アラフィフ主婦のFXトラリピ 2021年10月度実績を公開!
10月の確定利益は77,951円、開始後の累積確定利益は、1,083,277円となりました。
本記事では、ココの2021年10月度のトラリピ実績を公開します。
ココのトラリピ設定は、低リスク設定がウリです。
2020年3月のコロナショック時も、追加資金の投入なしで余裕で乗りることができました。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY:100万円
NZD/USD:100万円
EUR/JPY:120万円
AUD/JPY: 50万円
AUD/USD:0円(100万円→AUD/NZDへ)
AUD/NZD:310万円
EUR/GBP:160万円
現在、上記合計の840万円に加え+200万円(この200万円は入金ボーナス用に一時的に投入)の合計1,140万円をトラリピ口座に投入し、複数ペアで稼働中です。
いずれの通貨ペアでも、簡単にはロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
・通貨ペア分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは、普段、毎週日曜日だけトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。本記事はそれを月次でまとめたものです。
それでは、2021年月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2021/10/4~2021/10/31です。
2021年10月度のトラリピ運用実績
トラリピの月度実績は以下の通りでした。
※各通貨ペアをクリックすると、設定に飛びます。
ココがトラリピを始めてから、2年と10か月が過ぎました。途中コロナショックがありましたが、まったくロスカットされる心配はありませんでした。
その後も地味に、コツコツ利益を積み重ねてきました。
そして、今月の実績は以下の通りでした。
今月の確定利益:77,951円
今月末時点の含み損:-329,232円
累計確定利益:1,083,277円
10月も終わってみればしっかり稼いでくれていました!
含み損が約33万円あるので、時価評価額(累計確定利益から評価損(含み損)を引いた損益は、10月末時点で約75万円です。
時価評価額とは、もし仮に今トラリピの保有ポジションを全て解除、つまり、トラリピをやめて含み損益をすべて現実の損益として確定させた場合の損益のことです。
トラリピは、ほぼ常に含み損を抱えながら、小さな利益を積み重ねていく手法なので、含み損があること自体は問題ではありません。
問題は、その含み損とどう向き合えるかです。具体的には、
含み損がどれぐらいになると不安になりだすか、
維持率がどれぐらいまで下がると不安になりだすか、
これらは、人それぞれです。
なので、含み損がこれぐらいだったら大丈夫、というようなものはなく、人それぞれ異なります。
自分が暴落時の不安に耐えられるかどうかをあらかじめ把握しておくために、以下2点を事前に見積もっておくことをおすすめします。
①〇〇ショック級の暴落が起こった時にどれだけの含み損をかかえうるか。
②もしその含み損をかかえた時、自分は不安になりそうか。
〇〇ショックは、例えばコロナショック級、より安全に取引したければリーマンショック級を想定しておいた方がいいでしょう。
ココはリーマンショック級を想定した設定にしています。
ビビりなココです
なぜ、めったに起こらない〇〇ショックのことを想定した方がいいのでしょう。
それは、強制ロスカットされるレート(証拠金維持率が100%未満になるレート)をいくら把握していても、実際にほとんどの人は、その手前の段階で耐えられなくなります。
そして、自ら損切りしたり、追加資産を投入することになるからです。
念のため補足しますが、緊急時の損切りや入金することは、資産を守るための立派な手段です。
暴落時にそれが的確に落ち着いてできればいいのですが、実際暴落はいつ起こるか分かりません。
ましてや暴落してパニック状態の時に、タイムリーに判断・実行できるかどうかはわかりません。
なので、リーマンショック級の暴落がきた時に証拠金維持率が100%になるように設定するのではなく、リーマンショック級の暴落がきても、あたふたしないような証拠金維持率になるような設定にしています。
毎週日曜しか口座チェックしないココは、急な暴落に対応できないのでなおさらです
トラリピで大事なのはリスク管理
トラリピは、いろんな手法が適用できるのが面白いところです。
積極的にリスクを取ってハイリターンを狙うこともできるし、手間暇かけて資金効率を上げることもできるし、ココのように、ほぼ放置できる低リスクな設定にもできます。
自分に合ったトラリピをみつけよう!
次の図は稼働開始後から2021/10月度末までの月間推移グラフです。
破線の折れ線が示す評価損が増えたり減ったりしながら、棒グラフの確定利益が着実に積みあがっていく様子がわかります。
これがトラリピの醍醐味!
FXって、ギャンブルみたいなもので危険だ!と思われる方もいるかと思います。ココも昔はそう思っていました。
実際、レバレッジを掛けることができるので、やり方によっては、とてもハイリスクな投機になり得ます。
でも、低リスクで稼働するトラリピは、FXの中ではむしろ地味な投資手法です。コツコツと小さな利益を積み重ねていく手法です。
このことは、トラリピをはじめる前の私のFXのイメージとは大きな違いでした。
またココは、為替相場を分析したり予測することはできません。普段はチャートすらチェックしません。
それでも、このように実際に利益が積み上がっていくのが、トラリピのいいところです。
こちらは、2021/10/31時点のトラリピの口座状況です。
10月度末時点の実質レバレッジは1.68倍、証拠金維持率は1,495%でした。
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や証拠金維持率の数字で、トラリピ設定のリスク管理を行っていません。
あくまで実績値データとして観測・公開しているだけです。
ココは、トラリピ稼働開始前に、為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きや証拠金維持率に一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、かなりリスク管理のしやすい手法だと思います。
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
トラリピで負けない方法
・レンジ形成されている通貨ペアを選ぶ
・絶対にロスカットされないように設定する
口座開設は無料
各通貨ペアの状況
続いて、各通貨ペア毎の状況です。
まずは、全通貨ペアの週次実績グラフです。
含み損(評価損益)は、先月よりも49,884円増えて、329,232円になりました。
含み損が増えましたが、トラリピは仕組み上、ある程度ポジションを持っている状態、つまり含み損を抱えている状態でないと、将来の利益につながりません。
なので、適度に含み損を抱えた状態が、健全な状態です。この程度の含み損は、全く問題のない水準です。
先に示した月次グラフと同様、週単位で見ても、含み損(薄い色の方の折れ線グラフ)が増減しながらも、確定利益(積み上げ棒グラフ)が確実に増えていっていることがわかります。
ここから先は、各通貨ペアについての詳細です。
トラリピCAD/JPY
まずは、こちらがココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
ココのトラリピCAD/JPYは、売りレンジと買いレンジの境界(ハーフ位置)付近をうろうろしています。
ハーフ位置は含み損がほとんどなくなります。
CAD/JPYペアのトラリピは、稼働後から順調に安定して利益を出してくれています。とてもトラリピ向きの通貨ペアです。
10月の確定利益は8,921円でした。来月も頑張って!
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ちょうどハーフの位置で売りレンジに入ったり、買いレンジに入ったりしながら利益を伸ばしていってくれています。ここ最近は円安に動いているので売りレンジにいます。
CAD/JPYのスワップは、ここのところ売りポジションがマイナス10円、買いポジションが+4円です。
マイナススワップは居心地が悪いけど、ココはこのぐらいなら許容範囲
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
続いて、NZD/USDです。こちらがココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
10月の確定利益2,719円でした。少ないのは売りレンジに突入してしまったからです。
ところでNZD/USDは、両国の金利差の関係から、10月に入って売りポジションのスワップがマイナスになったため、売りレンジは停止しました。
その後、為替は買いレンジから売りレンジに突入しました。そのため買いレンジのポジションを全て決裁してしまいました。ポジションがないので、今は機会損失状態です。
マイナススワップ嫌い・・・
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートと、ココのトラリピ設定です。
当初はハーフ&ハーフで運用していましたが、マイナススワップの大きい売りレンジは今は停止中です。買いレンジのみ稼働させていますが、売りレンジ入ると、ポジションを持つことはありません。
スワップ関係が変わったので今は買いトラリピを稼働中です
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
続いてEUR/JPYです。こちらはココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
10月の確定利益は2,790円でした。
EUR/JPYは、他の通貨ペア同様、10月は円安に振れたので、エネルギー充填中でした。
円高時に稼いでくれる子です!
こちらが、EUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
当初はハーフ&ハーフで稼働させていましたが、買いポジションのマイナススワップがきついので、今は売りトラリピのみ稼働させています。
売りトラリピだけにすることで、マイナススワップを回避できるだけでなく、為替ショック(だいたい円高に振れる)時のショックを緩和できるというメリットがあります。
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はこちら↓
トラリピAUD/JPY
続いてAUD/JPYです。こちらはココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
10月の確定利益は6,400円でした。AUD/JPYは他の通貨ペアより少ない投資資金(50万円)なことを勘案すると、かなり頑張ってくれました!
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
AUD/JPYは、売りポジションのマイナススワップを嫌って、買いトラリピだけを稼動中です。
残念ながら、円安のためこの10月に売りレンジに突入してしまいました。なので10月は機会損失状態です。
ココのAUD/JPYのトラリピの設定はコチラ↓
AUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
次はAUD/USDです。
AUD/USDは、マイナススワップの大きな買いレンジにいます。買いトラリピは稼働していないので、機会損失状態です。
AUD/USDは売り買い両方の稼働を止めて、ここに投入した資金100万円をAUD/NZDの増資に割り当てています。
稼働停止中なのでもちろん10月の確定利益も0円でした。
貴重なドルストレートペアだけど、
NZD/USDと相関が強いので分散効果は低い通貨ペアです
そしてこちらが、AUD/USDの月足チャートとココのトラリピ設定です。
過去20年の値動きをばっちりカバー
レンジ形成しているのでトラリピ向きのペアではあります
AUDUSDの初期設定記事はコチラ↓
トラリピAUD/NZD
次はAUD/NZDです。ココのトラリピAUD/NZDペアの稼働後の推移です。
10月の確定利益は、46,976円でした。AUDNZDには合計310万円の資金を投入しているので、利確額も他の通貨ペアよりも大きくなります。
ここ最近の稼ぎ頭です!
AUD/NZDは、トラリピユーザーの多くの人が稼働させている、人気の通貨ペアです。
AUD/NZDは、リスクの異なる2つのトラリピを稼働中です。まず2020年9月に110万円で稼働させたのがこちらの設定です。
一般的なハーフ&ハーフではなく、コア領域を一部両建てし、更に、重み付けもしています。
でも十分安全運転も考慮した設定です。
両建てゾーンで動いてくれると理想的
でも今はちょっと下にはみだし中
もう一つの設定が、一般的なハーフ&ハーフです。
守りのハーフ&ハーフ設定です
なお、AUD/NZDのチャートは、7年スパンと18年スパンでは景色が全く違うので、注意が必要です。
欲張りすぎないようにね
AUD/NZDについては、こちらの記事で、設定の考え方を詳しく解説しています↓
トラリピEUR/GBP
最後はEUR/GBPです。稼働後6ヶ月が経ちましたが、期待に反してかなり寂しい成績となっています。
10月の確定利益は、10,145円でした
わぁ、初の5桁!
こちらが、EUR/GBPの月足チャートとココのトラリピ設定です。
オージーキウイの第2段として期待されたゆろぽん選手、これから活躍してくれるでしょうか!?
ココのEUR/GBPのトラリピの初期設定の記事はこちら↓
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
ドルスト、クロス円、他のクロス通貨をバランスよく組み込んでいきたい
トラリピ今後の戦略
大きな変更予定はありません。NZD/USDの買いレンジとAUD/JPYの買いレンジがレンジアウト中です。
両ペアとも売りポジションのマイナススワップが大きいので、売りトラリピを稼動させるつもりはありません。
機会損失はもったいないですが、直近の値動きに合わせた設定変更はしないことにします。
ココのトラリピの基本方針は、長期の為替の値動きを元にレンジ設定し、基本的に放置できるようにしているからです。
もしAUD/NZDが急落したり、EUR/JPYが大急騰したらお宝ポジションがゲットされるよう仕掛けています。
ということで、毎度の自戒を込めたツイート↓
元ネタ古いですが、☔️でヒマなので作ってみた✨ pic.twitter.com/1o6uEYNqGa
— ココ@アラフィフ主婦投資家 (@shufuinvest) March 21, 2021
以上、ココのトラリピ10月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
口座開設は無料
口座開設方法は、こちらの記事→トラリピ口座開設方法 で詳しく解説しています。