは3.69倍、証拠金維持率は677%となるような低リスク設計にしていることが売りです。
このように、かなりのリスクを抑えた設定にしているため、ネットで出回っているリピート系FXの利益率には遠く及びません。
レバレッジや証拠金維持率を記しましたが、レバレッジや証拠金維持率の値そのものでは資金管理してません。各通貨ペアのロスカットラインで資金管理しています。
各通貨ペアごとの状況
以下のグラフは、6月までの各通貨ペアの月間推移を示します。
トラリピCAD/JPY
先月に続き、順調に利益を出しつつ、含み損も改善しました。
CAD/JPYの通貨ペアは設定以来安定した挙動で、本当にトラリピ向きだと思います。
設定時のロスカットラインは62.17円なので、現在の82円付近はまったく心配ないですね。
↓CAD/JPYの稼働時設定↓
トラリピNZD/USD
先月度までの累計確定利益が7,363円だったのに、6月度だけで7,665円の確定利益を叩き出しました。よって棒グラフのオレンジ色の高さが倍増してます!
NZD/USDはグラフが示すとおり、ここ3ヶ月の確定利益はほとんど無く、一方で一番多くの含み損を抱えていたのですが、今月汚名挽回です。
NZD/USDはやればデキる子でした!
設定時のロスカットラインは0.494USDなので、現在の0.66USDあたりは全く心配ありません。加えて、この通貨ペアはマネースクエアで扱っている通貨ペアの中では貴重なドルストレートペアなので、ココのトラリピポートフォリオ上では、重要なポジションの通貨ペアです。
↓NZDの/USDの稼働時設定↓
トラリピEUR/JPY
EUR/JPYの今月の確定利益は2,380円と先月より減りましたが、これまでの累計確定利益は32,094円と、ココの保有通貨ペアでは成績No.1の優等生です。
興味深いのは、他の通貨ペアが軒並み含み損を減らしている中で、このEUR/JPYは、わずかながらですが、含み損が増えたことです。
逆に、先月までは、他の通貨ペアが軒並み含み損が増える中で、このEUR/JPYのみ含み損は増えませんでした。これは、正に分散投資のメリットです。
また、EUR/JPYは現在約121円であり、ちょうどトラリピのハーフ&ハーフの境界である120円付近をウロウロしているので、ハーフ&ハーフのしくみ上、含み損がほとんど抱えることのない状態となっているのも、現時点のEUR/JPYのメリットです。
↓EUR/JPYの稼働時設定↓
トラリピAUD/JPY
AUD/JPYの今月の確定利益はなんとゼロ円でした(笑)。この1ヶ月の為替変動が小さく、トラップに引っかからないので、保有数も増えず、利益確定もされないという硬直状態です。まぁ、こんな時もあるかな?
AUD/JPYでねらう利益幅800円(決済トレールあり)が、ここ数ヶ月のボラティリティがに対して大き過ぎるようなので、見直しが必要かと思います。
為替相場は右肩下がりのトレンド中ですが、稼働開始時の想定ロスカットラインの57円に対して、現状の75円付近は余裕のよっちゃんイカ(死語)です。
↓AUD/JPYの稼働時設定↓
トラリピAUD/USD
AUD/USDはココの保有する5通貨ペアの中で、一番存在感の無い通貨ペアです。確定利益も含み損も少ないです。過去19年をフルカバーできる広いレンジ設定としたものの、直近のボラリティーが小さいため、トラップになかなかひっかりません。
この通貨ペアも、ねらう利益幅6ドル(決済トレールあり)が、ここ数ヶ月のボラティリティに対して大き過ぎるようなので、見直しが必要かと思います。
為替相場は右肩下がりのトレンド中ですが、稼働開始時の想定ロスカットラインの0.408USDに対して、現状の0.69USD付近は余裕のよっちゃんイカです(シツコイ)。
↓AUD/USDの稼働時設定↓
トラリピ各通貨ペアの設定と今後の戦略
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
戦略の変更や、設定の大幅な修正の必要性は感じませんが、上記の通り、AUD/JPY、AUD/USDの通貨ペアは利益幅を小さくしたほうが利益率を上げられるかもしれません。
また、先月から新しく新設されたメキシコペソ円の通貨ペアですが、先月の月次実績の記事でも書きましたとおり、ココは当面やるつもりはありません。
理由はいくつかありますが、これ以上クロス円のペアの割合を上げたくないこと、新興国通貨ペアを、ポートフォリオに組み込むことにためらいがあることが、主な理由です。
リスクから逃げるのではなく、リスクを最小限に抑える工夫をする(リチャード・ブランソン)
欲張らず、リスクの小さい投資を心がけます。