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- アラフィフ主婦のおかねのはなし -

【FX】本家トラリピ(マネスク) vs. 半自動トラリピ(マネパ) 2020年1月度実績比較

ココブロ本家トラリピ(マネスク) vs. 半自動トラリピ(マネパ) 2020年1月度実績比較

本家トラリピvsマネパ半自動トラリピ、2020/1実績を公開!

 

管理人のココは、マネースクエアのトラリピでFX投資をしています。

トラリピとは、FXの自動売買手法です。取引ルールを一旦設定してしまえば、為替の上げ下げを予想したり、心配したりする必要はありません。

そのルールに従って24時間・自動でココの代わりに坦々とトレードしてくれます。

一度設定してしまえば、基本的にほったらかしにできるので気に入っています。

 

マネースクエア

 

しかし、トラリピは設定も設定後も楽ちんではあるものの、通貨ペアにもよりますが、実質的な取引コストは他のFX業者よりも高めの傾向です。

取引コストを下げる方法として、手動トラリピ、半自動トラリピ、MT4+トラリピ系EA、という手法があることを以前記事にしました。

でもあくまで机上の検討結果です。

例えば、半自動トラリピは本当に本家トラリピに比べてコストダウンができ、利益UPの効果があるのか、気になりますよね?

ということで、ココは先月から実際に投資をして検証することにしました。

実験好きアラフィフです

本記事では、EUR/JPYの通貨ペアで、マネースクエアの提供する本家トラリピと、マネーパートナーズの提供する連続予約注文サービスを利用した半自動トラリピの2020年1月度の実績を公開します。

 

比較する通貨ペアはEUR/JPY

 

比較するのはEUR/JPYです。

なぜならココのトラリピの中で、これまで一番良好な成績を出してくれているのがEUR/JPYだからです。

ココブロトラリピ2020年1月度EUR/JPY実績グラフ

 

このEUR/JPYの通貨ペアで、今後、本家トラリピとマネパの半自動トラリピの両方を実際に投資することで、その実績を赤裸々に公開していきたいと思います。

「トラリピ」は、マネースクエアの登録商標です。手法自体もマネースクエアが特許を持っています。

本記事で「半自動トラリピ」という言葉は、マネースクエアのトラリピとは直接関係ありません。

本記事では、トラリピ風の半自動の作業で行う方法を称して「半自動トラリピ」と呼ぶことにします。

 

マネスクとマネパのEUR/JPY取引コスト比較

まず、本家トラリピを提供するマネースクエアと、連続予約注文を有するマネーパートナーズにおける、EUR/JPYの取引コストを比較してみました。

ここでいう取引コストとは、スプレッドとマイナスのスワップです。

ココブロEUR/JPYの取引コスト比較

 

まず、スプレッドについてです。スプレッドは、言うまでもなく狭い方が望ましいです。

EUR/JPYのスプレッドは、調査時点ではマネースクエアが25銭に対して、マネーパートナーズ(FXnano)は7銭と、マネースクエアの1/3以下でした。

そして、スワップポイントですが、まず売りポジションの場合は、調査時点ではマネースクエアが+5円に対して、マネーパートナーズは+4円と、わずか1円ですがマネースクエアの方が良いスワップポイント条件でした。

次に買いポジションの場合は、調査時点ではマネースクエアが-75円に対して、マネーパートナーズは-25円と、実に3倍差、50円/日/1万通貨でした。

スワップポイントは、EUと日本の政策金利差を元に、FX業者が独自に設定しています。ですので、同じ通貨ペアでもこのように差がつく場合があります。

なお、ココはトラリピのEUR/JPYを2019/2にハーフ&ハーフで稼働開始しましたが、その後買いポジションのマイナススワップが大きくなって流石に嫌気がさしたので、2019/12末に買いトラリピを解消して売りトラリピだけに変更しました。

 

EUR/JPYトラリピの設定

今回の比較をするにあたっては、マネースクエアのトラリピは、現在稼働させている設定をそのままであり、何もいじりません。

マネパの半自動トラリピは、今回の比較実験のためにマネスクのトラリピに準じた設定を行ない、新たに稼働させました。

下の表がその設定です。マネースクエアは上述の通り、現在は買いトラリピは設定していません。

ココブロEUR/JPYのトラリピ設定表

 

マネーパートナーズは、買いポジションのマイナススワップがマネースクエアの1/3なので許容範囲と考え、買いトラリピ側も設定しています。すなわちハーフ&ハーフの設定としています。

ハーフ&ハーフは本来マネスクの売り文句なんだけど、マイナススワップが痛いので設定する気にならないのが残念です

 

どちらもレンジとトラップ値幅、ねらう利益は同じです。

なお、ねらう利益はどちらも1000円ですが、本家トラリピ方だけ、本家の特徴である「決済トレール」の機能をONにしています。

決済トレールは20pips(200円)上昇後に作動するので、設定上の狙う利益を800円として、帳尻を合わせています。マネーパートナーズにはその機能はありませんので狙う利益は1000円です。

決済トレールは、為替の値動きがうまくハマれば1回の取引の利益を大幅に伸ばしてくれる可能性のある機能です。反対に裏目に出ることもあります。

決済トレールについては以前、こんなツイートをしました。

 

マネスクとマネパの1月度EUR/JPY実績

まず、2020年1月度のEUR/JPYの4時間足チャートを見てみましょう。

月初からじわじわ上がって、月半ばにトップピークを付け、その後月末に向けて下がっています。

緑の破線は新規注文を入れているトラップを示しています。

 

ココブロEUR/JPYのトラリピ設定1月度チャート

青が売りトラリピゾーン、赤が買いトラリピゾーン(ただし買いトラリピはマネパのみ稼働)です。

1月度はほぼ売りトラリピゾーンに居たってことです。

 

マネスクトラリピ1月度EUR/JPY実績

下のチャートは1月度にマネースクエアのトラリピの取引履歴を書き加えたものです。

 

ココブロEUR/JPYのマネスクトラリピ1月度チャート実績記入版

新規の買い注文が4回、決済の売り注文が8回執行されています。為替変動による差益は+8,334円でした。

ココお気に入りのEUR/JPY。1月もしっかり儲けてくれています

 

マネパ半自動トラリピ1月度EUR/JPY実績

次に、下のチャートは1月度にマネーパートナーズの連続予約注文による半自動トラリピの取引履歴を書き加えたものです。

ココブロEUR/JPYのマネパ半自動トラリピ1月度チャート実績記入版

新規の買い注文が7回、決済の売り注文が11回執行されています。為替変動による差益は+11,000円でした。

同じ通貨ペアでほぼ同じ設定なのに、執行回数も利益も違う!

実はこれって、とてもおもしろい結果です。実験した甲斐がありました。後から考察を示しますが、実はこの1月度は、マネースクエアとマネーパートナーズの両者の特徴がもろに現れた月でした。

 

マネスクとマネパの1月度EUR/JPY考察

それでは早速考察しちゃいます。

マネスクトラリピ1月度EUR/JPY考察

再び、下のチャートは1月度にマネースクエアのトラリピの取引履歴を書き加えたものです。

ココブロトラリピの決済トレールの例

矢印のところは、買いの決済注文が重なっています。これは、決済トレールが作動し、良い結果が現れた例です。

直前に一方向に値を下げていったので、決済値を下まで引っ張ってくれており、1000円のねらい利益幅に対し、それぞれ、+1,410円と、 +1,357円、すなわち、35-40%も利益を上乗せしてしてくれています。

決済トレールはマネースクエアだけが設定できる機能です。トラリピの良さが現れた好例です。

 

マネパ半自動トラリピ1月度EUR/JPY考察

こちらも再び、下のチャートは1月度にマネパの半自動トラリピの取引履歴を書き加えたものです。

ココブロマネパの狭スプレッドの例

 

マネパはマネスクのトラリピの場合と比べ、たくさんの注文が決済されています。特に1/3と1/8の121.2円の買い注文決済のところに着目して下さい。

121.2円のところで、マネースクエアのトラリピは決済注文が執行されていません。一方で、マネーパートナーズでは決済注文が執行されています。

同じ通貨ペアで同じ指値なのに執行されたりされなかったりするの?

これは、ずばり、マネーパトナーズのスプレッドが狭いという特徴が現れた結果です。

以下が説明のためのイメージ図です。上がスプレッドが狭い場合、下がスプレッドが広い場合です。

ココブロスプレッドの違いの説明図

 

今回の場合だと、マネーパートナーズの方は、1/3にASK最安値は120.176円でした。それに対し、マネースクエアのASK最安値は120.213円でした

買い指値はどちらも120.2円です。マネーパートナーズの方は約定されたけど、マネースクエアの方は約定されなかったということです。

同じことが1/8にも起こっていました。マネーパートナーズの方は、1/8にASK最安値は120.179円でした。それに対し、マネースクエアのASK最安値は120.218円でした

1/8もマネーパートナーズの方は約定されたけれども、マネースクエアの方は約定されませんでした。

このように、同じ通貨ペアであっても、FX業者のスプレッドの違いによって、指値注文ラインにぎりぎり達しないことがある、ということが実証できました。

 

興味深い実験結果(自画自賛)

ということで、1月度はマネーパートナーズの方が利益は多かったですが、この結果だけでマネーパートナーズの方が優れているというつもりはありません。

マネーパートナーズの方がたしかにスプレッドは狭いですが、トラリピの方も決済トレールが機能していることも確認できました。

重要なのは、どちらもちゃんと稼いでくれているという事実です。

トラリピは長期運用が基本

なので、たかだか1ヶ月の結果では何も結論めいたことを言うことはできません。。

引き続きデータを取っていきたいと思います。

、、、データを取っていきたいのですが、残念なことにEUR/JPYは買いトラリピゾーンに入ってしまいました。

マネスクの方は買いトラリピを中止しているので、指を加えている状態です。この機会損失はもったいないけれど、NZD/USDやAUD/USDで悲惨なマイナススワップを味わい中なので、これ以上の損失を避けるために、苦肉の策として中止しています。

マネスクさん、ハーフ&ハーフさせて下さい!

 

一方で、マネパの方はマイナススワップがそれほど大きくないので、ハーフ&ハーフで運用継続していく予定です。

 ココがマイナススワップの買いトラリピで血祭りにあうか、乞うご期待!?

 

以上、2020/1月度のEUR/JPYトラリピ実績比較でした。

 

マネースクエア

 

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