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ココブロ

- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

【FX】トラリピ AUD/USDの設定変更[最新版](ハーフ&ハーフ⇒売りトラリピのみ)

トラリピ AUD/USDの買いレンジを解消しました、その理由は・・・

 

本記事では、ココのAUDUSDトラリピ設定の2020年7月末の設定変更内容を公開します。

結論から言うと、買いトラリピの建玉(ポジション)を強制決済し、買いトラリピの設定を解除しました。ハーフ&ハーフの設定としていたので、売りトラリピの設定は残したままです。

 

トラリピ とは、FXの自動売買手法です。

一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。

 

稼働通貨ペア(2019年~)

CAD/JPY 資金100万円

NZD/USD 資金100万円

EUR/JPY 資金120万円

AUD/JPY 資金50万円

AUD/USD 資金100万円

ココはこの5通貨ペアを口座に570万円(上記プラス予備資金100万円)投入し運用しています。ロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。

今回、上述のように、AUDUSDトラリピの設定を、ハーフ&ハーフから、買いトラリピを全解除し、売りトラリピだけにしました。

アラフィフココのトラリピ戦略

・通貨分散

・低レバレッジ運用

・長期投資

・欲張らない

 

なお、ココは基本的に毎週日曜日にトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。

 

 

ココのAUDUSDトラリピ設定(元の設定)

ココは、AUD/USDのトラリピを、2019/2/24に稼働開始しました。その後、ボラティリティ低下を考慮して、利益幅を狭くする変更を1回行ったものの、基本的な設定は稼働開始後から一度も変更しておらず、ほったらかし運用ができています。

 

ココのAUD/USDトラリピの稼働開始時の設定はコチラ

ココのAUD/USDトラリピの利益額変更の記事はコチラ

 

設定の考え方などの詳細は、上の記事に書いています。ここでは、設定の概要のみ示します。

2000年以降の月足チャートに、ココのAUDUSDトラリピ設定を重ねたものが以下の図です。20年間のワイドスパンでも、レンジがすっぽりと入っているので、そう簡単にはレンジアウトしないと思っています、かなり手堅い設定です。

ココのトラリピAUDUSDの月足チャート、ココのトラリピ設定付き

 

参考までに、稼働時に見積もった運用試算表はこちらです。

ココのトラリピAUDUSDのらくトラ運用試算表

 

らくトラ懐かしい! 今はシンプルになっちゃったね

 

ココのAUD/USDトラリピ実績(2020/7末時点)

まず、2019/2/24に稼働開始したココのAUD/USDトラリピの2020/7末時点のポジションはこちらです。

買いポジションがわずか2つあるだけで、含み損は約2,800円でした。

2020年7月末時点のココのトラリピAUDUSDのポジションサマリ

 

ココがAUD/USD買いトラリピをやめる理由

まずはじめに、ココはAUD/USDは、トラリピに適した通貨ペアだと今でも思っています。ココの通貨ペア選定基準は以下です。

トラリピ通貨ペアの選定基準

・先進国同士の通貨ペア

・レンジ形成している

加えて、AUD/USDはドルストレートペアなので、クロス円の多いトラリピにおいては、貴重な存在です。

そんな、トラリピ向けの通貨ペアのAUDUSDですが、ココがやめようと思ったのは、買いポジションを保有した時のマイナススワップの大きさです。

スワップは、通貨ペアの政策金利をベースに、FX業者が独自に設定できます。マネースクエアは、スワップに関しては、総じて他のFX業者より、執筆時点で悪いスワップポイント設定を採用しています。

スワップやスプレッドは、FX業者にとっては利益の源です。一方でユーザーにとってはコストです。スワップポイントは各国の政策金利の影響も受けるので、マイナスになること自体はどうしようもないことです。

しかし、他社よりも極端に悪いとなると話は別で、ココは受け入れ難いです。

例えばAUD/USDを例に上げるとこんな感じです。買いポジションのマイナススワップが、比較例として挙げたマネーパートナーズの約6倍もあります。

AUDUSDのスワップポイント比較

ということで、ココがAUD/USDの買いトラリピをやめるのは、ずばりマイナススワップの大きさです。

後述しますが、最終トータルではわずかにプラスでした。為替変動差益の方が、マイナススワップよりも大きかったということです。でも、やっぱりこんな約定メールが届いたら、ゲンナリしちゃいます・・・

AUDUSDトラリピ決済通知の利益がマイナス

 

確定損益がマイナス・・・

 

ココは実際にトラリピを稼働する前から、買いポジションのスワップがマイナスなことは知っていたし、累積の為替変動差益がスワップのマイナス損を上回って、トータルでプラスになることが期待できる、と思い、AUD/USDを稼働させました。

実際に稼働させてみてわかったことは、自分の、スワップ損に対する許容度が自分が思っていたよりも低かったことです。

これはとてもいい勉強になりました。まさに、頭でわかっていることと、実際に体験してみることは違うというということです。

これは、スワップに限った話ではありません。

例えば、トラリピは含み損は将来の利益につながるから、気にしない、なんてよく言われますが、〇〇ショックで含み損を実際に抱えた時、それに耐えられるかどうかは、実際に体験してみないとわかりません。

 

ロスカットレートはシミュレーションできても、ロスカットされるかも、という恐怖心はシミュレーションできません

 

ココの場合、コロナショックでも、ロスカットされるかもという恐怖心はまったくありませんでした。それは、安全設定だったこともあるかと思います。

とにかく、マイナススワップが、自分の許容度を超えていることがわかったので、AUD/USDの買いトラリピは解除し、ポジションも(といってもたった2つだけですが)、成り行き決済することに決めました。

 

投資判断は感情と切り離すべき、と頭ではわかっても難しいね

 

AUD/USD買いトラリピの設定解除方法

トラリピのシステムや設定はとても優れていて、設定追加も設定取り消しもとても簡単です。ココがトラリピのシステムを使っている理由の一つです。

ポジションサマリから、AUD/USDの買いトラリピの設定を選択し、設定取り消しをクリックするだけです。これは簡単!アラフィフでも間違えようがない。

AUDUSDトラリピ設定を取り消す画面

保有ポジションは、決済されるまで持ち続けるか、成り行きで決済するか選べます。ココの場合は、マイナススワップが嫌でやめるので、成り行き決済することにしました。含み損もたかだか2,800円ぐらいだし。

 

こちらが、設定解除前後のポジションサマリです。

AUDUSD買いトラリピ設定解除前後のポジションサマリの比較図

 

なお、買いトラリピは設定解除しましたが、売りトラリピの方は残したままです。一緒に解除してしまってもよかったのですが、現時点で買いレンジなので、あわてて解除する理由はないし、もし売りレンジに突入した場合は、スワップもプラスなので、デメリットはありません。

もっとも、レンジアウトしているということは、資金を遊ばせていることでもあるので(他の稼働通貨ペアの必要証拠金のバッファになっているので、全くの無駄とは言い切れない)、何か考えたいと思います。

 

ココのAUD/USDトラリピの2020年7月末時点の実績

さて、気になる実績です。結局AUD/USDのトラリピで儲かったの?ですが、以下の通りでした。

  • 累積スワップ損益 -18,712円
  • 累積為替損益   +46,150円
  • 最終損益     +27,438円

一応プラスで終わることが出来ましたが、裁量取引なら数分で稼げる金額です。お世辞にも大成功とは言えない結果です。

でも、ココのように為替相場を読む能力がなく、しかもほったらかしでプラスになっているので贅沢は言えません。銀行に預けとくよりは随分とマシです。

こちらが、AUD/USD稼働開始後からの週次実績グラフです。期間中ずっと買いレンジだったので、マイナススワップとは長いお付き合いでした。

ココのAUDUSDトラリピ週次実績グラフ

60週目付近の谷はコロナショックです。それまでは、AUD/USD本当に機能しているの?っていうぐらい動きがなかったです。でも、長らく眠っていたAUD/USDが、コロナショックを機に、起き上がってめっちゃ仕事しだしました。

決済ラッシュは嬉しかったのですが、マイナススワップのせいで喜びも半減でした。

 

ココのAUD/USDトラリピの2020年7月末以降の設定

こちらが、新しい設定となります。とはいっても、買いレンジを解消して売りトラリピの設定を残しているだけです。なので現時点ではレンジアウトしています。

トラリピAUD/USDの月足チャート、ココのトラリピ設定付き

マイナススワップが他社レベルにならない限りは、買いトラリピを再稼働させることはないでしょう。

 

トラリピ各通貨ペアの設定

トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。


 

アラフィフココのトラリピのスタンス

大勝ちを狙わず、退場しないことを優先

そのために、

・分散投資(通貨分散)

・低リスク運用(欲張らない)

ことを心がけています。

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