アラフィフ主婦のFXトラリピ 2020年5月度実績を公開!
コロナショックを乗り切ったご褒美
本記事では、ココの5月度のトラリピ実績を公開します。
3月度はコロナショックで含み損がワースト記録を更新しましたが、ココのトラリピ設定は低リスク設定なので、追加資金を投入無しでも余裕で乗り切れました。
本記事ではココの5月度トラリピ実績を公開します。コロナショックを乗り切ったご褒美として、4月に続き5月もホクホクの月になりました。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY 資金100万円
NZD/USD 資金100万円
EUR/JPY 資金120万円
AUD/JPY 資金50万円
AUD/USD 資金100万円
ココはこの5通貨ペアを口座に570万円投入し運用しています。ロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
・通貨分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは基本的に毎週日曜日にトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。
本記事は、2020年5月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2020/5/3~2020/5/31です。
2020年5月度のトラリピ運用実績
全通貨ペアのトータル5月度の実績は以下の通りでした。
確定利益: 21,964円
累計確定利益:312,599円
評価損益: -363,945円
時価評価額(累計確定利益から評価損を引いた損益)は-51,346円でした。時価評価額とは、もし仮に今トラリピの設定を全て解除して現金化した場合の損益です。
評価損はあくまで含み損なので、ロスカットされてしまって現実の損失にならない限りは心配無用です。トラリピは仕組み上、含み損が将来の利益に変わることを期待した投資手法だからです。
現に、3月19日時点には、含み損は113万円を超えていました。金額は大きいのですが、その時でも証拠金維持率は1,589%と、まったくロスカットされる心配はありませんでした。もちろん、追加の資金投入はしていません。
もちろん含み損は気持ちのいいものではありませんが、ロスカットされないように低リスクな設定にしておけば、◯◯ショックが来ても、アタフタする必要はありません。
むしろ、◯◯ショックの後は、ご褒美あるよ
さて、それではココが運用しているトラリピ5月度分の実績表は以下の通りでした。
ココがトラリピを始めてから71週目になりました。
今月の確定利益は21,964円
先月が+16,135円だったので、それより少し多いぐらいです。3月の61,384円はすごかったですが、すっかり平常時に戻ってしまったようです。
確定利益は4月と大きく変わらなかったのですが、評価損益(含み損)は、4月末時点の-551,494円から-299,169円と大幅に回復しました。
出来すぎじゃない?
下図は稼働開始後から5月度末までの各通貨ペアの月間推移グラフです。
文字通りのV字回復!
でも楽観は禁物です。アフターコロナ、ウィズコロナの各国の経済状況のよっては、為替もまた一波乱あるかもしれません。
かといって、過度の心配も不要です。ただし、暴落がきてもロスカットされない設定にしておくこと、という大前提があっての話です。ロスカットさえされなければ、◯◯ショックの時には、通常確定利益が大幅に伸びます。今回のコロナショックもそうでした。
ココのトラリピ設定はかなり低リスク設定にしているので、多少の暴落でロスカットされる心配は全くありません。
今回のコロナショックで、ココは「ロスカットされてしまうかも」、という不安は全く無かったです。少し厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、もしこの程度の暴落で、「ロスカットされてしまうかも」、と不安に思った方は、自分の許容範囲以上のリスクを取った設定になっているかもしれません。
今回は助かっても、次は助からないかも・・・
ということで、ココは今後も、
- レンジ形成している通貨ペアを選ぶ
- 絶対にロスカットされないように設定する
を肝に銘じて、欲張らずにトラリピを継続していきます。
続いて、5月度末時点のトラリピの口座状況です。
5月度末時点の実質レバレッジは1.07倍、証拠金維持率は2,341%でした。証拠金維持率は、先月度末の1,942%から2,341%に若干改善しました。
実質レバレッジは、先月度末の1.29倍から1.07倍に上がりました。
3/19のコロナによる為替ショック時にでも証拠金維持率は1,589%だったので、かなり暴落耐性が高い設定だと思っています。
自画自賛じゃん
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や証拠金維持率の数字でトラリピ設定のリスク管理を行っていません。あくまで実績値データとして公開しているだけです。
トラリピ稼働開始前に、各通貨ペアの為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きに一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、比較的リスク管理のしやすい手法だと思います。詳しくは以下の記事で書いています。
トラリピは、
レンジ形成している通貨ペアを選ぶ
絶対にロスカットされないように設定する
各通貨ペアの状況
次に各通貨ペア毎の状況です。まずは、全通貨ペアの週次実績グラフを示します。直近の含み損は、-36万円付近です。これは投入資金570万円の約6%に相当します。
ココ的には10~20%ぐらいの間を激しく行ったり来たりしながらガンガン利確してくれると嬉しいのですが、思ったようにはいかないものですね。
トラリピCAD/JPY
ココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
CAD/JPYペアのトラリピは、稼働後から順調に安定して利益を出してくれて、トラリピ向きの通貨ペアだと思います。
5月も一番の稼ぎ頭でした。コツコツと確定利益を積み上げてくれているのはさすがトラリピ学園の優等生です。
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピCAD/JPYは、ハーフ&ハーフ設定ではなく、買いトラリピのみ稼働させています。
チャートで見ると、4月は75~78円台で推移しました。ココのCAD/JPYトラリピの買いレンジ下限は69.8円です。さらに稼働開始時の想定ロスカットラインは、62.17円なので、強制ロスカットされる心配は全くないです。
なお、マネースクエアはCAD/JPYのスワップ00(ゼロゼロ)キャンペーンを発表しました。
これは顧客志向の良キャンペーン✨
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) June 2, 2020
ぜひCAD/JPY以外にも広げて欲しい‼️
プラス側のスワップなくてもいいので、マイナス側もゼロ付近にしてくれたら、ヒデキ、カンゲキ!
ハーフゾーンでの両建て戦略でも考えておこうっと🥰#ポジションしこたまかかえる~キャンペーン終了~スワップ損祭り #トラリピ pic.twitter.com/ewBbdijcuz
2020年6月1日 ~ 2020年8月1日
期間中、CAD/JPYの買い・売りのスワップが「ゼロ」
CAD/JPYの買いポジションに対して、最近は1万通貨あたり-30円/日のスワップがついていたので、これがゼロになるのはお得です。
ただ、直近のレートでは、ココを含めほとんどの人が買いレンジなのではないでしょうか?スワップのために、買いレンジにもかかわらず、売り注文を建てる気にはならないです。
気になるのは、キャンペーンが期間限定で、かつ2ヶ月と短いことです。
トラリピは通常長期でするものだと思っているので、ココの考え方とはマッチしにくいです。くれぐれも、キャンペーンに目がくらんで、売りポジションを沢山保有して、キャンペーン終了とともにスワップが元に戻って、泣きをみることのないように注意しましょう。
ということで、今回のキャンペーンは、ココには関係の無いものになりそうですが、トラリピの弱点の一つである、マイナススワップに着目したキャンペーンを実施してくれた、ということは評価に値します。できればこのキャンペーンを、ゼロでなくてもよいので、他の通貨ペアにも、長期間展開して欲しいです。
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
ココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
含み損急回復!
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
コロナショックで、一気にレンジアウトしてしまったNZD/USDですが、その後、怒号の勢いで買いレンジ内まで戻ってきました。
レンジアウトしてしまうと、いくら為替レートが動いても確定利益につながらないので機会損失でした。これで一安心です。
稼働時に見積もった強制ロスカットラインは、0.494USDなので、ロスカットされる心配はなかったものの、利益につながらないのは面白くないです。
NZD/USDは、ドルストレートペアなので、クロス円ペアと合わせて稼働させることで、通貨ペア分散による、ロスカットリスク低減をねらったものです。
マネースクエアのトラリピは、クロス円の通貨ペアに偏重しているので、ドルストレートペアは通貨分散として貴重な位置づけです。
トラリピNZD/USDの課題のひとつは、マイナススワップです。
NZD/USDの買いトラリピのマイナススワップが、5月末時点で1万通貨あたり-65円/日でした。
そのため、せっかく為替変動差益を確保して決済された建玉が、積もりまくったマイナススワップのせいで、トータルマイナスになっているという、残念な決済通知が届くことになりますorz
マイナススワップ半減キャンペンきてー
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
ココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
そしてこちらがEUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
EUR/JPY売りレンジ下限の120円よりも更に下にいるため、は5月度は取引ゼロ・ポジションもゼロでした。
ハーフ&ハーフの買いレンジに入っているのですが、買いトラリピを停止したためです。
ココがトラリピをはじめてから1年間の間、為替レートが、ちょうどココが設定したハーフ&ハーフ付近でウロウロしていたので、ほぼ含み損なしに利益を出してくれていたという、ありがたい通貨ペアでした。
EUR/JPYペアは、ココのトラリピにおける超優等生ペアでしたが、ココは、12/22に買いトラリピを解除し、ハーフ&ハーフ設定をやめて、売りトラリピのみを引き続き稼働させることに変更済みです。
理由は、買いポジションを持った時のスワップポイントが、あまりにも悪いからです。
5月末時点で、トラリピでのEUR/JPYの買いポジションのスワップポイントは、-67円/日/1万通貨でした。これではさすがに買いトラリピを稼働させるのは躊躇してしまいます。
ちなみに、マネーパートナーズ(nano)のスワップポイントは、-16円とトラリピの1/4以下です。これなら許容範囲内です。だから、ココはトラリピと同設定で、EUR/JPYをマネーパートナーズの連続予約注文を使って稼働させています。
マイナススワップ用ワクチンはマダですか?
マネパの記事はこちら↓
トラリピとの比較記事はこちら↓
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はコチラ↓
トラリピAUD/JPY
ココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
キミにはV字回復の称号を与えよう
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピAUD/JPYは、売りレンジと買いレンジの間にポジションを持たない空白地帯がある、変則的な設定です。これは先月、追加資金なしで、かつ強制ロスカットレートを上げることなく買いレンジ下限を広げるという設定変更を行ったためです。あくまで一時できな処置であり、空白地帯に為替レートが到達する際には再設定が必要です。
ココのAUD/JPYのトラリピ最新設定詳細はコチラ
ココのAUD/JPYのトラリピの初期設定詳細はコチラ
そしてAUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
ココのトラリピAUD/USDペアの稼働後の推移です。
稼働開始後から約1年間、しかばねのように長らく眠っていたAUD/USDが、コロナショックを機に、起き上がってめっちゃ仕事をし始めました。
ラリホーが解けたのかな?
そしてこちらがAUD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
5月末時点では買いレンジの中央付近に位置しているので、当面ロスカットされる心配はないかと思います。
トラリピAUD/USDの課題は、NZD/USDと同じくマイナススワップです。もう少し控えめなスワップ設定だと嬉しいです。
いつかドルストペアーが頑張ってくれると信じでます
ココのAUD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
AUD/USDの利益幅変更の記事です。
トラリピ各通貨ペアの設定と今後の戦略
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
トラリピ今後の戦略
先月はレンジアウトしていたNZD/USDとAUD/JPYはレンジ内に戻ってきました。またEUR/JPYも売りレンジ下限付近まで戻ってきました。
嵐は去りましたので、引き続き淡々とトラリピを見守りたいと思います。
ところでココは、FX以外にも、NISA口座で投資信託やETFの投資運用をしています。
以上、ココのトラリピ5月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。