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【FX】マネパ_連続予約注文2020年7月度実績

【FX】マネパ_連続予約注文2020年7月度実績のタイトル図

マネーパ-トナーズの連続予約注文を使ったグリッドトレードの2020年7月実績を公開

 

管理人ココは、マネーパートナーズ (以下、マネパ)でグリッドトレードをしています。本記事では、マネパの連続予約注文を利用した、ほったらかしグリッドトレードの2020年7月度実績を公開します。

 

グリッドトレードはFXの投資手法の一つです。

自動売買型のグリッドトレードは、取引ルールを一旦設定してしまえば、そのルールに従って24時間・自動で淡々とトレードを繰り返してくれます。マネースクエア社が提供するトラリピが有名です。

日々為替チャートに張り付く必要がなく、為替の値動きを予想したり、上げ下げに一喜一憂する必要はありません。忙しくて為替相場に貼り付けない人や、為替相場を読む能力がない人でもできます。

また、FXでも株でも、投資はできるだけ感情を入れずに、決めたルール通りに行動することが大事、というのがココの持論です。

この点で自動売買は、個人の感情や裁量を入れる余地がない点も、ココが気に入っているポイントです。

逆に言うと、自動売買ルールを一旦設定してしまうと、ほとんどやることがありません。取引すること自体が好きな人には向かない手法かもしれません。

またグリッドトレードは、短期間に2倍、3倍といった大勝できる手法ではありません。コツコツと地味に小さな利益を積み重ねていく手法です。一攫千金狙いの方には向かない手法でしょう。

ココはマネースクエア社のトラリピ と、マネーパートナーズの連続予約注文 の両方でグリッドトレードをしています。

 

マネーパートナーズの連続予約注文は、他の自動売買系FX業者よりも低コストなことが特徴の一つです。トラリピよりも一手間掛かりますが、ココがマネパでもグリッドトレードをしている理由です。

手間といっても、実際には最初の設定だけです。一旦設定してしまえば、ほぼほったらかしで稼働できています。

 

もう裁量取引をすることはないね(キッパリ)

 

ココは執筆時点で、この連続予約注文を使ったグリッドトレードを4つ稼働させています。いずれも低リスクが特徴です。実際に、コロナショックでもロスカットされてしまうかも、というような心配は全くなかったです。

  • CAD/JPY 2019年9月~ 予算10万円
  • CAD/JPY 2020年8月~予算100万円
  • EUR/JPY 2019年12月~予算100万円
  • AUD/NZD 2020年7月~ 予算10万円

では、各通貨ペアの設定方法とその実績を公開します。

連続予約注文を使ったグリッドトレードとは

はじめての方向けに、連続予約注文を使ったグリッドトレードについて説明します。

知っている人はすっ飛ばしてね

クリックしてすっ飛ばす

 

マネーパートナーズの連続予約注文は、トラリピのようなグリッドトレード専用ではないので、レンジの上限と下限を決めて、その間に、トラップ(グリッド)を張り巡らせるような、便利な注文機能はありません。連続予約注文とは、1つの注文を、最大20回まで自動で繰り返し注文してくれる便利な注文機能のです。しかしこの連続予約注文を、トラップ本数分注文を繰り返せば、グリッドトレードが可能となります。

基本となるのは1つのIFO注文です。この図はIFO注文の例です。

IFO(IFD-OCO)注文の説明図

このIFO注文を、注文値をずらしながら複数本並べるように連続予約注文をすると、、、、グリッドトレードの出来上がり!

IFO(IFD-OCO)注文の説明図

ということで、最初の注文設定の時に、トラップを1本1本注文を入れる必要があるので、多少手間がかかります。しかし一旦設定してしまえば、 ほぼノーメンテで稼働させることができます。

 

IFO注文の詳細はこちらの記事をどうぞ↓

 

連続予約注文CAD/JPY#1

                

ココは、執筆時点でCAD/JPYを2つ稼働させています。CAD/JPY#1は、予算10万円お手軽バージョンです。

CAD/JPY#1の特徴

・低予算:10万円

・低リスク:コロナショックも余裕で耐えた

・まずまずの成績:7月末時点の確定利益年利換算9.6%

CAD/JPY#1の設定

ココのCAD/JPY#1の設定は、下の図の左側です。右側は、後述のCAD/JPY#2の設定です。レンジやトラップ幅は両者は全く同じです。CAD/JPY#2はCAD/JPY#1よりも予算を10倍とし、取引単位も10倍の1,000通貨単位としています。稼働初期段階での強制ロスカットレートは、全く同じです。また、CAD/JPY#2の方は、後述の通りゾーンスワップ法を適用しています。

CAD/JPY#2は予算も100万円と多めで、ココがゾーンスワップ法と名付けたテクニックを使っているので、初心者向けではありません。

一方で、このCAD/JPY#1は予算が10万円で、シンプルな設定なので初心者にもとっつきやすいかと思います。

ココの連続予約注文CAD/JPYの設定

CAD/JPY#1の狙いの利益幅は50pips(0.5円幅)としています。

 

ココの連続予約注文の設定を、チャート上に設定を表したのものが以下の図です。この設定で、コロナショックにも余裕で耐えられました。強制ロスカットされる為替レートは、約61.5円です。リーマンショック時の暴落にも耐えられるように設定しています。

ココの連続予約注文CAD/JPYの設定とチャート図の重ね書き

このロスカットラインは、マネースクエアのトラリピ運用試算表(ログインが必要)に基づくものです。

マネパの必要証拠金の計算方法は、マネースクエアとは異なり、マネパ方式で計算した場合は、62.27円です。ココのロスカットレートは、十分なマージンをとった設定にしているので、あまり細かいことは気にせず、普段はトラリピ方式でロスカットレートを見積もっています。

 

CAD/JPY#1の7月度の実績

CAD/JPY#1、2019年10月以降の確定利益の推移をまとめると、以下のとおりでした。

7月度は8回の決済がありました。稼働開始後7,962円の確定利益を上げてくれています。

ココの連続予約注文CAD/JPY#1の実績表とグラフ

また、7月末時点の建玉状況は以下のとおりでした。

評価損益は-3,628円(=-3672円+43.91円)でした。

ココの連続予約注文CAD/JPY#1の実績表とグラフ

このCAD/JPY#1には、10万円の資金を投入しているので、稼働開始後の7,962円の確定利益は、年率換算で+9.6%の利益率に相当します。含み損まで考慮した時価損益に対しては、年率換算で+5.2%に相当します。

グリッドトレードは、基本的に、常に含み損を抱えながら利益を積み上げていく手法なので、ココは含み損は気にしていません。ロスカットされないようにだけ気をつけています。

以上が、CAD/JPY#1の7月度の実績でした。

 

連続予約注文CAD/JPY#2

CAD/JPY#2は、8月より稼働開始したので、来月から実績を公開できます。

CAD/JPY#2の設定

CAD/JPY#2の設定はコチラ

 

連続予約注文EUR/JPY#1

ココが稼働させているEUR/JPYの特徴です。

EUR/JPY#1の特徴

・予算:100万円

・低リスク:コロナショックも余裕で耐えた

・良好な成績:7月末時点の確定利益年利換算18.9%

EUR/JPY#1の設定

ココのEUR/JPY#1の設定です。ハーフ&ハーフで運用しています。

ココの連続予約注文EUR/JPYの設定

EUR/JPY#1の狙いの利益幅は100pips(1円幅)としています。

 

ココの、連続予約注文の設定を、チャート上に設定を表したのものが、以下の図です。ハーフ&ハーフ設定とすることで、100万円の資金で40円もの値幅をカバーできています。

ココの連続予約注文EUR/JPYの設定とチャート図の重ね書き

このロスカットラインは、マネースクエアのトラリピ運用試算表(ログインが必要)に基づくもので、厳密にはマネパロスカットラインとは異なります。

 

EUR/JPY#1の7月度の実績

EUR/JPY#1の2020年1月以降の確定利益の推移をまとめると、以下の通りでした。

7月度は2回の決済がありました。稼働開始後110,178円の確定利益を上げてくれています。

ココの連続予約注文EUR/JPY#1の実績表とグラフ

 

また7月末時点の建玉状況は以下の通りでした。

評価損益は-21,030円(=-21070円+40.1円)でした。

ココの連続予約注文EUR/JPY#1の建玉状況

このEUR/JPY#1には、100万円の資金を投入しているので、稼働開始後の110,178円の確定利益は、年率換算で+18.9%の利益率に相当します。含み損まで考慮した時価損益に対しては、年率換算で+15.3%に相当します。

CAD/JPY#1のセクションでも述べた通り、グリッドトレードは、基本的に常に含み損を抱えながら利益を積み上げていく手法なので、ココは含み損は気にしていません。とにかくロスカットだけはされないように注意しています。

以上が、EUR/JPY#1の7月度の実績でした。

 

連続予約注文AUD/NZD#1

6月末(実質的に7月)から、新たにAUD/NZDペアを稼働させました。

まだ稼働させたてホヤホヤで、7月に初めての決済がありました。

EUR/JPY#1の特徴

・予算:10万円

・低リスク:過去18年のチャートをカバー

・成績:未知数???

AUD/NZD#1の設定

ココのAUD/NZD#1の設定です。売りレンジのみです。

ココの連続予約注文AUD/NZDの設定

AUD/NZD#1の狙いの利益幅は、70pips(0.007NZD幅)としています。

 

ココの、AUD/NZDの連続予約注文の設定を、チャート上に設定を表したのものが以下の図です。過去5年だけに限ってみれば、ハーフ&ハーフ運用ができそうな、きれいなレンジ相場です。

強制ロスカットされる為替レートは1.22NZDです。設定時は20万円入金していたと思っていたのですが、10万円だったのでこのような中途半端なところに強制ロスカットラインがあります。もし20万円入金していたら、ロスカットレートは1.41NZDで、過去の最高値をカバーする予定でした。

ココの連続予約注文EUR/JPYの設定とチャート図の重ね書き

前述のCAD/JPYとEUR/JPYは、マネースクエアでも取り扱っている通貨ペアです。しかしこのAUD/NZDはマネースクエアで取り扱っていません(執筆時点)。トラリピ向けの通貨ペアだと思うのですが、なぜなんでしょうね。

AUD/NZDをEUR/JPYのようにハーフ&ハーフで運用しない理由は・・・

 

マイナススワップアレルギー持ちです

 

というのは半分は冗談です。実際前述のEUR/JPY#1の買いポジションはマイナススワップですが、ハーフ&ハーフで運用しています。

参考までに、マネパnanoのEUR/JPYとAUD/NZDのスワップポイント(執筆時)を示します。

マネパnanoのEUR/JPYのスワップポイント

マネパnanoのAUD/NZDのスワップポイント

EUR/JPYは、買いのスワップポイトがマイナス側で、1万通貨あたり-17円/日です。これはココにとって許容範囲です。

また、AUD/NZDは買いのスワップポイントがマイナス側で、1万通貨あたり、-7.7円/日です。EUR/JPYのマイナススワップが許容範囲なら、これは許容範囲のはずですが、未稼働・未経験なので断定はできません。

少なくとも言えるのは、マネースクエアのトラリピのAUD/USDの1万通貨あたり、-70円/日のマイナススワップには耐えられず、稼働を停止しました。

スワップポイントは、各国の政策金利、FX業者の営業戦略、需給などによって決まることであり、マイナススワップ自体は避けられないことです。それをどの程度許容できるかは、個人差があるかと思っています。あくまでココの場合は、-70円/日が実体験上で許容範囲外だったということです。

マネパAUD/NZDの-7.7円/日は、多分ココにとって許容範囲だと思っていますが、今の為替レートは売りレンジに入っているので、買いレンジを稼働させるかどうかの決断は先送りとしました。

 

ココがマネスクのAUD/USDのマイナススワップに耐えられなかった記事はコチラ

念の為補足すると、グリッドトレードはマイナススワップだと儲からないというわけではありません。実際、トラリピのAUD/USDはトータルプラスで閉じることができました。あくまで、ココが気持ち的に嫌で許容範囲外だったということです。

 

投資に感情をいれるべきじゃないですが、まだまだ未熟です・・・

 

 

AUD/NZD#1の7月度の実績

決済1件だけで、まだ実績を語れる状態にありません。

ココの連続予約注文AUD/NZD#1の実績表とグラフ

また7月末時点の建玉状況は以下の通りでした。評価損益は-274円(=-274.9円+1.24円)でした。

ココの連続予約注文AUD/NZD#1の建玉状況

AUD/NZDは、地理的、経済的に近いオセアニア両国のペアなので、グリッドトレード向きのペアだと思います。実際多くの方が手動トラリピ等で利益を挙げておられます。

以上が、AUD/NZD#1の7月度の実績でした。

 

マネパの連続予約注文のメリットとデメリット

ここでは、ココが実際に使って感じた、マネーパートナーズの連続予約注文のメリットとデメリットを示します。

😍100通貨単位で取引可能

😍取引コストが安い

😍グリッドトレード向きの取り扱い通貨ペアが多い

😍約定力が安定している

😭連続予約注文が最大20回までしか出来ない

😭逆指値注文のエントリーが出来ない

順に説明します。

 

100通貨単位で取引可能

マネーパートナーズ(Nano)の優れた特徴の一つは、取引最小の通貨単位が100通貨であることです。多くのFX業者は1,000通貨単位なので、その1/10です。より少ない投資額でFXができます。

この記事にあるように、ココは、100通貨取引のCAD/JPY#1、500通貨取引のAUD/NZD#1、1,000通貨取引のEUR /JPY#1とCAD/JPY#2を、それぞれ稼働させています。

そして、例えば、EUR /JPY#1と全く同じ設定で、取引数量だけ1,000通貨でなく100通貨で行えば、投資資金は1/10の10万円で同リスクで運用できます。

もちろん、その場合の利益も1/10になりますが、レンジとトラップ値幅、トラップ本数は同じなので、ロスカットリスク(ロスカットされる為替レート)は同じです。

同様に、AUD/NZD#1は、500通貨の通貨量を10万円の資金で稼働させています。これを100通貨で取引する場合は、1/5の2万円で、同リスクで運用できます。

トラリピは1,000通貨単位以上の取引しかできないので、どうしても必要な資金は多めになります。100万円単位の資金を用意しなくても、トラリピ的運用ができるのは、マネーパートナーズの大きなメリットです。

もう少し補足すると、マネーパートナーズには、 「パートナーズFX」という口座と、「パートナーズFX nano」という2つの口座があり、最小単位は前者は1万通貨、後者が100通貨です。ココは後者のパートナーズFX nanoで取引しています。

マネーパートナーズの2つの口座の比較表

 

取引コストが安い

マネースクエアのトラリピは、グリッドトレードに特化したシステムを提供していて、設定の仕方もわかりやすく簡単で、運用試算表などのツールも充実しています。その分、他のFX業者よりも取引コストは高めの傾向です。マネースクエアのトラリピもマネパの連続予約注文も、取引手数料自体は無料です。ここでいう取引コストとは、スプレッド差とスワップポイントです。

ココはマネスクとマネパの両方でEUR/JPYを稼働させているので、一例としてEUR/JPYを比較した結果を以下に示します。

マネースクエアとマネーパートナーズの比較図(EUR/JPY)

あくまでココが調べた時点の結果であり、スワップやスプレッドは刻々と変動するし、通貨ペアにもよります。しかし、ココがウオッチしている限りは、マネパの方がコスト面で軍配が上がる結果でした。

 

グリッドトレード向きの取り扱い通貨ペアが多い

以下は執筆時点の取り扱い通貨ペア数です。通貨ペア数はマネパの方が多いですが、大きな差があるわけではありません。

・トラリピ  13通貨ペア

・マネパnano 18通貨ペア

ココ的には、グリッドトレード向きの通貨ペアは、先進国同士の通貨ペアであって、かつ、長期でレンジ形成している通貨ペアの数が多いほど望ましいです。

この観点で、トラリピになくてマネパnanoにあるのは、EUR/GBPとAUD/NZDです。当記事にもあるように、AUD/NZDは既に稼働中です。

 

約定力が安定している

ココは、いくつかのFX業者の口座を持っていますが、マネーパートナーズの取引では。これまで一度もスリッページ(約定価格が指値からずれること)が発生したことはありません。他の自動売買系FX業者は、経験上それなりにすべります。

 

連続予約注文が最大20回までしか出来ない

連続予約注文は便利な機能ですが、繰り返し注文回数は最大でも20回までしか設定できません。この点では、メンテフリーのトラリピに対するデメリットです。

しかし、CAD/JPY#1は執筆時点で稼働開始から344日が経過していますが、現時点で最も繰り返し回数の多い注文における繰り返し回数は17回で、今18回目の新規注文のスタンバイ中です。あくまでココの経験上の話であり、通貨ペア、設定、為替の値動きにもよりますが、1年ぐらいはノーメンテでいけそうな手応えがあります。

なお、この最大回数の上限を挙げてほしいという要望は、マネパにも届いているようで、HP上では現在検討中とありました。

 

連続予約注文で逆指値注文のエントリーが出来ない

連続予約注文は便利な機能ですが、逆指値注文のエントリーができません。例えば、現在のレートが1$=100円の時、100円を超えるレートでの買いの連続予約注文ができないということです。トラリピなら現在のレートに関係なく設定ができますので、デメリットになります。

裏技もあるのですが、ココが、為替レートが上がったときにすかさず注文するようにしています。

この逆指値注文の要望も、マネパに届いているようで、HP上では現在検討中とありました。

 

以上、7月度の実績でした

 

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