アラフィフ主婦のFXトラリピ 2020年11月度実績を公開!
今月の確定利益は59,980円、開始後の累積確定利益は515,112円となりました。
本記事では、ココの11月度のトラリピ実績を公開します。
ココのトラリピ設定は低リスク設定がウリです。3月のコロナショックも、追加資金の投入無しで余裕で乗り切ることができた設定です。
トラリピ とは、FXの自動売買手法です。
一度取引ルールを設定してしまえば、設定したルールに従って24時間、自動でココの代わりにトレードしてくれます。
CAD/JPY:100万円
NZD/USD:100万円
EUR/JPY:120万円
AUD/JPY: 50万円
AUD/USD:100万円(中止→予備資金化)
AUD/NZD:110万円
現在、570万円をトラリピ口座に投入し、複数ペアで稼働中です。AUD/NZDは、2020/9/26から稼働開始しました。
いずれの通貨ペアでも、ロスカットされないようにかなりリスクを抑えた設定にしています。
・通貨ペア分散
・低レバレッジ運用
・長期投資
・欲張らない
ココは基本的に毎週日曜日にトラリピ口座をチェックし、トラリピの週次実績を毎週日曜日に tweetしています。
それでは、2020年11月度のトラリピ実績を公開します。
集計期間は、2020/11/2~2020/12/6です。
2020年11月度のトラリピ運用実績
トラリピの11月度実績は以下の通りでした。
※各通貨ペアをクリックすると、設定に飛びます。
ココがトラリピを始めてから1年11ヶ月が過ぎました。途中コロナショックがありましたが、全く危なげなく、むしろ稼ぎ場となりました。
その後も地味にコツコツ利益を積み重ねてきました。
そして、今月の実績は以下の通りでした。
今月の確定利益:59,980円
今月末時点の含み損:-127,870円
累計確定利益:515,112円
AUDNZDが気を吐いて頑張ってます
時価評価額(累計確定利益から評価損(含み損)を引いた損益は、+387,242円でした。
時価評価額とは、もし仮に今トラリピの保有ポジションを全て解除、つまり、含み損をすべて現実の損失として確定させた場合の損益のことです。
でも、評価損はあくまで一時的な含み損です。強制ロスカットされてしまって、現実の損失にならない限りは心配無用です。
なぜなら、トラリピは仕組み上、含み損が将来の利益に変わることを期待した投資手法だからです。
現に、コロナショックさなかの3月19日時点では、ココの含み損は113万円を超えました。
113万円という金額は大きいのですが、その時でも、証拠金維持率は1,589%と、まったくロスカットされる心配はありませんでした。
もちろん、あわてて追加資金を投入したりはしていません。
その後、相場の回復にともなって含み損はだんだんと減っていき、確定利益として積み上がっていきました。
このように、予めロスカットされないように低リスクな設定にしておけば、◯◯ショックがを恐れるす必要はありません。
トラリピは、ロスカットされなければ勝ち組!
下図は稼働開始後から11月度末までの各通貨ペアの月間推移グラフです。
評価損の折れ線グラフはジグザグしながら上がったり下ったりしながらも、棒グラフの確定利益は、着実に増えていることが分かります。
地味だけど超安定!
FXって、ギャンブルのように危ない投資だと思われる方が多いと思います。ココも昔はそう思っていました。
実際、レバレッジを掛けることができるので、やり方によってはとてもハイリスクな投資(投機)になりえます。
しかし、低リスクで稼働するトラリピは、むしろ地味な投資手法です。コツコツと小さな利益を積み重ねていく手法です。
これは、トラリピをやる前のFXのイメージと大きな違いでした。
またココは、為替相場を分析したり予測することはできません。そもそも普段はチャートすらチェックしません。
それでもこのように実際に利益が積み上がっていくのが、トラリピの気に入っているところです。
こちらは、11月度末時点のトラリピの口座状況です。
11月度末時点の実質レバレッジは1.43倍、証拠金維持率は1,758%でした。
なお、レバレッジ倍率や証拠金維持率の実績を当ブログで公開していますが、レバレッジ倍率や証拠金維持率の数字でトラリピ設定のリスク管理を行っていません。あくまで実績値データとして公開しているだけです。
ココは、トラリピ稼働開始前に、為替レートがどこまで下がっても(上がっても)強制ロスカットされずに耐えられるかを事前に見積もることで、トラリピのリスク管理をしています。
そうすることで、いったん稼働させてしまえば、日々の値動きに一喜一憂しなくて済みます。
トラリピは、数あるリピート系FX手法の中でも、比較的リスク管理のしやすい手法だと思います。詳しくは以下の記事で書いています。
トラリピで負けない方法
・レンジ形成されている通貨ペアを選ぶ
・絶対にロスカットされないように設定する
口座開設は無料
各通貨ペアの状況
続いて、各通貨ペア毎の状況です。
まずは、全通貨ペアの週次実績グラフを示します。今月は、先月に比べて、含み損(評価損益)は103,634円減っていました。
含み損が減ると嬉しく感じますが、含み損はあくまで一時的な損失で、確定損失ではないです。
トラリピは仕組み上、ある程度ポジションを持っている状態、つまり含み損を抱えている状態でないと、将来の利益につながりません。
なので、適度に含み損を抱えた状態が健全な状態ということです。現状は証拠金に対して含み損が少なすぎるので、もっと増えてほしいぐらいです。
グラフを見れば、含み損(破線の折れ線グラフ)が増えたり減ったりしながらも、確定利益(棒グラフ)が確実に積み上がっていることがわかります。
ここから先は、各通貨ペアについての詳細です。
トラリピCAD/JPY
まずは、こちらがココのトラリピCAD/JPYペアの稼働後の週次推移です。
CAD/JPYペアのトラリピは、稼働後から順調に安定して利益を出してくれています。とてもトラリピ向きの通貨ペアです。
11月の確定利益は9,563円と、しっかりと稼いでくれていました。
CAD/JPYはトラリピの代表格
今月はイマイチでしたが、それでもCAD/JPYはほぼ毎月安定して稼いでくれる、優等生通貨ペアです。個人的には、トラリピといえばまずは、CAD/JPYって感じです。
CAD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピCAD/JPYは、ハーフ&ハーフ設定ではなく、買いトラリピのみ稼働させています。
買いレンジは69.8円~89円と広くとっています。現在の為替レートは、買いレンジの中央付近にいるのでロスカットは心配ないでしょう。
買いトラリピだけを設定していたのは、理由が2つあります。稼働時には、買いレンジでだったので、売りトラリピの設定を急いで行う必要性がなかったこと、また売りポジションのマイナススワップが大きかったので(例えば、2019/12月は、1万通貨あたり-53円/日でした)、様子見していたことです。
しかしその後、CAD/JPYはスワップゼロゼロキャンペーンが始まり、それが終わった10月はじめには、売りポジションのマイナススワップがだいぶ小さくなりました。
スワップはプラスが望ましいですが、マイナスでも小さければトラリピ稼働中の変動差益でカバーできる可能性が高くなります。
これなら許容範囲かも!
同じ自動売買系のトライオートFXと比較しても、売りポジションのマイナススワップがかなり小さいです。その差は実に9倍!
スワップポイントが超良心的なみんなのFX でも-4円です。トラリピのシステム込みで-5円は破格に感じるのですが、でマネースクエアさんはなぜこれを宣伝しないんだろう!?
ココのCAD/JPYのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピNZD/USD
続いて、NZD/USDです。こちらがココのトラリピNZD/USDペアの稼働後の推移です。
11月の確定利益は10,081円でした。
今月のグラフ、いびつだけど、、、
実はグラフを改ざんしました、、、ではなくて、マイナススワップポイントが溜まっていたポジションを精算しました。
変動差益がプラスとなっているポジションとマイナスのスワップ損を相殺するように精算しました。
なので緑上凸と橙下凸が同じぐらいになってます
そしてこちらがNZD/USDの月足チャートと、ココのトラリピ設定です。
コロナショック時には買いレンジをレンジアウトしてしまったのですが、なんと今は売りレンジです。
売りポジションはプラススワップなので精神的に穏やかになれるのがいいですね。
NZD/USDは、トラリピでは貴重なドルストレートペアです。
クロス円ペアと一緒に稼働させることで、通貨ペア分散効果が高まることを期待しています。
ココNZD/USDのトラリピ設定の詳細はコチラ
トラリピEUR/JPY
つづいてEUR/JPYです。こちらはココのトラリピEUR/JPYペアの稼働後の推移です。
ココのEUR/JPYは、稼働当初はハーフ&ハーフでしたが、現在は売りトラリピだけを稼働中です。
10月の確定利益は2,800円でした。
ココのトラリピの稼ぎ頭ですが、11月は少なめでした
そしてこちらが、EUR/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
なお、トラリピで資金効率の良い方法であるハーフ&ハーフでの稼働を途中でやめて、売りトラリピだけにしました。
理由は、買いポジションのマイナススワップが大きいからです。
下の図は、ココがFXでメインで活用している、マネーパートナーズとマネースクエアの、EUR/JPYのスワップポイントの比較です(執筆時点)。
買いポジションは、マネパ もマイナスのスワップポイントです。しかも最近ジワジワと大きくなっています。
それでも、マネスクの方がまだまだ大きく、ココの許容範囲内ではないので、ハーフ&ハーフで稼働させることはしません。
一方マネパでは、ハーフ&ハーフで稼働させています。
マネパの関連記事はこちら↓
ココのEUR/JPYのトラリピの初期設定の記事はコチラ↓
トラリピAUD/JPY
続いてAUD/JPYです。こちらはココのトラリピAUD/JPYペアの稼働後の推移です。
10月の確定利益は4,800円でした。AUD/JPYは他の通貨ペアの半分しか資金投入していないにもかかわらず、善戦してくれました。
そしてこちらがAUD/JPYの月足チャートとココのトラリピ設定です。
ココのトラリピAUD/JPYは、売りレンジと買いレンジの間にポジションを持たない空白地帯がある、変則的な設定です。
これは、コロナショック後に、追加資金なしで、かつ強制ロスカットレートを上げることなく、買いレンジ下限を広げるという設定変更を行ったためです。
ココは、この手法をゾーンスワップ法 と名付けています。
あくまで一時的な処置で、空白地帯に為替レートが到達しつつあるので、そろそろゾーンスワップ法の再設定が必要です。ゾーンスワップ法は攻守で優れた手法です
でた、自画自賛
ココのAUD/JPYのトラリピ最新設定詳細はコチラ↓
ココのAUD/JPYのトラリピの初期設定詳細版はコチラ↓
そしてAUD/JPYの利益幅変更の記事はコチラ
トラリピAUD/USD
次はAUD/USDです。ココは7月末に、トラリピAUD/USDの全ての買いトラリピの建玉(ポジション)を強制決済し、買いトラリピの設定を解除しました。
そして、9月末にAUD/NZDを稼働させる際に、残っていた売りトラリピの設定も解除しました。
解除したものの、このAUD/USDは、トラリピに適した通貨ペアだと今でも思っています。
先進国同士の通貨ペアだし、長期でレンジ形成しているし、なんと言ってもAUD/USDはドルストレートペアなので、クロス円の多いトラリピにおいては、貴重な存在です。
そんな、トラリピ向けの通貨ペアのAUD/USDですが、ココがやめようと思ったのは、買いポジションを保有した時のマイナススワップの大きさです。
AUD/USDの月足チャートと設定解除前のココのトラリピ設定はコチラです。
最近AUD/USDは急上昇し、ハーフ&ハーフの位置にだいぶ近づいてきました。売りレンジ突入までもう一息です。ガンバレ!
売りレンジに入ったらまた稼働させるかも
ココのトラリピAUD/USDペアの稼働後の推移です。
グラフで80週目あたりから、時価損益が横横になっていて、評価損益がゼロになっているのは、上述の通り、全てのポジションを清算したためです。
含み損が少なくなったタイミングでの全清算だったので、グラフに示すようにダメージはほとんどありませんでした。
実際に、トータルプラスで抜けられたので、結果オーライです。
なお、稼働当初の設定はコチラです↓
トラリピAUD/NZD
最後はAUD/NZDです。この通貨ペアは9月末に、トラリピに新たに追加されました。
サービス開始後、11/20時点で注文量が7億通貨を突破したとのことです。
2020年9月26日にリリースした新通貨ペア「豪ドル/NZドル(オージー・キウイ)」のご注文量が「7億通貨(円換算530億円相当)」を突破したがぅ🇦🇺🇳🇿
— トラリピ|マネースクエア公式 (@MONEYSQUARE_inc) November 20, 2020
みんな取引してくれてありがとがぅ💕
これからもマネースクエアをよろしくがぅ✨https://t.co/hCqTq6NKqk#トラリピ #オージーキウイ pic.twitter.com/3MQVN3lTzJ
7億通貨? 桁が大きすぎてどれだけすごいのか分かりませんが、オメ🎉
ココのAUDNZDは今のところ順調に推移しています。今後に期待したいです。
最近の稼ぎ頭!
ココAUD/NZDのトラリピ設定の詳細はコチラです。通常のハーフ&ハーフではなく、コア領域を一部両建てし、更に、重み付けをしています。
ココのAUD/NZDの設定は他の通貨ペアに比べると、少し攻めた設定です。それでも、簡単にはロスカットされないように、設定しています。
上の図では、上側の強制ロスカットラインは1.16NZDですが、AUD/USDのトラリピ解除にともなう資金100万円が予備資金として口座に残ったままです。
それも勘案すると、強制ロスカットラインは下図のように1.265NZDです。
AUD/NZDのチャートは、5年スパンと20年スパンでは景色が全く違うので、注意が必要です。
AUD/NZDについては、こちらの記事で、設定の考え方を詳しく解説しています↓
トラリピ各通貨ペアの設定
トラリピの各通貨ペアの設定内容とその設定根拠は以下のリンクから確認できます。
トラリピ今後の戦略
大きな戦略変更は考えていません。手元のまとまった資金を、トラリピに入れるか、マネパに入れるか、株に入れるか迷ってます。
EUR/GBP(ゆろぽん)がトラリピに加わってくれたら参戦したいです。
以上、ココのトラリ11月度の実績でした。
大勝ちを狙わず、退場しないことを優先
そのために、
・分散投資(通貨分散)
・低リスク運用(欲張らない)
ことを心がけています。
口座開設は無料
口座開設方法は、はこちらの記事→トラリピ口座開設方法 で詳しく解説しています。